公開日 2012/10/05 18:25
<ハイエンド>チーム・フォース(1):リリック/サエク/ブランコ/カジハラ・ラボ − 球形スピーカー試作機など
“Evidence Tower”などの音出しも
本日10月5日から有楽町・東京交通会館で開幕したオーディオイベント「ハイエンドショウトウキョウ2012」。本項では、ポーカロ・ラインやリリックなど7社が「チーム・フォース」として合同出展しているDルームのうち、リリック、サエクコマース、ブランコオーディオ、カジハラ・ラボの4社の模様をレポートする。
■リリック
リリックは、Nmodeの1bitデジタルプリメインアンプ「X-PM2F」や、リリックブランド第1弾製品となる真空管プリメインアンプ「V-LA1」などを展示。各社持ち回りで行う音出しデモに「V-LA1」を提供するなどしている。
また、ハイエンドショウ東京2010のときに参考出展されていたパワーアンプ「X-PW1」も参考出展。会期中の3日間とも音出しデモも行う予定としている。
同社スタッフによれば「詳細はまだ未定だが、11月くらいに発売できればと考えている。価格は9万円代後半くらいになるのではないか」とのことだった。
■サエクコマース
サエクコマースは、SUPRAのHDMIケーブル「HD-5」などのケーブル類や、iPhone/iPod/iPad専用の「iStreamer」などHRT社のUSB-DAC、そしてmhiのスピーカーなどを展示。
mhiのスピーカーでは、フロアスタンディングの“Evidence Tower”「MM07A」を参考出展し、音出しデモも実施。同機は「オーディオ&ホームシアター展TOKYO 2011」にも参考出展されていたが、「この1年で音決めなどかなり改良した」(同社スタッフ)とのこと。
フルレンジ ダブル リボントゥイーターを搭載するなど基本的なスペックは変わっていないが、音質がブラッシュアップされているという。この状態で一般ユーザーの前での音出しを行うのは今回がほぼ初めてのことだった。価格は252,000円(ペア・税込)で、「11月初旬から中旬くらいに発売できればと思っている」という。
■ブランコオーディオ
ブランコオーディオでは、独特な形状のスピーカー「R-1」に続く新モデルとして球形の「BALLON」、無指向性スピーカー「CANVAS」という2種類の試作機を参考展示。
「BALLON」は20mm厚の木材を21枚重ね、それを削りだして制作。20cmコアキシャルユニットを搭載している。「R-1はニアフィールド向けの製品だったので、R-1のようなクリアな音をもっと広い場所でも聴けるようなものを作りたかった」(同社スタッフ)という。「最初の段階ではなぜか音が硬い印象になってしまったが、部屋の調音のようなイメージで内部構造を入り組んだものにしたら球体スピーカーのデメリットを解消できた」とのことだった・
「CANVAS」は、前述の通り無指向性のスピーカーで、筐体上部から音が出るというもの。「R-1などはどうしてもリスニングポジションの位置決めがシビアだった。スウィートスポットから移動するなどしてもどこでも良い音を楽しめるようにした」という。デザインも約20種類変更できるとのことで、ブースにも異なるデザインの試作機を複数展示している。
「BALLON」「CANVAS」ともに価格は未定だが年内の発売を予定しているとのことだった。
■カジハラ・ラボ
カジハラ・ラボのブースには、カートリッジやトーン・アーム、ステップアップトランスなどIKEDA Sound Labs.ブランド製品が並ぶ。
新製品としては、10月上旬に250,950円(税込)で発売予定のモノ専用MCカートリッジ「IKEDA 9mono」や、10月下旬に399,000円で発売予定のMCカートリッジ(ボロンカンチレバー)「IKEDA 9TP」などを紹介。そのほか「HBC-MS5000DXLR」を始めとするアーム出力ケーブルなども並べている・
■リリック
リリックは、Nmodeの1bitデジタルプリメインアンプ「X-PM2F」や、リリックブランド第1弾製品となる真空管プリメインアンプ「V-LA1」などを展示。各社持ち回りで行う音出しデモに「V-LA1」を提供するなどしている。
また、ハイエンドショウ東京2010のときに参考出展されていたパワーアンプ「X-PW1」も参考出展。会期中の3日間とも音出しデモも行う予定としている。
同社スタッフによれば「詳細はまだ未定だが、11月くらいに発売できればと考えている。価格は9万円代後半くらいになるのではないか」とのことだった。
■サエクコマース
サエクコマースは、SUPRAのHDMIケーブル「HD-5」などのケーブル類や、iPhone/iPod/iPad専用の「iStreamer」などHRT社のUSB-DAC、そしてmhiのスピーカーなどを展示。
mhiのスピーカーでは、フロアスタンディングの“Evidence Tower”「MM07A」を参考出展し、音出しデモも実施。同機は「オーディオ&ホームシアター展TOKYO 2011」にも参考出展されていたが、「この1年で音決めなどかなり改良した」(同社スタッフ)とのこと。
フルレンジ ダブル リボントゥイーターを搭載するなど基本的なスペックは変わっていないが、音質がブラッシュアップされているという。この状態で一般ユーザーの前での音出しを行うのは今回がほぼ初めてのことだった。価格は252,000円(ペア・税込)で、「11月初旬から中旬くらいに発売できればと思っている」という。
■ブランコオーディオ
ブランコオーディオでは、独特な形状のスピーカー「R-1」に続く新モデルとして球形の「BALLON」、無指向性スピーカー「CANVAS」という2種類の試作機を参考展示。
「BALLON」は20mm厚の木材を21枚重ね、それを削りだして制作。20cmコアキシャルユニットを搭載している。「R-1はニアフィールド向けの製品だったので、R-1のようなクリアな音をもっと広い場所でも聴けるようなものを作りたかった」(同社スタッフ)という。「最初の段階ではなぜか音が硬い印象になってしまったが、部屋の調音のようなイメージで内部構造を入り組んだものにしたら球体スピーカーのデメリットを解消できた」とのことだった・
「CANVAS」は、前述の通り無指向性のスピーカーで、筐体上部から音が出るというもの。「R-1などはどうしてもリスニングポジションの位置決めがシビアだった。スウィートスポットから移動するなどしてもどこでも良い音を楽しめるようにした」という。デザインも約20種類変更できるとのことで、ブースにも異なるデザインの試作機を複数展示している。
「BALLON」「CANVAS」ともに価格は未定だが年内の発売を予定しているとのことだった。
■カジハラ・ラボ
カジハラ・ラボのブースには、カートリッジやトーン・アーム、ステップアップトランスなどIKEDA Sound Labs.ブランド製品が並ぶ。
新製品としては、10月上旬に250,950円(税込)で発売予定のモノ専用MCカートリッジ「IKEDA 9mono」や、10月下旬に399,000円で発売予定のMCカートリッジ(ボロンカンチレバー)「IKEDA 9TP」などを紹介。そのほか「HBC-MS5000DXLR」を始めとするアーム出力ケーブルなども並べている・