公開日 2015/05/17 18:25
【ヘッドホン祭】ブライトーン、“逆木一のネットオーディオ講座形式”で新製品を強力アピール
LUMIN製品と連携する「BT-NMP-01」など
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が、東京・中野サンプラザにて開催された。会場6階にブースを構えたブライトーンは、イベント2日目となる17日、新製品のネットワークプレーヤー「BT-NMP-01」、ヘッドホンアンプ「BT-HPA01」、専用電源「BT-PWU-01」の今夏発売を記念して、会場内でネットオーディオ試聴会を開催。評論家 逆木一氏による“ネットワークオーディオ講座”が行われた。
ブライトーンの新製品は、いずれも同社が取り扱うLUMINブランドのネットワークプレーヤー「L1」と連携できる製品として開発されたモデル(関連ニュース)。筐体の寸法をL1と同じにして、統一したデザインを採用している。
ネットワークプレーヤー BT-NMP-01は、DSD2.8MHz、PCM 384kHz/32bitまでの再生に対応。LUMINが提供しているコントロールアプリ「LUMIN App」からの操作に対応していることも特徴だ。ヘッドホンアンプ BT-HPA01は、独自の高音質化技術BTC(Balanced Transformer Convert)方式を採用。専用電源 BT-PWU-01は、40Wの大容量トロイダルトランスを搭載しており、BT-NMP-01、BT-HPA01、L1の3台に電源供給できる仕様としている。
17日に開催された発表会では、逆木氏がブライトーンおよびLUMIN製品を使用しながら、“ネットワークオーディオの楽しみ方”をレクチャーする形式で進行した。メインテーマは、何を聴くか・何で聴くかではなく、「どう聴くか」。
学生時代にゼンハイザー「HD595」を使い始めたことがきっかけでオーディオの世界に入ったという逆木氏は、ネットワークオーディオについて「気の向くままに楽曲を聴く、そういう楽しみ方ができるのが強みだと思う。ただ便利なものだというイメージが先行しているけれど、では便利に使うためにユーザーはどうしたら良いか。今回はそういった“使い方”の部分をちゃんと伝えたい」と語った。
イベントでは、逆木氏がiPadでLUMIN Appを操作し、自前のライブラリ音源をLUMINのネットワークプレーヤーで再生。操作中のアプリUIをプロジェクターで投影する形で説明が行われた。あくまでも“高音質再生のデモ”がメインではなく、どんな音源だったとしても、より良く便利にネットワーク再生を楽しむためには何が大事かが語られるという、新製品発表の場としては珍しい形だ。
逆木氏は「アプリから自分の音楽ライブラリを見ていると、意識の外にあった音源も目に見えて確認できる。これは、部屋にCDを積んでいる状態では得られない体験。音楽を聴きながら、次はどんな曲を聴こうかな? とライブラリの世界を探検できる」とコメント。そのために、多くの種類があるアプリの中から自分に合うものを使うことや、ライブラリ中にある音源そのものの管理など、そもそも音楽を快適に聴くための環境を作る大切さなどを訴えた。
逆木氏は、本サイトでも連載「音楽ファンのための “ネットオーディオ” 完全ガイド」を展開中だ。連載ではさらに詳しくリッピングやタグの設定、ライブラリの構築方法などについて解説を行っている。こちらもぜひ参照されたい。
ネットワークオーディオについて、逆木氏は「音楽を聴く道具として、現在これ以上便利なものはないと思う。その便利さを知るには、実際に見て触ってみるのが一番」と、自ら会場の来場者1人1人のもとを回り、LUMIN Appを使ってiPadからのネットワーク再生操作を体験させた。
また逆木氏は、今回使用したLUMIN Appについて「様々なコントロールアプリを使ってきたが、その中でもユーザビリティに関しては頭一つ抜きん出ていると思う」と絶賛。「ネットワークプレーヤーを使うとき、優秀なアプリが用意されているというだけでもその製品の強みだし、魅力になる。そういう意味では、自信をもってお薦めできる」と紹介した。
