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公開日 2005/04/11 18:55

デノン、フラグシップのサウンドを受け継いだAVアンプ「A11XV」を発売

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AVC-A11XV
(株)デノンは、フラグシップAVアンプ「AVC-A1XV」の技術・性能を受け継ぐミドルレンジクラスのAVアンプとして「AVC-A11XV」を5月上旬に発売する。価格は420,000円(税込)。

本機はデノンプレミアムシリーズAVアンプの第2号機として、同社の最新テクノロジーを搭載し、高音質再生の徹底追求を行っている。外観には贅沢なプレミアム・シルバーのカラーリングを施している。

オーディオ部には上位モデル「A1XV」の開発と同時に大幅にブラッシュアップした独自の高音質サラウンド回路「New D.D.S.C.デジタル」を搭載。DSPに最新型の高性能32ビットフローティングポイントDSPを備えている。全チャンネルにおける同一レスポンス、同一クオリティを念頭にAL24 Processing Plus、192kHz/24bit高性能D/Aコンバーターをはじめ、192kHz/24bitの処理能力を持つDIRとADコンバーターを採用している。A/Dコンバーターには従来に比べS/N、ダイナミックレンジを大幅に向上させる192kHz/24bitクオリティの高性能デバイスを採用した。


本機の背面端子部
インターフェイスにはオーディオ信号の高品位な伝送を実現するDENON LINK、IEEE1394を搭載している。


音質に大きな影響のある各パート間の電気的、機械的な干渉、外部からの振動による影響にも徹底配慮したピュアオーディオコンストラクションを採用
全7チャンネル同一クオリティのパワーアンプは実用最大出力で245W/ch(6Ω/EIAJ)のハイパワーと高いSN比を実現。2チャンネル再生からサラウンド再生、マルチチャンネルオーディオ再生まで、原音ソースに含まれる情報を高品位にスピーカーへ伝える。電源構成においては、各パートの電気回路の能力を最大限に発揮させるために、それらに対して供給されている安定化電源とグランドを独立・強化し、電気的相互干渉を徹底排除する理想的な設計を採用している。

サラウンドバックチャンネルとサラウンドチャンネルのパワーアンプは、それぞれフロント/ZONE2/ZONE3のいずれかにアサインができる。これにより、例えばフロントチャンネルにアサインした場合には、フロントチャンネルのスピーカーにバイアンプ接続が可能になり、再生クオリティをさらに向上させて楽しむことができる。メインルームのほかに、セカンドゾーン、サードゾーンなど別の部屋にスピーカーを配置してそれぞれの部屋で異なったソースを同時に楽しむこともできる。付属の高性能マイクを使った、オートセットアップやルームEQ機能も搭載する。

サラウンドフォーマットはDTS-ES、DTS96/24、Dolby Digital EX、THX ultra2など各種の最新フォーマットに対応する。DENON独自のDSPサラウンドモードでは、2chから6.1chの信号ソース全てで最大7.1chの再生システムが活用できる。

ビデオ部には3系統のHDMI入力と1系統のDVI入力、出力にHDMIを1系統装備し、高品位なデジタルビデオ信号の再生が可能。デジタルビデオ信号入力は両インターフェイスともにHDMIより出力される。HDMI端子ではマルチチャンネルオーディオのデジタル入力にも対応する。

映像回路にはコンポーネントビデオ、Sビデオとコンポジットビデオのそれぞれに高速・高精度の216MHz/12bitのビデオDACを採用。微少レベルの映像信号の再現性を高め、原画像に忠実な高精細映像を実現する。また、NSV(ノイズ・シェープト・ビデオ)技術によりビデオ信号のS/Nを改善することができる。

また、本機では様々なビデオ信号をアップ&ダウンコンバージョンする機能も搭載しており、それぞれがHDMI端子へ出力ができる。この機能により入力信号の方式にかかわらず、再生する映像モニター機器へケーブル1本での接続が可能になる。

【問い合わせ先】
(株)デノン コンシューマーマーケティング
TEL/03-6731-5540

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドDENON
  • 型番AVC-A11XV
  • 発売日2005年5月上旬
  • 価格\420,000(税込)
【SPEC】●実用最大出力:245W×7(6Ω EIAJ) ●定格出力:140W×7(8Ω、20Hz〜20kHz、T.H.D 0.05%) ●消費電力:480W(スタンバイ時1W以下) ●外形寸法:434W×178H×500Dmm ●質量:23.6kg
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