公開日 2019/01/25 18:45
<AUDIO BASE>ATOLL、Signatureシリーズをデモ/テクニカルブレーン初出展/光城や出水電器など電源関連も人気
IKEDAは新トーンアームを披露
本日25日から明日26日の2日間にわたって、東京・御茶ノ水の「ホテルマイステイズ御茶ノ水」で開催されているオーディオイベント「TOKYO AUDIO BASE」(本日は20時まで、明日は10時−17時の開催)。“大人の秘密基地”をコンセプトに掲げて複数の試聴ブースを展開する本イベントについて、本記事では会場3階に出展したブースを中心にレポートをお届けしたい。
既報の通り、DYNAUDIO JAPANは会場にて最新スピーカーシステム「Evokeシリーズ」を発表。ラインナップの各モデルのデモを行っている。製品の詳細についてはこちらのニュース記事をご覧いただきたい。
Exciteシリーズの後継という位置付けだが(Exciteシリーズは在庫限りで販売終了)、トゥイーターは昨年海外発表されたハイエンドモデル「新Contourシリーズ」や40周年記念モデル「Special Forty」から、ウーファーはやはり上位モデルのFOCUSからその技術を継承するなど、実質的にワンランク上といえる内容を備えている。
DYNAUDIOからは他にも、Wi-Fi/Bluetooth対応のスタイリッシュな一体型スピーカー「Musicシリーズ」も登場。全機種が展示されていた。
同社が取り扱うATOLL、Simaudioの製品もアンプやプレーヤーもデモ。ATOLLはCDプレーヤー「CD200」、プリアンプ「IN200」、パワーアンプ「AM200」がそれぞれSignatureシリーズとしてリファイン。DYNAUDIOのEvokeシリーズはSimaudioのアンプ群と組み合せて再生が行われた。
電源アクセサリーを中心に展開する光城精工は、純国産パワーデバイス「SIT」を採用したクリーン電源「DA-6」をメインにデモンストレーション。本機はアクセサリー銘機賞2019で金賞を受賞した製品だ。
加えて、連結機能を持った拡張型電源タップ「Force barシリーズ」の応用方法の紹介とデモ、仮想アース「Force barEP」の専用アースケーブルの比較試聴なども行われた。「Force barシリーズ」の最新モデルで電源スイッチ付きタップというユニークな仕様の「Force barR3P」も紹介されていた。
テクニカルブレーンは、昨年発売されたMCフォノイコライザー搭載プリアンプ「TBC-Zero/c」を中心に実演デモを行った。本機のMC専用フォノイコライザー回路は、完全DC・無帰還バランス回路を使用した、I/V変換方式によるCR型イコライザーを採用。開放感のあるナチュラルな音質傾向および高い解像感を実現するとする。
ブースでは同社のパワーアンプ、およびMagicoのスピーカーシステム「S1 MKII」と組み合わせてデモを行った。
サエクコマース、カジハララボ、ZXYが出展した3F 会議室7。本日25日は、小原由夫氏がサエクやIKEDAのトーンアームを中心に取り上げた講演を行った。
既報の通り、サエクコマースは30年ぶりの新トーンアーム「WE-4700」試作機を、世界初の音出しデモ。会場における目玉のひとつとなっていた。他にも、同社はフラグシップケーブルシリーズ「STRATOSPHERE」の各モデルのデモを行った。
池田勇氏によるIKEDA Sound Labs、神田榮治氏によるMUTECHなど、名匠とされる技術者が手がけるアナログ関連製品を取り扱うカジハラ・ラボ。会場ではIKEDAの最新作となるダイナミックバランス型トーンアーム「IT-407ST-1」を披露した。オールステンレス製で、カートリッジに合わせて高さを調整できるエレベーション機構を備えている。4月発売予定で、予価は1,250,000円(税抜)。そのほか、MUTECHの最新カートリッジ「KAGAYAKI<耀>」の演奏も行った。
ZYXマーケティングのブースでは、ZYXのカートリッジ、ヤマキ電器のインシュレーターやヘッドシェル、ヒノ・エンタープライズの取り扱いで日本再上陸を果たしたブラックラビオリ、PADのケーブルやSonneteerのアンプなどを出展していた。
ヤマキ電器は長年セラミックや石英を用いた製品の開発・製造を行っており、その技術を活用したインシュレーターやヘッドシェルも手がけている。試聴イベントでは、ヤマキ電器のヘッドシェル 2種を比較試聴。一方はジルコニア、もう一方はアルミを用いており、同じセラミックながら硬度が異なるため、音質傾向も異なるという。
3F/会議室4では、出水電器・WoodWill、A&R Labが出展。共同の試聴ブースを構えた。究極のオーディオ用電源として「マイ電柱」を手がけることでも知られる出水電器は、同社が手がけるALLIONの製品を出展。10周年記念モデルのプリメインアンプ「ALLION A10」や、同社の電源関連製品のデモを行った。
