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公開日 2005/06/08 17:47
ビクター、アームレスヘッドホンタイプのデジタルオーディオプレーヤーを発売
日本ビクター(株)がいよいよデジタルオーディオプレーヤー市場への参入を明らかにした。今回ビクターはアームレスヘッドホンタイプの「XA-AL55」、コンパクトなスクウェアタイプの「XA-MP101/51」の各機種を発売する。価格などについての詳細は下記の通りだ。
■デジタルオーディオプレーヤー「XA-AL55」(256MB)/2005年6月下旬発売/\OPEN(予想実売価格18,000円前後)
■デジタルオーディオプレーヤー「XA-MP101」(1GB)/2005年7月中旬発売/\OPEN(予想実売価格27,000円前後)
■デジタルオーディオプレーヤー「XA-MP51」/2005年7月中旬発売/\OPEN(予想実売価格20,000円前後)
「XA-AL55」はアームレスヘッドホンにデジタルオーディオプレーヤーを「ビルト・イン」したことにより、デザインのオリジナリティと、デジタルオーディオプレーヤーの活用シーン拡大をアピールする。電源は単4電池1本とし、電池を含む質量も約57gを実現。耳に掛けた際にもストレスなく音楽を楽しめる。
高音質設計にもビクターならではのこだわりがうかがえる。大口径30mmの高磁力ネオジウムマグネットをドライバーユニットに採用。18bitΣΔ(シグマデルタ)DAコンバーターによる信号処理と併せて高音質再生を実現する。また、「SRS WOW」技術と4つのプリセットイコライザーにより、ソースに合わせた効果的な音場再生が楽しめる。
本機には液晶ディスプレイが搭載されていないが、操作性についてはボタン操作に対するリアクションを音声で確認できる「音声ガイド」を搭載することにより、耳に掛けたままで簡単な操作が可能だ。
カラーバリエーションはブラック/ホワイト/シルバー/メタリックレッドの4色。オプション製品として、スポーツ中にも本機を楽しむためのスポーツアダプター「AA-AL55J」も近日発売を予定している。
「XA-MP101/51」は本体に液晶ディスプレイを搭載し、片手に収まる50Wmm×50Hmmのコンパクトなスクウェアフォルムを採用。1GB、512MBのラインナップを揃える。カラーバリエーションはメタリックシルバー/メタリックブルーのほか、512MBモデルにはメタリックブラック/メタリックレッドが加わる。
本機はライン入力端子を搭載し、ミニコンポやラジカセと接続して直接録音ができるダイレクトレコーディング機能を備える。WMA/MP3ファイルの楽曲が再生できるほか、デジタル著作権管理(DRM)への対応により、音楽配信で購入した楽曲の再生もできる。その他、FMラジオやボイスレコーディング、外付USBメモリーとしての機能も楽しめる。
XA-AL55と同様、18bitΣΔ(シグマデルタ)DAコンバーターと高磁力ネオジウムマグネット搭載のヘッドホンにより高音質再生を可能にする。ソースに合わせて音質が調整できる5つのプリセットイコライザーも搭載した。
本日同社は新製品の記者発表会を開催した。会場には同社AV&マルチメディアカンパニー AVCアクセサリーカテゴリー長の斉藤学氏が足を運び、同社のデジタルオーディオプレーヤー商品に関する事業戦略を説明した。
今回の製品は、ビクターとして日本国内のデジタルオーディオプレーヤー市場に初参入を実現するモデルとなる。今回同社が市場参入を決定した背景には、2007年には5,000万台の市場が確立されると見込まれるデジタルオーディオプレーヤー市場が、今後のオーディオ製品の成長を牽引する分野であることが予測されるからであるという。
斉藤氏は同市場におけるビクターの戦略として、「高音質とオリジナリティの追求」「他のシステム商品と連動した展開」「将来的なメモリー/HDD内蔵複合商品への展開」を重要なキーワードとして提示した。またPC、カー、ビジュアル商品をはじめとした、同社の他の事業分野商品との融合を図っていくことが大切であると斉藤氏は語る。
