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公開日 2014/12/03 19:11

ノア、オーディオ・リサーチ社の真空管プリ「GSPre」と真空管ステレオパワー「GS150」

“Galileoシリーズ”が登場
ファイル・ウェブ編集部
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ノアは、同社が取り扱うオーディオ・リサーチ社の真空管プリアンプ「GSPre」と、真空管ステレオパワーアンプ「GS150」を12月10日に発売する。価格は「GSPre」が税抜220万円、「GS150」が税抜290万円。

新製品は同ブランドの他製品と同じくWard Fiebiger氏が設計を担当し、Warren Gehl氏がサウンドデザインを担当。そして、オーディオ・リサーチ社が属するFine Soundsグループの若きチーフデザイナー Livio Cucuzza氏による新デザインを採用している。今回の新モデルは“Galileoシリーズ”と名付けられている。

Galileoシリーズの2製品は、同社のReferenceシリーズを基本に回路やシャーシコンストラクション、シールドの最適化、最新真空管「KT150」の採用といったブラッシュアップをおこなった。

真空管プリアンプ「GSPre」は、入力段にJ-FET(接続型FET)と双3極性管「6H30」2球/chを使用したバランス構成のハイブリッドアンプ。真空管のヒーターには、ノイズの少ないDC点火方式を採用。プレート電源はICとFETを使用した安定化電源を使っている。また、様々なカートリッジにあわせて負荷抵抗を切り替えられる、独立した真空管回路のフォノステージを採用。ヘッドホン出力端子も備えている。

GSPre


GSPreの内部構造

GSPreの背面部
真空管への通電時間をリモコン操作で表示できるので、真空管のコンディションを簡単に把握可能だ。外形寸法は480W×200H×465Dmm、質量は11.3kg。


真空管ステレオパワーアンプ「GS150」は、出力段に1球あたりのプレート損失70Wの最新真空管「KT150」を採用。これを、低歪みで出力インピーダンスも低いUL接続のパラレル・プッシュプル仕様としている。なおKT150は外観の美しさにも貢献している。

GS150

入力段にJ-FET、ドライバー段に双3極性管「6H30」を使ったバランス構成。ドライバー段への電力供給には、半導体で構成した安定化電源を使っている。

出力段には「KT150」を4球/ch採用

GS150の背面部

こちらも真空管への通電時間を簡単に確認可能。本体天面の液晶カウンターに表示されるかたちとなる。

外形寸法は480W×247H×560Dmm、質量39.5kg。ボンネット後方には冷却ファンが取り付けられており、風量の大/小が切り替え可能だ。

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製品スペックを見る
  • ジャンルプリアンプ
  • ブランドAUDIO RESERCH
  • 型番GSPre
  • 発売日2014年12月10日
  • 価格¥2,200,000(税抜)
【SPEC】●入力端子:XLRバランス×2、RCAアンバランス×3、RCAフォノ×1 ●入力インピーダンス:バランス…150kΩ、アンバランス…75kΩ ●出力端子:XLRバランス×1、RCAアンバランス×1、6.3φヘッドホン×1 ●出力インピーダンス:バランス…500Ω、アンバランス…250Ω、ヘッドホン…0.05Ω以下 ●全高調波歪率:ライン…0.002%以下(@2V RMS)、フォノ…0.005%以下(@3V RMS)、ヘッドホン…0.009%以下(@1V RMS) ●S/N比:ライン…125dB、フォノ…94dB、ヘッドホン…110dB ●周波数特性:ライン…0.8Hz〜220kHz(-3dB)、フォノ…5Hz〜80kHz(±0.4dB)、ヘッドホン…0.8Hz〜220kHz(-3dB) ●使用真空管:プリアンプ部…6H30/ch×2、フォノ部…6H30/ch×1 ●消費電力:最大105W(待機時1.5W以下) ●外形寸法:480W×200H×465Dmm ●質量:11.3kg
  • ジャンルプリアンプ
  • ブランドAUDIO RESERCH
  • 型番GS150
  • 発売日2014年12月10日
  • 価格¥2,900,000(税抜)
【SPEC】●入力端子:XLRバランス×1 ●入力インピーダンス:バランス…300kΩ ●出力端子:スピーカー端子×1 ●最大出力:155W+155W(4/8Ω) ●周波数特性:0.5Hz〜120kHz(-3dB@1W) ●全高調波歪率:0.6%以下(@1kHz,155W)、0.03%以下(@1kHz,1W) ●使用真空管:ドライバー段…6H30/ch×2、出力段…KT150/ch×4 ●消費電力:最大900W(待機時420W以下) ●外形寸法:480W×247H×560Dmm ●質量:39.5kg
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