• ブランド
    特設サイト
公開日 2013/11/03 09:33

<TIAS>デノン、最高峰ディスクプレーヤー「DCD-SX1」を披露/フォステクス、新旗艦スピーカー「G2000a」

DALIのBluetoothスピーカーも参考出展
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
11月2日より東京・有楽町の国際フォーラムで開催されている「2013 東京インターナショナルオーディオショウ」。本記事ではデノン/DALIとフォステクスのブースの模様をお伝えする。

■デノン/DALI


デノン/DALIのブースで展示とデモのメインに据えられていたのはやはり、先日発売されたディスクプレーヤーの新フラグシップ「DCD-SX1」(関連ニュース)であった。

DCD-SX1は、超低位相雑音水晶発振器(クリスタル)の新採用と専用の安定発振サポート回路の開発により、新世代マスタークロックモジュール「Advanced Master Clock Core」を実現し、価格を抑えながら従来モデルを凌駕する再現性を手中としたモデルとなる。5.6MHz DSDの再生にも対応したUSB-DACを搭載し、さらにUSB入力を含むデジタル入力をマスタークロックで制御する「HD Master Ckock Design」を可能とした点にも注目が集まる。

デノン「DCD-SX1」(上)

デノン伝統の砂型アルミベースやさらに進化したAdvanced S.V.H. Mechanismによる高剛性かつ低重心な新型メカエンジンなど、アナログ的な追い込みも徹底された。会場では筐体内部の公開に加え、本機のメインパーツの展示も行われた。

Advanced S.V.H. Mechanismによる高剛性かつ低重心な新型メカエンジン

デノン伝統の砂型アルミベース

DCD-SX1は、いち早くPCM録音を手がけたデノンの30年にわたるディスクプレーヤーの歴史を集大成となるモデルである点も強調されてきた。ブースでは「DCD-1800」「DCD-S1」など、デノンのディスクプレーヤーの歴史で重要な位置づけとなる製品の展示も行われた。

「DCD-1800」

「DCD-S1」


「DCD-SA1」

「DCD-SX」

ほかにも、デノンのHi-Fiコンポーネントが多数出展。DSD 5.6MHzや192kHz/24bit PCMのUSB入力に対応したSACDプレーヤー「DSD-1500RE」とハイエンド・ヘッドホン「AH-D7100」を組み合わせたデモなどが行われていた。

「DSD-1500RE」の内蔵ヘッドホンアンプで「AH-D7100」を駆動

デノンのカートリッジも展示

デノンのプレーヤー/アンプと組み合わされていたのが、同じくディーアンドエムホールディングスが取り扱うDALIのスピーカーシステムだ。今年2月に発売された最上位シリーズ“EPICON”のスピーカーシステム「EPICON 8」や、同シリーズの姉妹機「EPICON 6」などのトップエンドモデルが、デノンのコンポーネントとの組み合わせで鳴らされていた。

DALIの「EPICON 8」(左)と「EPICON 6」(右)

DALIの主要スピーカーも一斉展示

DALIのBluetoothオーディオシステム「KUBIK FREE」も参考出展された。本機はモノラルタイプのオーディオシステムで、Bluetooth接続したスマートフォンやオーディオプレーヤーの音源をワイヤレスで再生することができる。アンプ非内蔵のパッシブ型「KUBIK EXTRA」も用意され、「KUBIK FREE」と組み合わせてのステレオ再生も可能となる。

DALIのBluetoothオーディオシステム「KUBIK FREE」(右)と対になるパッシブ型スピーカー「KUBIK EXTRA」

各種の操作ボタンは本体側面に配置されている

そのほか、DALI創業30周年を記念したスペシャルエディション「MENTOR MENUET SE」やZENSORシリーズのスピーカーシステムなども展示されていた。また、ディーアンドエムが取り扱うKIMBER CABLEの各種ケーブルも出展された。

「MENTOR MENUET SE」や「ZENSOR 3」も出展

KIMBER CABLEのスピーカーケーブル「KS-6068」

■フォステクス


フォステクス・ブースで注目が集まったのは、10月末に発売された同社最上位となるスピーカーシステム「G2000a」だ(関連ニュース)。2008年発売の「G2000」の後継機となる本機は、ミッドレンジに新開発の高剛性10cmHR形状純マグネシウム振動板(純度99.9%)を採用した。

「GX2000a」

内部損失が大きく余計な付帯が少ない純マグネシウムと、合成を高めながら共振を分散させるHR形状を組み合わせたこの振動板により、ミッドレンジの音響特性を向上させた。ブースでは従来モデル「G2000」との比較試聴も行われた。

加えて、フォステクス・ブースのデモの中心となったのが、フロア型「GX250MG」(関連ニュース)とブックシェル型「GX100 Limited」(関連ニュース)だ。「GX250MG」はGXシリーズの最上位モデルで、99.9%マグネシウム振動板を採用したユニットをミッドレンジに搭載する。「GX100 Limited」は今年5月に発売されたモデルで、ウーファーに高剛性HR形状純マグネシウム振動板を採用し、専用ベースボードも付属する。

「GX250MG」と「GX100 Limited」

ブースには先日発表されたUSB-DAC/ヘッドホンアンプの新製品「HP-A4」(関連ニュース)や上位モデル「HP-A8」も展示。そのほか、同社のスピーカーシステムを多数出展していた。

「GX103MA」

GXシリーズ、Gシリーズのスピーカー各モデルが展示されていた


USB-DAC/ヘッドホンアンプの新製品「HP-A4」と上位モデル「HPA8」

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX