• ブランド
    特設サイト
公開日 2017/09/29 19:57

<TIAS>トライオード、Cocktail Audio新モデル「X50」披露/Goldmund新プリメイン「Telos 590」も

DiDiTのヘッドホンアンプも
編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
トライオードは、同社が輸入販売するCOCKTAIL AUDIOブランドの新製品「X50」「X35」を2017 東京インターナショナルオーディオショウで披露した。またGoldmundの新プリメインアンプも展示されていた。

トライオードブースの模様。取材時には逆木一氏がCOCKTAIL AUDIO「X50」の魅力について講演を行っていた

カクテルオーディオ「X50」

「X50」はデジタルミュージックサーバー&プレーヤーというカテゴリーの製品で、X40の上位機にあたる製品。価格は38万円(税抜)で、10月1日に発売開始する。プレーヤーと銘打ってはいるが、DACは非搭載で、実質的にトランスポートと言うべき仕様となっている。別途DAコンバーターなどとの接続が必要となる。

COCKTAIL AUDIO「X50」

対応フォーマットが多彩で、DSD(64/128/256)、DXD(352.8kHz/24bit)、FLAC(192kHz/24bit)、WAV(192kHz/24bit)などの再生が可能。

またCDドライブも搭載。CDをFLACやALAC、WAV、MP3など様々なフォーマットにリッピングできる。CDのメタデータやカバーアートはGracenoteなどの情報から取り込める。

さらにフロントパネルも大型化し、7インチの液晶を搭載。操作画面をHDMIでテレビやプロジェクターに表示することも可能だ。

本体背面にはストレージ用のスロットを2基搭載。それぞれ6TBまでのSATA 3.5インチ/2.5インチドライブを装着できる。ミラーリングやRAIDを使うことで最大12TBまでのストレージを構成可能。

デジタル出力には同軸×2、光デジタル、AES/EBU、USB、HDMI、I2Sを装備。そのほかイーサネット、USB 3.0×2、USB 2.0、ワードクロック出力なども備えている。

カクテルオーディオ「X35」

もう一つの新製品「X35」は28万円(税抜)で、こちらも10月1日に発売開始する。本機はDACやアンプを内蔵しており、スピーカーを接続するだけで音楽が楽しめるモデルとなる。本体色はシルバーとブラックを用意する。

COCKTAIL AUDIO「X35」

CDリッピング機能、ネットワークプレーヤー/サーバー/ストリーミング機能などを搭載。対応ハイレゾフォーマットもX50と同様。しかもMM対応フォノ入力を備え、アナログレコードのハイレゾ録音まで行える。

HDMI端子からテレビなどに操作画面を映し出せるのも特徴の一つだ

画面はX50と同様7型で、スマホアプリ「MusicX」による再生にも対応。ストレージが着脱可能であることもX50と同じだ。

内蔵アンプは左右独立のデジタルアンプで、最大出力は100W+100W。

ゴールドムンド「Telos 590」

ゴールドムンドのDAC内蔵プリメインアンプ「Telos 590」も参考出展されていた。価格は280万円(税抜)と決まっているが、発売時期は現段階で未定。

ゴールドムンドのDAC内蔵プリメインアンプ「Telos 590」

増幅回路には最新のNextGenテクノロジーを採用、1チャンネルあたり280W(4Ω)以上の出力を持ちながら、微小信号から優れたダイナミクスを発揮するという。またメカニカルアース構造も改善したほか、2つの放熱サイドフィンをTelos 5000から継承している。

入力はアナログがRCA 5系統、デジタルがRCA/光/USB各1系統。USBはDSD128、PCM 384kHz/32bitまでの入力に対応する。

CROSSZONEのヘッドホンやDiDiT High-Endの製品なども

そのほかトライオードブースには、同社が輸入販売するブランドの製品が数多く展示されていた。

先日ラインナップを一新したスペンドールのスピーカー

B.M.C.の製品群

オランダ DiDiT High-Endの製品からは、ヘッドホンアンプ/プリアンプ「DAC「DAC212SE」を出展。内部の4層基板には信号経路全体の各段階全てにバランス回路構成を採用していることが特徴で、DSD 512/PCM 384kHzまで幅広いフォーマットに対応している。

DiDiT High-End「DAC212SE」

またI2S HDMI端子を備えているほか、DACモードやプリモード、シングル、マルチなど様々な設定が可能なインテリジェントボリュームコントロール、オーディオファイルのヘッドホン出力などを備えている。価格は45万円。

頭外定位が特徴のヘッドホン、CROSSZONE「CZ-1」も試聴可能。またB.M.C.の既存製品も展示されていた。

CROSSZONE「CZ-1」

TRIODEブランドのフォノイコライザー「TRX-EQ6」(38,000円)も新製品として展示していた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX