公開日 2012/04/25 09:30
季刊『Net Audio』vol.06の付録の内容、今回も充実しています!
発売日まであと3日!
季刊『Net Audio』vol.06が4月28日に発売されます。
今回の付録は3アーティストからご提供をいただいた音楽を収録したDVD-ROM。
まずは山下洋輔ニュー・カルテットによるPIT INN LIVEの新録です。2012年3月14日に行われたライヴから、山下洋輔さんのオリジナル曲「キアズマ」、日本古謡の「さくら」と野口雨情作詞・中山晋平作曲で知られる「しゃぼん玉」をご提供いただきました。
「キアズマ」は192kHz/24bitのWAVで、「さくら」「しゃぼん玉」は192kHz/24bit WAVにくわえて96kHz/24bit、44.1kHz/16bitのWAVも収録しました。
山下洋輔さんの“ニュー・カルテット”は、これまでのニューヨーク・トリオなどとは違い、山下さんが20〜30代の若手ミュージシャンと組んで演奏しているグループ。山下さんの演奏は、肘弾きなども飛び出しますが、終始エレガントなことが印象的。挑戦的でアグレッシブな若さ溢れる演奏は若手が引き受け、山下さんは本当に自分が出したい音は何か自分に問いかけ、出したい音しか出さない、しかしそこには静かな情熱がうかがえる、といった演奏になっています。
もうひとつ、付録ディスクに収録されていのは、比石妃佐子さんのファリャ「4つのスペインの曲」。こちらはENZO Recordingsが、2011月11月17日に行われた比石さんのピアノ・リサイタルを収録した2.8MHz/1bit DSD&96kHz/32bit Float WAVの2つの音楽ファイルです。
比石さんはスペイン音楽を研究し、世界に広めている国際的なピアニスト。比石さんの夫君は、あのサグラダファミリア大聖堂の主任彫刻家、外尾悦郎さんであり、ご夫婦ともどもバルセロナにて、芸術活動にいそしんでおられます。
比石さんの、スパニッシュテイストな情熱に溢れた演奏はすこぶる魅力的ですが、同時に、ENZO Recordingsの嶋田 亮さんによる録音の音質の良さも聴きどころとなっています。ENZO Recordingsは同ピアノ・リサイタルを収録時、リアルタイムでUstream中継も行うなど、さまざまなメディアを使って音楽を発信していることでも知られるチャレンジングなレーベルです。
もうひとつ、今回の付録のなかには「¥0ダウンロード」企画(e-onkyo music)があります。
そこからダウンロードできるのは、ジャズシンガー平賀マリカさんとザ・デューク・エリントン・オーケストラが演奏した「A列車で行こう」。小粋な女性ヴォーカルとゴージャズなビッグバンドの競演が織りなす、思わず踊り出したくなるような、スウィング感たっぷりのジャズです。
ネットオーディオの手法を使って音楽を録音したり配信したりすることが、とても身近なものとなってきています。表現者が主体的になって音楽を発信できる、そんな流れを受けて、NetAudio誌も、主体的に新録音企画にのぞんだり、新しい音楽発信にチャレンジするレーベルとの共同企画に取り組んだりしており、今回の付録も、そのひとつだと考えております。
ぜひお手にとって、ご自宅のネットオーディオシステムでお楽しみください。
今回の付録は3アーティストからご提供をいただいた音楽を収録したDVD-ROM。
まずは山下洋輔ニュー・カルテットによるPIT INN LIVEの新録です。2012年3月14日に行われたライヴから、山下洋輔さんのオリジナル曲「キアズマ」、日本古謡の「さくら」と野口雨情作詞・中山晋平作曲で知られる「しゃぼん玉」をご提供いただきました。
「キアズマ」は192kHz/24bitのWAVで、「さくら」「しゃぼん玉」は192kHz/24bit WAVにくわえて96kHz/24bit、44.1kHz/16bitのWAVも収録しました。
山下洋輔さんの“ニュー・カルテット”は、これまでのニューヨーク・トリオなどとは違い、山下さんが20〜30代の若手ミュージシャンと組んで演奏しているグループ。山下さんの演奏は、肘弾きなども飛び出しますが、終始エレガントなことが印象的。挑戦的でアグレッシブな若さ溢れる演奏は若手が引き受け、山下さんは本当に自分が出したい音は何か自分に問いかけ、出したい音しか出さない、しかしそこには静かな情熱がうかがえる、といった演奏になっています。
もうひとつ、付録ディスクに収録されていのは、比石妃佐子さんのファリャ「4つのスペインの曲」。こちらはENZO Recordingsが、2011月11月17日に行われた比石さんのピアノ・リサイタルを収録した2.8MHz/1bit DSD&96kHz/32bit Float WAVの2つの音楽ファイルです。
比石さんはスペイン音楽を研究し、世界に広めている国際的なピアニスト。比石さんの夫君は、あのサグラダファミリア大聖堂の主任彫刻家、外尾悦郎さんであり、ご夫婦ともどもバルセロナにて、芸術活動にいそしんでおられます。
比石さんの、スパニッシュテイストな情熱に溢れた演奏はすこぶる魅力的ですが、同時に、ENZO Recordingsの嶋田 亮さんによる録音の音質の良さも聴きどころとなっています。ENZO Recordingsは同ピアノ・リサイタルを収録時、リアルタイムでUstream中継も行うなど、さまざまなメディアを使って音楽を発信していることでも知られるチャレンジングなレーベルです。
もうひとつ、今回の付録のなかには「¥0ダウンロード」企画(e-onkyo music)があります。
そこからダウンロードできるのは、ジャズシンガー平賀マリカさんとザ・デューク・エリントン・オーケストラが演奏した「A列車で行こう」。小粋な女性ヴォーカルとゴージャズなビッグバンドの競演が織りなす、思わず踊り出したくなるような、スウィング感たっぷりのジャズです。
ネットオーディオの手法を使って音楽を録音したり配信したりすることが、とても身近なものとなってきています。表現者が主体的になって音楽を発信できる、そんな流れを受けて、NetAudio誌も、主体的に新録音企画にのぞんだり、新しい音楽発信にチャレンジするレーベルとの共同企画に取り組んだりしており、今回の付録も、そのひとつだと考えております。
ぜひお手にとって、ご自宅のネットオーディオシステムでお楽しみください。