今回発表を行った新製品については、ビクターならではの高音質テクノロジーを搭載し、ヘッドフォンタイプのモデルではポータブルサウンドの使用シーン拡大を提案していきたいとコメントする。フラッシュメモリータイプからスタートした市場参入について斉藤氏は「一般の音楽ファンが使いやすいタイプの商品に、ビクターならではの便利な機能を盛り込むことが大事と考えた」と語りながら、2006年には国内市場で10%のシェア獲得をを目指したいとした。
以下に本日の発表会で行われた質疑応答の模様を掲載する。
Q:アームレスヘッドホンタイプの「XA-AL55」は今回256MBのメモリー容量となっているが、このサイズの商品については最近市場の動きは小さくなりつつあると言われている。なぜ512MBを企画しなかったのか
A:ヘッドホンタイプは「ポータブルプレーヤーの使用範囲を広げる」ことを提案の第一に掲げたかった
Q:シリーズの愛称は何か考えていないのか
A:検討はしている。日本国内でのペットネームは最終段階まで調整しつつあるが、それをワールドワイドでの呼び名とする段階で、今統一を図っているところだ
Q:HDDプレーヤーをリリースする予定はあるのか
A:現在開発中である。具体的な発表はお待ちいただきたい。メモリータイプからはじめたのは国内市場を見たときに一般ユーザーの皆様が一番素直に入っていける市場であると考えているからだ
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
(Phile-web編集部)
■デジタルオーディオプレーヤー「XA-AL55」(256MB)/2005年6月下旬発売/\OPEN(予想実売価格18,000円前後)
■デジタルオーディオプレーヤー「XA-MP101」(1GB)/2005年7月中旬発売/\OPEN(予想実売価格27,000円前後)
■デジタルオーディオプレーヤー「XA-MP51」/2005年7月中旬発売/\OPEN(予想実売価格20,000円前後)
「XA-AL55」はアームレスヘッドホンにデジタルオーディオプレーヤーを「ビルト・イン」したことにより、デザインのオリジナリティと、デジタルオーディオプレーヤーの活用シーン拡大をアピールする。電源は単4電池1本とし、電池を含む質量も約57gを実現。耳に掛けた際にもストレスなく音楽を楽しめる。
高音質設計にもビクターならではのこだわりがうかがえる。大口径30mmの高磁力ネオジウムマグネットをドライバーユニットに採用。18bitΣΔ(シグマデルタ)DAコンバーターによる信号処理と併せて高音質再生を実現する。また、「SRS WOW」技術と4つのプリセットイコライザーにより、ソースに合わせた効果的な音場再生が楽しめる。
本機には液晶ディスプレイが搭載されていないが、操作性についてはボタン操作に対するリアクションを音声で確認できる「音声ガイド」を搭載することにより、耳に掛けたままで簡単な操作が可能だ。
カラーバリエーションはブラック/ホワイト/シルバー/メタリックレッドの4色。オプション製品として、スポーツ中にも本機を楽しむためのスポーツアダプター「AA-AL55J」も近日発売を予定している。
「XA-MP101/51」は本体に液晶ディスプレイを搭載し、片手に収まる50Wmm×50Hmmのコンパクトなスクウェアフォルムを採用。1GB、512MBのラインナップを揃える。カラーバリエーションはメタリックシルバー/メタリックブルーのほか、512MBモデルにはメタリックブラック/メタリックレッドが加わる。
本機はライン入力端子を搭載し、ミニコンポやラジカセと接続して直接録音ができるダイレクトレコーディング機能を備える。WMA/MP3ファイルの楽曲が再生できるほか、デジタル著作権管理(DRM)への対応により、音楽配信で購入した楽曲の再生もできる。その他、FMラジオやボイスレコーディング、外付USBメモリーとしての機能も楽しめる。
XA-AL55と同様、18bitΣΔ(シグマデルタ)DAコンバーターと高磁力ネオジウムマグネット搭載のヘッドホンにより高音質再生を可能にする。ソースに合わせて音質が調整できる5つのプリセットイコライザーも搭載した。
本日同社は新製品の記者発表会を開催した。会場には同社AV&マルチメディアカンパニー AVCアクセサリーカテゴリー長の斉藤学氏が足を運び、同社のデジタルオーディオプレーヤー商品に関する事業戦略を説明した。
