松下、薄型テレビの新シリーズ「VIERA＜ビエラ＞」13機種を発表

左）プラズマ「VIERA」　右）液晶「VIERA」

●松下電器産業（株）パナソニックマーケティング本部から、パナソニックブランドの新しい薄型テレビ13機種が発売される。今回発売されるのはプラズマテレビ3機種と液晶テレビ10機種。それぞれの価格と発売日は下記の通りだ。

＜地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ＞
■「TH-50PX20」（50V型）/10月1日発売/1,100,000円
■「TH-42PX20」（42V型）/9月1日発売/\OPEN（予想実売価格70万円台中盤）
■「TH-37PX20」（37V型）/9月1日発売/\OPEN（予想実売価格60万円台中盤）

＜地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ＞
■「TH-32LX20」（32V型）/10月1日発売/\OPEN（予想実売価格50万円台中盤）
■「TH-26LX20」（26V型）/10月1日発売/\OPEN（予想実売価格40万円台中盤）
■「TH-22LX20」（22V型）/11月1日発売/\OPEN（予想実売価格30万円台中盤）

＜液晶テレビ（BSアナログチューナー内蔵）＞
■「TH-20LB15」（20V型）/9月15日発売/\OPEN（予想実売価格18万円前後）
■「TH-17LB15」（17V型）/9月15日発売/\OPEN（予想実売価格14万円前後）
■「TH-20LB10」（20V型）/9月15日発売/\OPEN（予想実売価格17万円前後）
■「TH-17LB10」（20V型）/9月15日発売/\OPEN（予想実売価格13万円前後）
■「TH-20LB1」（20V型）/9月15日発売/\OPEN（予想実売価格16万円前後）
■「TH-17LB1」（17V型）/9月15日発売/\OPEN（予想実売価格12万円前後）
■「TH-14LB1」（14V型）/9月15日発売/\OPEN（予想実売価格7.5万円前後）

今回の新製品からサブブランド名が「VIERA（ビエラ）」へ一新された。こちらは「VI=VISION：映像」と「ERA=時代」を合わせた造語で“「新時代の映像生活」を提案するパナソニック薄型テレビの総称”として名付けられたものであるという。

新しい製品群には、同社独自のデジタル技術を結集して新開発した高画質システム「PEAKS（ピークス_Picture Enhancement Accelerator with Kinetic Systemの略）」を搭載。「PEAKSプロセッサー」、「PEAKSドライバー」、「PEAKSパネル」と、PDP、液晶それぞれにプロセッサーからパネルまで同社が一貫して高画質実現のための画づくりを行った。37V型のプラズマテレビには今回が世界初となる37V型プログレッシブハイビジョンプラズマパネルが搭載された。

プラズマ全機種と液晶テレビの上位3モデルには地上・BS・110度CDデジタルチューナーを内蔵し、幅広いコンテンツへの対応が実現した。さらに映像信号をフルデジタル処理することで、信号劣化、ノイズ発生を抑制し、高画質処理が実現されている。今回の製品では、地上デジタル放送をはじめ、BS・100度CSデジタル放送、アナログ地上放送に対応した「NEWテレビ番組ガイド（EPG）」を搭載し、受信できる全ての放送の番組表を表示することができる。またパナソニックが運営するデジタルテレビ向けの生活情報ネットワークサービス「Tナビ」にも対応している。本機に付属するリモコンもボタンの配置などを一新し、本体の操作性に加えこれら番組表やTナビのサービスがより使いやすくなっている。

薄型テレビとしてのデザインもより美しく進化した。プラズマテレビのラインナップは、専用台との一体化した曲線が美しい「Sフォルム」を採用。液晶テレビも薄さがより引き立つ「Jフォルム」が採用された。チューナー一体型なので、設置スペースや目障りな配線を気にすることなく設置が可能だ。本体正面にはSD/PCカードダブルスロットを搭載し、デジカメの撮影画像なども楽しめる。LAN端子も備え、ADSL等のブロードバンドコンテンツも本機で楽しめる。

液晶テレビの普及モデルとなる「TH-20LB15」以下の7モデルは、BSアナログチューナーを内蔵し「LCD PEAKSドライバー」による高画質を実現している。「LB15」「LB10」はテレビ番組ガイド（EPG）に対応。「LB15」はSD/PCカードダブルスロットを搭載。それぞれに16msecの高速応答速度、450カンデラの高輝度、さらに880対1のハイコントラストを実現した、コストパフォーマンスの高いモデルとなっている。

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（Phile-web編集部）