公開日 2009/10/10 23:49
Nmodeの1bitデジタルアンプ「X-PM2」登場/47研のUSB搭載マルチパーパスDAC参考出品
ハイエンドショウ2009レポート
本項ではCルームから、1bitデジタルアンプを出展するリリックや、四十七研究所、amm sound lab、ホームシアターシステムズのブースの注目製品についてお伝えしよう。
■リリック
リリックのブースには、10月7日に発売されたばかりのNmodeの1bitデジタルプリメインアンプ「X-PM2」がお目見えしている。
(株)リリックは、シャープ在籍時に1bitデジタルアンプの開発を手掛けた布村氏が立ち上げた会社。Nmodeブランドの「X-PM2」は、1bitデジタルアンプICを搭載し、12.2MHzの高速サンプリングを行うことで高解像度な音を実現するという。S/N比は100dB。周波数特性は5Hz〜100kHz、全高調波歪み率は0.01%以下としている。定格出力は10W(8Ω時)、15W(4Ω時)。
回路の配線を最短化することで、伝送時の劣化を低減。筐体はフロントパネルがアルミで、天板は板金。ミニコンサイズのコンパクトな奥行きで設置性が高い。
また、消費電力が低いのも特徴のひとつで、駆動時は7.2W、アイドル時は3.1Wとなっている。
ブースでは「X-PM2」はもちろん、アナログアンプを搭載した前モデル「X-PM1」や同社のCDプレーヤー「X-CD1」なども試聴できるので、是非訪れてみていただきたい。
■四十七研究所
四十七研究所のブースには、USBを搭載したDACの試作機「4733」が展示されている。こちらはUSBだけでなくライン入力も備えているほか、出力2Wのプリアンプを搭載。USB DACとしてのみならずヘッドホンアンプにも使えるなど、マルチに活躍できるモデルだ。価格は10万円以内になる予定で、来春の発売を見こんでいるという。
そのほかUSB DACとしては、信楽焼の筐体を使用した「4732」も展示されている。コンパクトな本体と、本体を上回る大きさの立派な電源部を備えている。ひとつひとつ手作りされているという信楽焼の筐体は、デザイン性も高い。
また、好評を博しているアナログFMチューナー「4730」も登場している。特徴はなんと言っても三連エヤーバリコンを搭載し、高音質にこだわっているところ。ブルーに照らし出されたインジケーターにも所有欲を駆り立てられる製品だ。こちらと、前述の「4733」は“Midnight Blue”シリーズと呼ばれ、夜の空を思わせるようなスモーキーなブルーの筐体も魅力的だ。
■amm sound lab
amm sound labは、フルレンジスピーカー「AM-105i」のみを訴求する、製品への自信をうかがわせる展示を行っている。
これまでも同社は四十七研究所のスピーカーにユニット提供を行ってきたが、AM-105iは初の独自ブランド発売製品。2008年4月より、ペアで176,800円(税込)にて販売されている。フルレンジで2ウェイや3ウェイに負けない音を再生することを目指したモデルで、10cmフルレンジスピーカーユニットに使われている素材や技術はすべて自社開発したもの。マイクロファイバークロスを使ったコーンやユニットエッジには、独自のコーティングが施されているという。インピーダンスは4Ωで、再生周波数帯域は80Hz〜20kHzとなる。
■ホームシアターシステムズ
ホームシアターシステムズは、同社の特許技術を使用したユニークな無指向性スピーカー「SONNER(ソンネ)」シリーズを出展している。
「SONNER」は、一見すると普通の筒。だが天辺にユニットを上向きに設置したスピーカーなのだ。上だけでなく下からも音が広がり、360度広がる音が特長とのこと。“呼吸するサウンドスピーカー”というキャッチフレーズが付けられている。
また価格も、直径14cmのユニットを搭載した8typeは42,000円(ペア・税込)、直径19cmユニット搭載の12typeは84,000円(ペア・税込)と手頃に設定しており魅力のひとつとなっている。
オプションとしてキャビネットに貼るクロスなども用意。オーストリッチのようなレザータイプや、カーペットタイプなど多彩だ。
