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公開日 2005/02/10 13:48
ボーズから新世代のパーソナルオーディオシステムが登場
ボーズ(株)は、独自技術によりコンパクトサイズながら高品位な音楽再生を実現するパーソナルオーディオシステムとして、新製品「Wave Music System」を4月1日に発売する。価格は税込で74,970円。
本製品はボーズが1984年に発売したWAVEガイドプロダクトシリーズの最新製品となるモデルであり、同じく同社が1999年に発売し話題を呼んだパーソナルオーディオシステム「WaveRadio/CD」の後継機に位置づけられる。
本製品の仕様はCDプレーヤーとAM・FMチューナーを内蔵した一体型オーディオシステムである。スピーカー部には、ボーズ独自の重低音再生技術である「アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー」を進化させ、2本の60mmフルレンジドライバーそれぞれに採用した「デュアルウェーブガイド」により、「従来より1/2低い音声の表現が可能になった」という豊かでクリアな低音再生を実現している。
ドライバー自体も新たに開発した技術を採用している。マグネット駆動部分を拡大したことにより、より大きなエネルギーを獲得した。新エッジデザインにより、エクスカーションも拡大されている。またアルミボイスコイルにも銅メッキを施している。
信号処理の部分も新しくなった。CD、ラジオ、外部入力まですべての音声信号をデジタル化し、雑音のないクリアな音質を実現する。独自のインテリジェンスアルゴリズムを搭載したDSPにより、あらゆる楽曲、音量でも最適な音楽バランスを導きだし、再生能力が限界まで高められる。
その他の設計の部分においてもキャビネットの高剛性化、電源部への大容量トロイダルトランス採用など、徹底した音質重視設計が行われている。
本製品では操作性の向上にも大きく力が注がれている。本体部からは一切の操作部を排除し、すべてリモコンへインターフェイスが集約されている。リモコンではすべての操作に対応しながら、ボタンを26個に抑え、さらに大小ふたつのサイズが用意されている。
デザインにおいてもWAVEガイドプロダクトシリーズの基本コンセプトを継承しつつ、使いやすさと美しさに磨きをかけた新しいデザインを実現した。「WaveRadio/CD」との比較ではさらに筐体の高さを抑え、薄型デザインを実現。CDのフロントローディング方式を採用したほか、本体から「つまみ」を排除、ブランドロゴのフロントパネルへの配置など、プレミアム感を高めている。
本製品ではさらに、「WaveRadio/CD」から進化したいくつもの機能を搭載した。MP3 CDの再生に対応したほか、ヘッドフォン端子の増設、バッテリー充電機能の採用、省エネモードの採用や将来の拡張性を高める独自のインターフェイス「ボーズリンク」が搭載されている。
新製品に発売に先立ち、ボーズは東京都内で製品発表会を開催した。発表会の冒頭には、同社広報宣伝部のゼネラルマネージャーである長尾浩氏が登壇した。新製品について「コンサートホールの臨場感を、パーソナルな環境で高音質に楽しめる利便性を追求した」と長尾氏は語る。さらに、「音質は言うまでもなく、音楽性における飛躍的な進化を遂げた。音楽テクノロジーの進歩にひとつの期を隔す製品」であると期待を顕わにした。
また、発表会には米国ボーズコーポレーションからウェーブシステムのカテゴリー・ビジネス・マネージャーであるSantiago Carvajal氏が駆けつけ、新製品の紹介を行った。
はじめにこれまでのWAVEガイドプロダクトシリーズの歩みについてCarvajal氏は、「本シリーズは発表以降今日まで約20年間に渡り大きな成功をおさめ、現在アメリカのホームカテゴリー製品で大きなシェアを占めるヒットシリーズである」と強調した。また新製品「Wave Music System」については、「箱を開けてすぐに素晴らしい音が楽しめる、性能・使いやすさ・優れたデザインを兼ね備えた製品であり、ホームオーディオのメインシステムとなり得るパフォーマンスを備えていると確信する」と意気込みを語った。また、発表会会場では新製品と、ボーズのフラグシップスピーカーである「901」との比較視聴も行われ、最高級製品に迫る「Wave Music System」の実力が余すところなく披露された。
【問い合わせ先】
ボーズ・エクスポート・インク東京事務所
TEL/0120-002-009
(Phile-web編集部)
