公開日 2015/11/11 12:35
中国・アモイで開催の第3回「XEMEN HIGH END AUDIO-VISUAL SHOW 2015」レポート
中国福建省、厦門(アモイ)にてオーディオ&ビジュアルショウが開催
去る10月30日〜11月1日に中国のアモイにてオーディオ&ビジュアルショウ「XEMEN HIGH END AUDIO-VISUAL SHOW」が開催された。中国各地で開催されるオーディオ関連ショウのひとつで、今回で3回目を迎える。
アモイは、台湾の対岸に位置する都市で、貿易と中国国内の観光地として発展を続けており、人口はこの10年で4倍にもなったという。そのアモイの国際空港の近くにある巨大なホテルの地下2階と3階にブースを設け、ショウは開催された。本会場で、弊社と提携関係のある「現代音響」誌主催の第7回「GrandPrix Award」の発表式が開催されることもあり、音元出版から副社長の樫出が招かれた。
10月30日の10時からは、地下2階に設けられたステージにてショウの開幕式が開催。主催者と樫出も含めた雑誌関係者により電飾のボールに手を触れることで、ショウがスタートした。その後、壇上では生演奏が行われ、ショウのオープニングを盛り上げた。また当日の15時からは第7回「GrandPrix Award」のセレモニーが開催。各賞の発表と表彰状の授与が行われ、プレゼンターのひとりとして樫出も参加し、受賞者と共に喜びを分かち合っていた。
本ショウは有料であり、入場者には試聴用の特製CDソフトが1枚プレゼントされる形となる。地下2階のブースは、大きな部屋が設けられ、ゆったりとした展示の中で試聴(視聴)ができる構成だ。3階のブースは小さな客室を利用したメーカー、ディストリビューターによる展示・試聴・販売が行われており、合計60ものブースが出展されていた。
なお、欧米の主要なオーディオブランドはほぼ出揃っていたが、日本ブランドはわずかであり、ソニー、エプソン、デノンといったシアター関連と、オーディオメーカーが数社あった程度だった。
その他には、中国国内メーカーのブースもあるものの、特に台湾ブランドの出展が目立っていた。これは地域性もあるのだろう。また日本に入っていない英国のブランドが数多く見られたことも特徴的であった。また、オーディオアクセサリー誌でも紹介してきた高音質レーベル「瑞鳴(スイメイ)」も含め、独自のレーベルや中古レコードを販売するブースも15程度あり、ソフト関連が充実している点は日本のショウとは異なるものであった。
真空管アンプ、アナログレコード関連、電源関連、ケーブルなども日本に入っていない中国ブランドが数多く展示されており、展示されるジャンルはまさに多種多様。混とんとした黎明期のような感覚を持った。さらに、ピアノ、琴、プロ関連機器、イスなども出展されていたのも印象的であった。
また、ハイレゾ関連のブースもあったが、ハイレゾにはさほど関心は大きくなく、本ショウではディスクがまだまだ主流であると強く感じられた。
会場内は、そこまで混んでいる感じではなかったが、来場者の客層は若く、家族連れやカップルの姿もあり、皆がゆっくりと楽しんでいたのが日本のショウとは大きく異なる点である。
アモイの街の海側には大きな観光バスが続々と集まり、週末はまるでお祭りのような賑わいで、やはり中国の主要な都市での経済の発展は著しく、その人々のパワーを強く感じられた。今後、国境は関係なく中国のオーディオ、シアターは急速に伸びてくるものと確信した次第であった。
アモイは、台湾の対岸に位置する都市で、貿易と中国国内の観光地として発展を続けており、人口はこの10年で4倍にもなったという。そのアモイの国際空港の近くにある巨大なホテルの地下2階と3階にブースを設け、ショウは開催された。本会場で、弊社と提携関係のある「現代音響」誌主催の第7回「GrandPrix Award」の発表式が開催されることもあり、音元出版から副社長の樫出が招かれた。
10月30日の10時からは、地下2階に設けられたステージにてショウの開幕式が開催。主催者と樫出も含めた雑誌関係者により電飾のボールに手を触れることで、ショウがスタートした。その後、壇上では生演奏が行われ、ショウのオープニングを盛り上げた。また当日の15時からは第7回「GrandPrix Award」のセレモニーが開催。各賞の発表と表彰状の授与が行われ、プレゼンターのひとりとして樫出も参加し、受賞者と共に喜びを分かち合っていた。
本ショウは有料であり、入場者には試聴用の特製CDソフトが1枚プレゼントされる形となる。地下2階のブースは、大きな部屋が設けられ、ゆったりとした展示の中で試聴(視聴)ができる構成だ。3階のブースは小さな客室を利用したメーカー、ディストリビューターによる展示・試聴・販売が行われており、合計60ものブースが出展されていた。
なお、欧米の主要なオーディオブランドはほぼ出揃っていたが、日本ブランドはわずかであり、ソニー、エプソン、デノンといったシアター関連と、オーディオメーカーが数社あった程度だった。
その他には、中国国内メーカーのブースもあるものの、特に台湾ブランドの出展が目立っていた。これは地域性もあるのだろう。また日本に入っていない英国のブランドが数多く見られたことも特徴的であった。また、オーディオアクセサリー誌でも紹介してきた高音質レーベル「瑞鳴(スイメイ)」も含め、独自のレーベルや中古レコードを販売するブースも15程度あり、ソフト関連が充実している点は日本のショウとは異なるものであった。
真空管アンプ、アナログレコード関連、電源関連、ケーブルなども日本に入っていない中国ブランドが数多く展示されており、展示されるジャンルはまさに多種多様。混とんとした黎明期のような感覚を持った。さらに、ピアノ、琴、プロ関連機器、イスなども出展されていたのも印象的であった。
また、ハイレゾ関連のブースもあったが、ハイレゾにはさほど関心は大きくなく、本ショウではディスクがまだまだ主流であると強く感じられた。
会場内は、そこまで混んでいる感じではなかったが、来場者の客層は若く、家族連れやカップルの姿もあり、皆がゆっくりと楽しんでいたのが日本のショウとは大きく異なる点である。
アモイの街の海側には大きな観光バスが続々と集まり、週末はまるでお祭りのような賑わいで、やはり中国の主要な都市での経済の発展は著しく、その人々のパワーを強く感じられた。今後、国境は関係なく中国のオーディオ、シアターは急速に伸びてくるものと確信した次第であった。