今回の製品は、ビクターとして日本国内のデジタルオーディオプレーヤー市場に初参入を実現するモデルとなる。今回同社が市場参入を決定した背景には、2007年には5,000万台の市場が確立されると見込まれるデジタルオーディオプレーヤー市場が、今後のオーディオ製品の成長を牽引する分野であることが予測されるからであるという。
斉藤氏は同市場におけるビクターの戦略として、「高音質とオリジナリティの追求」「他のシステム商品と連動した展開」「将来的なメモリー/HDD内蔵複合商品への展開」を重要なキーワードとして提示した。またPC、カー、ビジュアル商品をはじめとした、同社の他の事業分野商品との融合を図っていくことが大切であると斉藤氏は語る。
今回発表を行った新製品については、ビクターならではの高音質テクノロジーを搭載し、ヘッドフォンタイプのモデルではポータブルサウンドの使用シーン拡大を提案していきたいとコメントする。フラッシュメモリータイプからスタートした市場参入について斉藤氏は「一般の音楽ファンが使いやすいタイプの商品に、ビクターならではの便利な機能を盛り込むことが大事と考えた」と語りながら、2006年には国内市場で10%のシェア獲得をを目指したいとした。
以下に本日の発表会で行われた質疑応答の模様を掲載する。
Q:アームレスヘッドホンタイプの「XA-AL55」は今回256MBのメモリー容量となっているが、このサイズの商品については最近市場の動きは小さくなりつつあると言われている。なぜ512MBを企画しなかったのか
A:ヘッドホンタイプは「ポータブルプレーヤーの使用範囲を広げる」ことを提案の第一に掲げたかった
Q:シリーズの愛称は何か考えていないのか
A:検討はしている。日本国内でのペットネームは最終段階まで調整しつつあるが、それをワールドワイドでの呼び名とする段階で、今統一を図っているところだ
Q:HDDプレーヤーをリリースする予定はあるのか
A:現在開発中である。具体的な発表はお待ちいただきたい。メモリータイプからはじめたのは国内市場を見たときに一般ユーザーの皆様が一番素直に入っていける市場であると考えているからだ
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドVICTOR
- 型番XA-AL55
- 発売日2005年6月下旬
- 価格\OPEN(予想実売価格18,000円前後)
【SPEC】●内蔵メモリ:256MB ●対応OS:Windows XP/Me/2000/98SE(プリインストールのみ) ●再生フォーマット:MP3/WMA/WMA-DRM ●入出力端子:USB×1 ●実用最大出力:ヘッドホン 5mW+5mW(32Ω、JEITA/DC) ●電源:単4アルカリ乾電池×1 ●外形寸法:45W×52H×26Dmm ●質量:約57g(乾電池含む)
- ブランドVICTOR
- 型番XA-MP101
- 発売日2005年7月中旬
- 価格\OPEN(予想実売価格27,000円前後)
【SPEC】●内蔵メモリ:1GB ●対応OS:Windows XP/Me/2000/98SE(プリインストールのみ) ●再生フォーマット:MP3/WMA/WMA-DRM ●周波数特性:60Hz〜20kHz ●入力端子:LINE IN×1 ●入出力端子:USB2.0/1.1×1 ●実用最大出力:ヘッドホン 7mW+7mW(32Ω、JEITA/DC) ●電源:単4アルカリ乾電池×1 ●外形寸法:50W×50H×15Dmm ●質量:約42g(乾電池含む)
- ブランドVICTOR
- 型番XA-MP51
- 発売日2005年7月中旬
- 価格\OPEN(予想実売価格20,000円前後)
【SPEC】●内蔵メモリ:512MB ●対応OS:Windows XP/Me/2000/98SE(プリインストールのみ) ●再生フォーマット:MP3/WMA/WMA-DRM ●周波数特性:60Hz〜20kHz ●入力端子:LINE IN×1 ●入出力端子:USB2.0/1.1×1 ●実用最大出力:ヘッドホン 7mW+7mW(32Ω、JEITA/DC) ●電源:単4アルカリ乾電池×1 ●外形寸法:50W×50H×15Dmm ●質量:約42g(乾電池含む)