公開日 2018/09/02 18:34
<IFA>KORG、Nutube搭載プリアンプを出展。4台接続して8ch録音も可能
NutubeはON/OFF可能
IFA 2018会場の中でもスタートアップ企業が多く集まる「IFA NEXT」ゾーンに、KORGが出展。Nutubeを搭載したオーディオ用プリアンプの試作機を参考展示していた。
Nutubeは、蛍光表示感技術を応用した新真空管。従来の真空管と同様にアノード・グリッド・フィラメントの構造を備え、完全な3極真空管として動作する。
KORGの説明員によると、ヨーロッパでもNutubeに関する問い合わせが増えていることから、今回IFAに出展を決めたという。
試作したオーディオ用プリアンプは、USBデジタル入力はDSD 11.2MHzまで対応。そのほかアナログ入力もXLR/RCA/PHONO入力を備えている。
Nutubeの動作はON/OFFが選択でき、さらにHDFC(倍音抽出期間回路)の効果を3段階で選択できる。
筐体前面右側にはヘッドホン出力端子も備え、アンバランスとバランス(4ピン)出力に対応している。
また本機がユニークなのは、DA変換だけでなくAD変換も可能なこと。これにより、録音に本機を活用することもできる。さらに4機を同時接続すれば、8chのマルチチャンネル録音も行える。
ゼンハイザーのヘッドホン「HD650」を使って、NutubeのON/OFFを試してみた。ONにすると音にふくよかさが加わり、解像感をキープしながらウォームな印象になる。騒がしい会場の中でもはっきりと効果を確認することができた。
ユニークな仕様を備えた本機、日本での展開にも期待したい。
Nutubeは、蛍光表示感技術を応用した新真空管。従来の真空管と同様にアノード・グリッド・フィラメントの構造を備え、完全な3極真空管として動作する。
KORGの説明員によると、ヨーロッパでもNutubeに関する問い合わせが増えていることから、今回IFAに出展を決めたという。
試作したオーディオ用プリアンプは、USBデジタル入力はDSD 11.2MHzまで対応。そのほかアナログ入力もXLR/RCA/PHONO入力を備えている。
Nutubeの動作はON/OFFが選択でき、さらにHDFC(倍音抽出期間回路)の効果を3段階で選択できる。
筐体前面右側にはヘッドホン出力端子も備え、アンバランスとバランス(4ピン)出力に対応している。
また本機がユニークなのは、DA変換だけでなくAD変換も可能なこと。これにより、録音に本機を活用することもできる。さらに4機を同時接続すれば、8chのマルチチャンネル録音も行える。
ゼンハイザーのヘッドホン「HD650」を使って、NutubeのON/OFFを試してみた。ONにすると音にふくよかさが加わり、解像感をキープしながらウォームな印象になる。騒がしい会場の中でもはっきりと効果を確認することができた。
ユニークな仕様を備えた本機、日本での展開にも期待したい。