公開日 2022/06/11 22:16
<OTOTEN>テクニクスの「SL-1200」限定モデルが人気、幅広い製品ラインナップに人だかり
CSポートはチャンネルデバイダーを参考展示
国内最大級のオーディオ&ホームシアターイベント「OTOTEN 2022」が、本日6月11日と12日に渡り、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。本稿では、パナソニック(テクニクス)とCSポートのブースの模様をレポートしていく。
■パナソニック(テクニクス)
パナソニックはテクニクスブランドの製品を展示、および試聴できるブースを展開した。まずブースに入って一番に目に飛び込むのは、7色のターンテーブル「SL-1200M7L」だ。
「SL-1200シリーズ」の50周年を記念したアニバーサリーモデル第2弾であり、その特徴はブラック/ホワイト/ブルー/レッド/グリーン/イエロー/ベージュのカラーバリエーションを揃えること。生産台数はグローバルで12,000台となっているが、担当者によるとすでに注文が殺到しているそうだ。また、本モデルは「このカラーを何台」といった割り振りを行わず、注文が入ったカラーを順次生産していく体制とのことで、詳細は明かされなかったものの、人気のカラーはお届けに2〜3ヶ月かかることもあるという。
また、人気といえば「C600シリーズ」もそうで、ネットワークCDレシーバー「SA-C600」などはお届けに時間を要することもあるとのこと。世界的なパーツの供給不足のほか、「予想を上回る注文をいただいている」ことも大きな理由であるとして、少しでも早くユーザーのもとにお届けできるようにしたいと意気込む。
ブースにはオールインワンシステム “OTTAVA” 「SC-C500」や、ワイヤレススピーカー「SC-C50」なども展示されており、製品を前に、来場者が担当者に質問を投げかけるといった交流の様子も見られた。OTOTENは3年ぶりの開催ということもあり、その間に発表されたモデルも多い。その製品に触れる来場者はもちろん、メーカーにとってもユーザーと直接意見を交わすことができる、双方にとって貴重な機会として、ブースのあちこちで盛り上がりを見せていたのが印象に残った。
音出しデモは、 “Reference” クラスのターンテーブル「SL-1000R」にプリメインアンプ「SU-R1000」、スピーカー「SB-R1」といったハイエンドモデルによるシステムを構築。ライフスタイルに取り入れやすいコンポーネントから、ピュアオーディオファンも納得の製品群まで、ラインナップの幅広さを存分にアピールしていた。
■CSポート
日本のハイエンドオーディオメーカーとして真空管式アンプやターンテーブルを手掛けるCSポートは、そのラインナップをフル活用したアナログ再生システムを構築。そのサウンドをデモするとともに、参考出展として “アナログ・アクティブ・クロスオーバー”「ACN400」を披露した。
ACN400はマルチアンプシステムに用いるチャンネルデバイダーであり、MKフィルターを搭載し、伝達関数G=1を実現する。減衰カーブは-12dB/octで固定となる。4ウェイ用で、周波数は20Hz〜100Hz、100Hz〜1kHz、1kHz〜8kHz、8kHz〜20kHz。2022年10月の発売を予定し、価格は1,650,000円(税込)を見込む。
同社は本機を開発した経緯について、「マルチアンプを楽しんでいるオーディオファンが困っているから」と説明する。最高の機材を提供することを理念とし、たとえば真空管アンプでは大型3極管212Eを搭載して出力40Wを実現するモデルなど、“これまでにないもの” を開発してきたという同社は、1年半前にACN400のプロトタイプを完成させ、ブラッシュアップを続けてきた。
その姿勢から生み出される同社オーディオ機器のサウンドは、OTOTENに訪れる来場者からも支持されることとなり、ブースに人波が途切れることはなかった。
■パナソニック(テクニクス)
パナソニックはテクニクスブランドの製品を展示、および試聴できるブースを展開した。まずブースに入って一番に目に飛び込むのは、7色のターンテーブル「SL-1200M7L」だ。
「SL-1200シリーズ」の50周年を記念したアニバーサリーモデル第2弾であり、その特徴はブラック/ホワイト/ブルー/レッド/グリーン/イエロー/ベージュのカラーバリエーションを揃えること。生産台数はグローバルで12,000台となっているが、担当者によるとすでに注文が殺到しているそうだ。また、本モデルは「このカラーを何台」といった割り振りを行わず、注文が入ったカラーを順次生産していく体制とのことで、詳細は明かされなかったものの、人気のカラーはお届けに2〜3ヶ月かかることもあるという。
また、人気といえば「C600シリーズ」もそうで、ネットワークCDレシーバー「SA-C600」などはお届けに時間を要することもあるとのこと。世界的なパーツの供給不足のほか、「予想を上回る注文をいただいている」ことも大きな理由であるとして、少しでも早くユーザーのもとにお届けできるようにしたいと意気込む。
ブースにはオールインワンシステム “OTTAVA” 「SC-C500」や、ワイヤレススピーカー「SC-C50」なども展示されており、製品を前に、来場者が担当者に質問を投げかけるといった交流の様子も見られた。OTOTENは3年ぶりの開催ということもあり、その間に発表されたモデルも多い。その製品に触れる来場者はもちろん、メーカーにとってもユーザーと直接意見を交わすことができる、双方にとって貴重な機会として、ブースのあちこちで盛り上がりを見せていたのが印象に残った。
音出しデモは、 “Reference” クラスのターンテーブル「SL-1000R」にプリメインアンプ「SU-R1000」、スピーカー「SB-R1」といったハイエンドモデルによるシステムを構築。ライフスタイルに取り入れやすいコンポーネントから、ピュアオーディオファンも納得の製品群まで、ラインナップの幅広さを存分にアピールしていた。
■CSポート
日本のハイエンドオーディオメーカーとして真空管式アンプやターンテーブルを手掛けるCSポートは、そのラインナップをフル活用したアナログ再生システムを構築。そのサウンドをデモするとともに、参考出展として “アナログ・アクティブ・クロスオーバー”「ACN400」を披露した。
ACN400はマルチアンプシステムに用いるチャンネルデバイダーであり、MKフィルターを搭載し、伝達関数G=1を実現する。減衰カーブは-12dB/octで固定となる。4ウェイ用で、周波数は20Hz〜100Hz、100Hz〜1kHz、1kHz〜8kHz、8kHz〜20kHz。2022年10月の発売を予定し、価格は1,650,000円(税込)を見込む。
同社は本機を開発した経緯について、「マルチアンプを楽しんでいるオーディオファンが困っているから」と説明する。最高の機材を提供することを理念とし、たとえば真空管アンプでは大型3極管212Eを搭載して出力40Wを実現するモデルなど、“これまでにないもの” を開発してきたという同社は、1年半前にACN400のプロトタイプを完成させ、ブラッシュアップを続けてきた。
その姿勢から生み出される同社オーディオ機器のサウンドは、OTOTENに訪れる来場者からも支持されることとなり、ブースに人波が途切れることはなかった。