HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2002/06/20 18:13
【松下電器のプラズマ新モデル】質疑応答・全問掲載!
<左>発表を行うパナソニックマーケティング本部 副本部長の牛丸氏 <右>発表会冒頭にリゾートファッションに身を包んだモデルが登場 |
なお、質問には、主にパナソニックマーケティング本部 副本部長の牛丸氏が回答した。
Q:直線を基調としたデザインのプラズマテレビが多い中、曲線をあしらった本機のデザインが目を引く。デザイン面で一番気を配ったところはどこか?
A:奥行き99mmに収めるのは苦労した。空気や風といったデザインモチーフを表現するため、100通り以上のデザイン案を作り、その中から選択するなど、かなり力を入れた。
Q:37V型と42V型に注力しているのか?
A:42V型が最大のセグメント。ここが最重要だ。
Q:再来年は50万台市場になるといわれているプラズマテレビだが、さらなる普及のための要素を教えてほしい。
A:市場全体として、01年は7万台の予測に対して89,000台を記録した。今年も15万台という予測を立てたが、すでにそれを上回る勢いだ。20万台くらい行くかもしれない。さらなる普及のため、「大画面で映像をみる楽しさ」をEducationし、さらにマルチチャンネル音声システムと組み合わせたときの「音」の魅力について訴求していきたい。
Q:パナソニックのAV機器が大変好調だということだが、その要因は何だと考えているか?
A:4月から6月にかけ、どの月も対前年比130〜160%くらいの勢いで推移している。この理由として、昨年から続けてきた新たなマーケティング手法が形になってきたことと、いわゆる「V字回復」を達成するため、社内の各部署が危機感を持って、素晴らしいコラボレーションをしていることが挙げられる。
Q:「プラズマテレビ」は松下電器にとってどういう位置づけの商品か
A:テレビは、AVメーカーにとって一番重要なジャンル。その中でも、未来を背負って立つPDPは、松下にとっても、絶対に落とせない部分だ。
(Phile-web編集部)