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公開日 2018/04/06 11:05

Nagra、独自ボリューム技術を採用した最上位プリ「HD PREAMP」。700万円

HDシリーズのプリアンプ
編集部:小澤貴信
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太陽インターナショナルは、Nagraの真空管プリアンプ「HD PREAMP」を発売した。価格は7,000,000円(税抜)。

「HD PREAMP」

10人の熟達したオーディオデザイナーを有するNagra社 R&D部門によって開発、3年の歳月をかけて完成させたというHDシリーズの真空管プリアンプ。予算や時間の制約を設けずに、理想とする回路、機械的性能、電源部、温度管理の安定性や共振対策などを追求したという。プリアンプ部と電源部の2筐体構成を採用している。

ボリュームコントロールには、シビアなレベルマッチングとトランスペアレントなサウンドを可能にしたという特許申請中の独自技術を採用。入力信号はアッテネーターを通さず、カスタムメイドの出力トランスのタップを自動的に選択して音量を調整する手法を採っており、抵抗器やポテンショメーターなどによる入力信号の減衰がないという。

電源部には、スーパーキャップと呼ばれる大容量コンデンサーを大量に使用。ノイズ対策に有効とされるバッテリー電源と、リニアパワーサプライのハイカレント能力の長所を兼ね備えた新技術による電源を実現。クリーンかつ強力な電源をプリアンプに送る。

スーパーキャップと呼ばれる大容量コンデンサーを大量に用いた強力かつクリーンな電源を搭載

真空管には、同社基準で厳選されたという「E88CC」が2本用いられている。

また、プリアンプに悪影響を与える微小な共振レベルの共振まで排除する独自のアンプサポートも用意した。

プリアンプ部の筐体内部

測定結果においても、160dBのS/N、5Hz〜200kHzの周波数帯域と、同社が“完全な”と表現する位相整合性を得ることができたとする。

入力インピーダンスが50kΩ、出力インピーダンスが0.2Ωといずれも低いため様々なアンプとの組み合わせが可能。また、16Hzの矩形波を正確に再現できるとしている。

入力はXLR×2系統(入力トランス付きはオプション)、RCA×3系統を用意。出力はXLR×1系統、RCA×2系統を用意する。外形寸法はプリ部、電源部ともに440W×120H×400Dmm。質量はプリ部および電源部の合計で約30kgとなる。

背面端子部

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