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公開日 2002/05/13 18:39
パイオニア、世界初の「ドルビーヘッドホン」採用サラウンドヘッドホンを発売
SE-DIR1000C |
本機に搭載された「ドルビーヘッドホン」は、DVDなどのマルチチャンネル音声をヘッドホンで違和感無く再現する音響技術。これまで一部のPCなどに搭載されていたが、ヘッドホンとしては本機が世界で初めての搭載となる。それゆえか、開発は、ドルビーラボラトリーズからの強力なサポートを受けながら行われたという。
たとえば、左チャンネルの音も、響き成分や部屋の反射音成分を左右のチャンネルへ合成した音を出力する。このため、自然なサラウンド感が得られ、長時間のリスニングも疲れにくい。しかも、サラウンド効果は異なる3種類の部屋タイプから選択可能。一般的な居住空間から広い空間までの音場を再現する。
ユニットは大口径50mmのものを採用し、特に重低音再生に威力を発揮する。
ヘッドホン部とプロセッシングユニット/トランスミッター部は分かれており、赤外線により音声信号を伝送するのだが、この部分には「非圧縮デジタル赤外線伝送」を採用。さらに24ビットデジタル信号処理が施され、高音質対策が図られている。
また本機は、多彩なサラウンドフォーマットに対応し、ドルビーデジタルはもちろん、DTS、ドルビーサラウンド、ドルビーサラウンドEX、DTS-ES、ドルビープロロジックIIなどをサポート。AVアンプ顔負けの装備を誇る。
そのほか、ヘッドホンを耳にかけるだけで電源がONになる「自動電源ON/OFF」機能など、使い勝手も追求した。さらに、別売りのヘッドホン「SE-DIR1000」を使用することで、複数使用も可能となる。(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドPIONEER
- 型番SE-DIR1000C
- 発売日7月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格5万円前後)
【SPEC】
<ヘッドホン部>●型式:オープンエア型ダイナミックステレオヘッドホン ●使用ユニット:直径50mm ●再生周波数帯域:10-24,000Hz ●質量:約360g(充電池含まず) ●連続使用:約20時間(付属ニッケル水素充電池フル充電時) <トランスミッター部>●再生可能フォーマット:ドルビーデジタル(サラウンドEXを含む)、ドルビーサラウンド、DTS(DTS-ESを含む)、PCM ●質量:約1.1kg
<ヘッドホン部>●型式:オープンエア型ダイナミックステレオヘッドホン ●使用ユニット:直径50mm ●再生周波数帯域:10-24,000Hz ●質量:約360g(充電池含まず) ●連続使用:約20時間(付属ニッケル水素充電池フル充電時) <トランスミッター部>●再生可能フォーマット:ドルビーデジタル(サラウンドEXを含む)、ドルビーサラウンド、DTS(DTS-ESを含む)、PCM ●質量:約1.1kg