また、現在海外ではストリーミング音楽サービスが広がってきていることにも触れ、「TIDALが本格的にスタートし、CDレベルの音源がストリーミングで聴けるようになる。手元に音源データすら置かないで音楽を楽しむ状態は、これから増えてくると思う。しかし例えストリーミングでも、再生操作は自分の手元で行う、これは同じ。好きな音楽を聴くためにいかに快適な操作環境を構築するかは、共通して大事なこと」と語った。
ブライトーンの新製品は、いずれも同社が取り扱うLUMINブランドのネットワークプレーヤー「L1」と連携できる製品として開発されたモデル(関連ニュース)。筐体の寸法をL1と同じにして、統一したデザインを採用している。
ネットワークプレーヤー BT-NMP-01は、DSD2.8MHz、PCM 384kHz/32bitまでの再生に対応。LUMINが提供しているコントロールアプリ「LUMIN App」からの操作に対応していることも特徴だ。ヘッドホンアンプ BT-HPA01は、独自の高音質化技術BTC(Balanced Transformer Convert)方式を採用。専用電源 BT-PWU-01は、40Wの大容量トロイダルトランスを搭載しており、BT-NMP-01、BT-HPA01、L1の3台に電源供給できる仕様としている。
17日に開催された発表会では、逆木氏がブライトーンおよびLUMIN製品を使用しながら、“ネットワークオーディオの楽しみ方”をレクチャーする形式で進行した。メインテーマは、何を聴くか・何で聴くかではなく、「どう聴くか」。
学生時代にゼンハイザー「HD595」を使い始めたことがきっかけでオーディオの世界に入ったという逆木氏は、ネットワークオーディオについて「気の向くままに楽曲を聴く、そういう楽しみ方ができるのが強みだと思う。ただ便利なものだというイメージが先行しているけれど、では便利に使うためにユーザーはどうしたら良いか。今回はそういった“使い方”の部分をちゃんと伝えたい」と語った。
イベントでは、逆木氏がiPadでLUMIN Appを操作し、自前のライブラリ音源をLUMINのネットワークプレーヤーで再生。操作中のアプリUIをプロジェクターで投影する形で説明が行われた。あくまでも“高音質再生のデモ”がメインではなく、どんな音源だったとしても、より良く便利にネットワーク再生を楽しむためには何が大事かが語られるという、新製品発表の場としては珍しい形だ。
逆木氏は「アプリから自分の音楽ライブラリを見ていると、意識の外にあった音源も目に見えて確認できる。これは、部屋にCDを積んでいる状態では得られない体験。音楽を聴きながら、次はどんな曲を聴こうかな? とライブラリの世界を探検できる」とコメント。そのために、多くの種類があるアプリの中から自分に合うものを使うことや、ライブラリ中にある音源そのものの管理など、そもそも音楽を快適に聴くための環境を作る大切さなどを訴えた。
逆木氏は、本サイトでも連載「音楽ファンのための “ネットオーディオ” 完全ガイド」を展開中だ。連載ではさらに詳しくリッピングやタグの設定、ライブラリの構築方法などについて解説を行っている。こちらもぜひ参照されたい。
ネットワークオーディオについて、逆木氏は「音楽を聴く道具として、現在これ以上便利なものはないと思う。その便利さを知るには、実際に見て触ってみるのが一番」と、自ら会場の来場者1人1人のもとを回り、LUMIN Appを使ってiPadからのネットワーク再生操作を体験させた。
また逆木氏は、今回使用したLUMIN Appについて「様々なコントロールアプリを使ってきたが、その中でもユーザビリティに関しては頭一つ抜きん出ていると思う」と絶賛。「ネットワークプレーヤーを使うとき、優秀なアプリが用意されているというだけでもその製品の強みだし、魅力になる。そういう意味では、自信をもってお薦めできる」と紹介した。
また、現在海外ではストリーミング音楽サービスが広がってきていることにも触れ、「TIDALが本格的にスタートし、CDレベルの音源がストリーミングで聴けるようになる。手元に音源データすら置かないで音楽を楽しむ状態は、これから増えてくると思う。しかし例えストリーミングでも、再生操作は自分の手元で行う、これは同じ。好きな音楽を聴くためにいかに快適な操作環境を構築するかは、共通して大事なこと」と語った。