公開日 2014/02/10 12:00
<ポタ研>フォステクスからBAイヤホン/AK240専用バランスリケーブル/デノンやゼンハイザーなど注目機
半導体を一切使用しない純真空管のポタアンなども
ポータブルヘッドホンアンプやイヤホン、ドックケーブルなどポータブルオーディオに関連した製品展示が集う、フジヤエービックによるオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会2014冬(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。
■フォステクスからBAイヤホン/WAGNUS.はAK240専用リケーブル
フォステクスカンパニーは、「秋のヘッドフォン祭 2013」で披露していた平面駆動型ヘッドホンの試作機に加え、BAドライバー採用イヤホン「TE-07BA」を参考展示。シングルBAドライバー搭載モデルで、「ドライバーは自社製ではないが当社の技術者が徹底してチューニングしており、しっかりとフォスター電機の音になっている」とのことだった。
両モデルとも「今年の半ば、6月か7月くらいの発売を目指している」とのことで、価格は「平面駆動型ヘッドホンは8万円くらいを予定しており、TE-07BAは、TE-05より少し高いくらいになるのではないか」という。
WAGNUS.では、Asterll&Kernから直のオファーを受けて共同開発したという「AK240」専用のバランスリケーブル「WAGNUS. Balance Re:cable for AK240」を参考出展。
信号線には電気伝送を最高に高めたという純銀メッキ銅線導体を採用し、PTFEテフロン絶縁によって高い比誘電率を実現。最高級の特殊精密系ハンダで製造しているという。ピンタイプはMMCXのほかFitEar用、JH Audio/Westone系用、Ultimate Ears用などを用意している。
そのほか、仕様はまだ未定とのことだが、真空管式ポータブルアンプの試作機「Bialbero Quattro V」なども参考展示していた。
■新製品や定番機以外にユニークな変わり種製品も
ディーアンドエムホールディングスは、2月21日に発売を控えるデノン初のUSB-DACヘッドホンアンプ「DA-300USB」(関連ニュース)や同ブランドのヘッドホン、B&Wのヘッドホン群などを展示。複数のヘッドホンを接続するなどで「DA-300USB」をじっくりと聴きこむ来場者の姿も見られた。
ゼンハイザーのブースには、「MOMENTUM」や「MOMENTUM On-Ear」、「IE 800」などを始めとする同社製品が並ぶ。また、KEF JAPANは、ヘッドホン「M500」とイヤホン「M200」を展示していた。
日立マクセルのブースでは、ハイブリッドドライバー機「MXH-DBA900」を始めとしたイヤホン群を試聴可能。同じくハイブリッドドライバー搭載の「MXH-DBA700」、デュアルダイナミックドライバー機「MXH-DD600」などとの違いを体験できる。また、昨年末のポタフェスでも出展していたQi充電対応の据え置き型Bluetoothスピーカーも展示。まもなく発売予定とのことだった。
eme audioは、ポタフェスにも参考出展していたDAC内蔵ケーブル「iA20」などを並べる一方で、BAドライバー2基とダイナミックドライバー1基によるハイブリッドイヤホン、ダイナミックドライバー2基を搭載したイヤホンなど様々な試作機を披露。
イヤホン用のリケーブルも、線材を変えた4種類の試作機を用意。「ポータブルオーディオファンの皆さんからの意見を今後の開発の参考にしたい」とのことだった。
ANALOG SQUARED PAPERは、半導体を一切使用しない純真空管アンプで、しかもポータブル用途も想定している「TUR-06」「TU-05」を展示。オーダーメイドによる受注生産品で、専用キャリングケースもハンドメイド。注文者のDAPに合わせたポケットの取り付けなども可能だという。
TUR-06は文庫本サイズで、フル充電時から約14時間の使用が可能。フルサイズアンプに使用されるディスクリートパーツを採用しながらも小型化を実現させている。