また参考出展として、キャビネットに砥部焼の陶器や、伊予の虎竹を使ったモデルも出展。インテリアの一部として置けそうなスピーカーを是非見て/聴いていただきたい。
■リリック
リリックのブースには、10月7日に発売されたばかりのNmodeの1bitデジタルプリメインアンプ「X-PM2」がお目見えしている。
(株)リリックは、シャープ在籍時に1bitデジタルアンプの開発を手掛けた布村氏が立ち上げた会社。Nmodeブランドの「X-PM2」は、1bitデジタルアンプICを搭載し、12.2MHzの高速サンプリングを行うことで高解像度な音を実現するという。S/N比は100dB。周波数特性は5Hz〜100kHz、全高調波歪み率は0.01%以下としている。定格出力は10W(8Ω時)、15W(4Ω時)。
回路の配線を最短化することで、伝送時の劣化を低減。筐体はフロントパネルがアルミで、天板は板金。ミニコンサイズのコンパクトな奥行きで設置性が高い。
また、消費電力が低いのも特徴のひとつで、駆動時は7.2W、アイドル時は3.1Wとなっている。
ブースでは「X-PM2」はもちろん、アナログアンプを搭載した前モデル「X-PM1」や同社のCDプレーヤー「X-CD1」なども試聴できるので、是非訪れてみていただきたい。
■四十七研究所
四十七研究所のブースには、USBを搭載したDACの試作機「4733」が展示されている。こちらはUSBだけでなくライン入力も備えているほか、出力2Wのプリアンプを搭載。USB DACとしてのみならずヘッドホンアンプにも使えるなど、マルチに活躍できるモデルだ。価格は10万円以内になる予定で、来春の発売を見こんでいるという。
そのほかUSB DACとしては、信楽焼の筐体を使用した「4732」も展示されている。コンパクトな本体と、本体を上回る大きさの立派な電源部を備えている。ひとつひとつ手作りされているという信楽焼の筐体は、デザイン性も高い。
また、好評を博しているアナログFMチューナー「4730」も登場している。特徴はなんと言っても三連エヤーバリコンを搭載し、高音質にこだわっているところ。ブルーに照らし出されたインジケーターにも所有欲を駆り立てられる製品だ。こちらと、前述の「4733」は“Midnight Blue”シリーズと呼ばれ、夜の空を思わせるようなスモーキーなブルーの筐体も魅力的だ。
■amm sound lab
amm sound labは、フルレンジスピーカー「AM-105i」のみを訴求する、製品への自信をうかがわせる展示を行っている。
これまでも同社は四十七研究所のスピーカーにユニット提供を行ってきたが、AM-105iは初の独自ブランド発売製品。2008年4月より、ペアで176,800円(税込)にて販売されている。フルレンジで2ウェイや3ウェイに負けない音を再生することを目指したモデルで、10cmフルレンジスピーカーユニットに使われている素材や技術はすべて自社開発したもの。マイクロファイバークロスを使ったコーンやユニットエッジには、独自のコーティングが施されているという。インピーダンスは4Ωで、再生周波数帯域は80Hz〜20kHzとなる。
■ホームシアターシステムズ
ホームシアターシステムズは、同社の特許技術を使用したユニークな無指向性スピーカー「SONNER(ソンネ)」シリーズを出展している。
「SONNER」は、一見すると普通の筒。だが天辺にユニットを上向きに設置したスピーカーなのだ。上だけでなく下からも音が広がり、360度広がる音が特長とのこと。“呼吸するサウンドスピーカー”というキャッチフレーズが付けられている。
また価格も、直径14cmのユニットを搭載した8typeは42,000円(ペア・税込)、直径19cmユニット搭載の12typeは84,000円(ペア・税込)と手頃に設定しており魅力のひとつとなっている。
オプションとしてキャビネットに貼るクロスなども用意。オーストリッチのようなレザータイプや、カーペットタイプなど多彩だ。
また参考出展として、キャビネットに砥部焼の陶器や、伊予の虎竹を使ったモデルも出展。インテリアの一部として置けそうなスピーカーを是非見て/聴いていただきたい。