本製品はボーズが1984年に発売したWAVEガイドプロダクトシリーズの最新製品となるモデルであり、同じく同社が1999年に発売し話題を呼んだパーソナルオーディオシステム「WaveRadio/CD」の後継機に位置づけられる。
本製品の仕様はCDプレーヤーとAM・FMチューナーを内蔵した一体型オーディオシステムである。スピーカー部には、ボーズ独自の重低音再生技術である「アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー」を進化させ、2本の60mmフルレンジドライバーそれぞれに採用した「デュアルウェーブガイド」により、「従来より1/2低い音声の表現が可能になった」という豊かでクリアな低音再生を実現している。
ドライバー自体も新たに開発した技術を採用している。マグネット駆動部分を拡大したことにより、より大きなエネルギーを獲得した。新エッジデザインにより、エクスカーションも拡大されている。またアルミボイスコイルにも銅メッキを施している。
信号処理の部分も新しくなった。CD、ラジオ、外部入力まですべての音声信号をデジタル化し、雑音のないクリアな音質を実現する。独自のインテリジェンスアルゴリズムを搭載したDSPにより、あらゆる楽曲、音量でも最適な音楽バランスを導きだし、再生能力が限界まで高められる。
その他の設計の部分においてもキャビネットの高剛性化、電源部への大容量トロイダルトランス採用など、徹底した音質重視設計が行われている。
本製品では操作性の向上にも大きく力が注がれている。本体部からは一切の操作部を排除し、すべてリモコンへインターフェイスが集約されている。リモコンではすべての操作に対応しながら、ボタンを26個に抑え、さらに大小ふたつのサイズが用意されている。
デザインにおいてもWAVEガイドプロダクトシリーズの基本コンセプトを継承しつつ、使いやすさと美しさに磨きをかけた新しいデザインを実現した。「WaveRadio/CD」との比較ではさらに筐体の高さを抑え、薄型デザインを実現。CDのフロントローディング方式を採用したほか、本体から「つまみ」を排除、ブランドロゴのフロントパネルへの配置など、プレミアム感を高めている。
本製品ではさらに、「WaveRadio/CD」から進化したいくつもの機能を搭載した。MP3 CDの再生に対応したほか、ヘッドフォン端子の増設、バッテリー充電機能の採用、省エネモードの採用や将来の拡張性を高める独自のインターフェイス「ボーズリンク」が搭載されている。
新製品に発売に先立ち、ボーズは東京都内で製品発表会を開催した。発表会の冒頭には、同社広報宣伝部のゼネラルマネージャーである長尾浩氏が登壇した。新製品について「コンサートホールの臨場感を、パーソナルな環境で高音質に楽しめる利便性を追求した」と長尾氏は語る。さらに、「音質は言うまでもなく、音楽性における飛躍的な進化を遂げた。音楽テクノロジーの進歩にひとつの期を隔す製品」であると期待を顕わにした。
また、発表会には米国ボーズコーポレーションからウェーブシステムのカテゴリー・ビジネス・マネージャーであるSantiago Carvajal氏が駆けつけ、新製品の紹介を行った。
はじめにこれまでのWAVEガイドプロダクトシリーズの歩みについてCarvajal氏は、「本シリーズは発表以降今日まで約20年間に渡り大きな成功をおさめ、現在アメリカのホームカテゴリー製品で大きなシェアを占めるヒットシリーズである」と強調した。また新製品「Wave Music System」については、「箱を開けてすぐに素晴らしい音が楽しめる、性能・使いやすさ・優れたデザインを兼ね備えた製品であり、ホームオーディオのメインシステムとなり得るパフォーマンスを備えていると確信する」と意気込みを語った。また、発表会会場では新製品と、ボーズのフラグシップスピーカーである「901」との比較視聴も行われ、最高級製品に迫る「Wave Music System」の実力が余すところなく披露された。
【問い合わせ先】
ボーズ・エクスポート・インク東京事務所
TEL/0120-002-009
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドBOSE
- 型番Wave Music System
- 発売日2005年4月1日
- 価格\74,970
【SPEC】●スピーカーユニット:60mmフルレンジドライバー(防磁型)×2 ●外部入力:アナログ音声×1 ●外部出力:ヘッドホン端子 ●再生可能メディア:CD/CD-R/CD-RW ●再生対応フォーマット:CD-DA/MP3 ●最大消費電力:60W ●外形寸法:368W×106H×219Dmm ●質量:3.9kg