スピーカービルダー工房 WOOD WILLは、世界初のデットマス方式を具現化したという独自のスピーカー方式“MGESエムゲス”「Mechanical Ground Earth of Speaker」による励磁型スピーカーシステムを出展。同ブースのメインスピーカーとして使用された。特許を取得した独自の整流回路を用いた“出川式電源”を手がけるA&R Lab。会場では出川式電源を用いた再生デモを行った。
既報の通り、DYNAUDIO JAPANは会場にて最新スピーカーシステム「Evokeシリーズ」を発表。ラインナップの各モデルのデモを行っている。製品の詳細についてはこちらのニュース記事をご覧いただきたい。
Exciteシリーズの後継という位置付けだが(Exciteシリーズは在庫限りで販売終了)、トゥイーターは昨年海外発表されたハイエンドモデル「新Contourシリーズ」や40周年記念モデル「Special Forty」から、ウーファーはやはり上位モデルのFOCUSからその技術を継承するなど、実質的にワンランク上といえる内容を備えている。
DYNAUDIOからは他にも、Wi-Fi/Bluetooth対応のスタイリッシュな一体型スピーカー「Musicシリーズ」も登場。全機種が展示されていた。
同社が取り扱うATOLL、Simaudioの製品もアンプやプレーヤーもデモ。ATOLLはCDプレーヤー「CD200」、プリアンプ「IN200」、パワーアンプ「AM200」がそれぞれSignatureシリーズとしてリファイン。DYNAUDIOのEvokeシリーズはSimaudioのアンプ群と組み合せて再生が行われた。
電源アクセサリーを中心に展開する光城精工は、純国産パワーデバイス「SIT」を採用したクリーン電源「DA-6」をメインにデモンストレーション。本機はアクセサリー銘機賞2019で金賞を受賞した製品だ。
加えて、連結機能を持った拡張型電源タップ「Force barシリーズ」の応用方法の紹介とデモ、仮想アース「Force barEP」の専用アースケーブルの比較試聴なども行われた。「Force barシリーズ」の最新モデルで電源スイッチ付きタップというユニークな仕様の「Force barR3P」も紹介されていた。
テクニカルブレーンは、昨年発売されたMCフォノイコライザー搭載プリアンプ「TBC-Zero/c」を中心に実演デモを行った。本機のMC専用フォノイコライザー回路は、完全DC・無帰還バランス回路を使用した、I/V変換方式によるCR型イコライザーを採用。開放感のあるナチュラルな音質傾向および高い解像感を実現するとする。
ブースでは同社のパワーアンプ、およびMagicoのスピーカーシステム「S1 MKII」と組み合わせてデモを行った。
サエクコマース、カジハララボ、ZXYが出展した3F 会議室7。本日25日は、小原由夫氏がサエクやIKEDAのトーンアームを中心に取り上げた講演を行った。
既報の通り、サエクコマースは30年ぶりの新トーンアーム「WE-4700」試作機を、世界初の音出しデモ。会場における目玉のひとつとなっていた。他にも、同社はフラグシップケーブルシリーズ「STRATOSPHERE」の各モデルのデモを行った。
池田勇氏によるIKEDA Sound Labs、神田榮治氏によるMUTECHなど、名匠とされる技術者が手がけるアナログ関連製品を取り扱うカジハラ・ラボ。会場ではIKEDAの最新作となるダイナミックバランス型トーンアーム「IT-407ST-1」を披露した。オールステンレス製で、カートリッジに合わせて高さを調整できるエレベーション機構を備えている。4月発売予定で、予価は1,250,000円(税抜)。そのほか、MUTECHの最新カートリッジ「KAGAYAKI<耀>」の演奏も行った。
ZYXマーケティングのブースでは、ZYXのカートリッジ、ヤマキ電器のインシュレーターやヘッドシェル、ヒノ・エンタープライズの取り扱いで日本再上陸を果たしたブラックラビオリ、PADのケーブルやSonneteerのアンプなどを出展していた。
ヤマキ電器は長年セラミックや石英を用いた製品の開発・製造を行っており、その技術を活用したインシュレーターやヘッドシェルも手がけている。試聴イベントでは、ヤマキ電器のヘッドシェル 2種を比較試聴。一方はジルコニア、もう一方はアルミを用いており、同じセラミックながら硬度が異なるため、音質傾向も異なるという。
3F/会議室4では、出水電器・WoodWill、A&R Labが出展。共同の試聴ブースを構えた。究極のオーディオ用電源として「マイ電柱」を手がけることでも知られる出水電器は、同社が手がけるALLIONの製品を出展。10周年記念モデルのプリメインアンプ「ALLION A10」や、同社の電源関連製品のデモを行った。
スピーカービルダー工房 WOOD WILLは、世界初のデットマス方式を具現化したという独自のスピーカー方式“MGESエムゲス”「Mechanical Ground Earth of Speaker」による励磁型スピーカーシステムを出展。同ブースのメインスピーカーとして使用された。特許を取得した独自の整流回路を用いた“出川式電源”を手がけるA&R Lab。会場では出川式電源を用いた再生デモを行った。