TU-05は、TUR-06よりも若干小型で、一回の充電で約10時間の使用が可能。電源モジュールなどを独自開発しているほか、アウトプットトランスも新開発のもので、コンデンサーや抵抗類も大型で高耐圧、高信頼の部品を使用しているという。
■フォステクスからBAイヤホン/WAGNUS.はAK240専用リケーブル
フォステクスカンパニーは、「秋のヘッドフォン祭 2013」で披露していた平面駆動型ヘッドホンの試作機に加え、BAドライバー採用イヤホン「TE-07BA」を参考展示。シングルBAドライバー搭載モデルで、「ドライバーは自社製ではないが当社の技術者が徹底してチューニングしており、しっかりとフォスター電機の音になっている」とのことだった。
両モデルとも「今年の半ば、6月か7月くらいの発売を目指している」とのことで、価格は「平面駆動型ヘッドホンは8万円くらいを予定しており、TE-07BAは、TE-05より少し高いくらいになるのではないか」という。
WAGNUS.では、Asterll&Kernから直のオファーを受けて共同開発したという「AK240」専用のバランスリケーブル「WAGNUS. Balance Re:cable for AK240」を参考出展。
信号線には電気伝送を最高に高めたという純銀メッキ銅線導体を採用し、PTFEテフロン絶縁によって高い比誘電率を実現。最高級の特殊精密系ハンダで製造しているという。ピンタイプはMMCXのほかFitEar用、JH Audio/Westone系用、Ultimate Ears用などを用意している。
そのほか、仕様はまだ未定とのことだが、真空管式ポータブルアンプの試作機「Bialbero Quattro V」なども参考展示していた。
■新製品や定番機以外にユニークな変わり種製品も
ディーアンドエムホールディングスは、2月21日に発売を控えるデノン初のUSB-DACヘッドホンアンプ「DA-300USB」(関連ニュース)や同ブランドのヘッドホン、B&Wのヘッドホン群などを展示。複数のヘッドホンを接続するなどで「DA-300USB」をじっくりと聴きこむ来場者の姿も見られた。
ゼンハイザーのブースには、「MOMENTUM」や「MOMENTUM On-Ear」、「IE 800」などを始めとする同社製品が並ぶ。また、KEF JAPANは、ヘッドホン「M500」とイヤホン「M200」を展示していた。
日立マクセルのブースでは、ハイブリッドドライバー機「MXH-DBA900」を始めとしたイヤホン群を試聴可能。同じくハイブリッドドライバー搭載の「MXH-DBA700」、デュアルダイナミックドライバー機「MXH-DD600」などとの違いを体験できる。また、昨年末のポタフェスでも出展していたQi充電対応の据え置き型Bluetoothスピーカーも展示。まもなく発売予定とのことだった。
eme audioは、ポタフェスにも参考出展していたDAC内蔵ケーブル「iA20」などを並べる一方で、BAドライバー2基とダイナミックドライバー1基によるハイブリッドイヤホン、ダイナミックドライバー2基を搭載したイヤホンなど様々な試作機を披露。
イヤホン用のリケーブルも、線材を変えた4種類の試作機を用意。「ポータブルオーディオファンの皆さんからの意見を今後の開発の参考にしたい」とのことだった。
ANALOG SQUARED PAPERは、半導体を一切使用しない純真空管アンプで、しかもポータブル用途も想定している「TUR-06」「TU-05」を展示。オーダーメイドによる受注生産品で、専用キャリングケースもハンドメイド。注文者のDAPに合わせたポケットの取り付けなども可能だという。
TUR-06は文庫本サイズで、フル充電時から約14時間の使用が可能。フルサイズアンプに使用されるディスクリートパーツを採用しながらも小型化を実現させている。
TU-05は、TUR-06よりも若干小型で、一回の充電で約10時間の使用が可能。電源モジュールなどを独自開発しているほか、アウトプットトランスも新開発のもので、コンデンサーや抵抗類も大型で高耐圧、高信頼の部品を使用しているという。