HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2005/08/12 19:23
パイオニア、HDMIやiPodのコントロール機能を搭載した2機種のAVアンプ
パイオニア(株)は、同社のミドルレンジクラスのAVアンプ新製品として、HDMI端子や新たにiPodのコントロールインターフェイスを搭載した「VSA-AX4AVi」「VSA-AX2AV」をそれぞれ発売する。
■AVアンプ「VSA-AX4AVi」/2005年10月下旬発売/¥199,500(税込)
■AVアンプ「VSA-AX2AV」/2005年10月下旬発売/¥143,850(税込)
従来比で約2倍の処理能力を実現したという32bit処理モジュール「ツイン・デジタル・コア・エンジン2」が搭載されたことにより、さらに高速で高精度な演算処理による音質・音場の制御が可能になった。同社では独自開発の自動音場補正システム「MCACC」を改良した「Advanced MCACC」を今回の新製品に投入した。こちらでは周波数特性の補正を行う際に、従来の2次元(周波数と音圧レベル)方式に、時間の調整軸を加えた3次元方式での補正を可能にしている。専用のアプリケーションソフトを用いて、補正後の残響周波数特性をパソコン上にグラフ表示させるマニアックな仕様も備えている。また室内の定在波の影響を軽減する新開発の定在波コントロール技術や、マルチチャンネルオーディオにおける低音のズレを解消するフェイズコントロール技術を搭載した。
多彩なソースを高品位に再生するための入出力端子も豊富に搭載。2入力1出力のHDMI端子(ver.1.1)とデジタル・ビデオ・コンバーターが採用され、アナログビデオ入力の信号を全てデジタル変換してHDMIから出力できる。
上位機の「VSA-AX4AVi」では、i.Linkデジタル伝送「アドバンスド・レゾリューション・デジタル・オーディオ・インターフェイス」に対応している。同社のi.Linkデジタル伝送には独自開発の「PQLS」が搭載され、音質劣化の主要因であるジッターの最小化を可能にする。同じくi.Link接続に対応するプレーヤーとの接続により、次世代オーディオフォーマットを高品位に再生できる。
両機の大きな特徴のひとつとしては、さらにアップル社製のDAP「iPod」との接続に対応する専用端子が設けられたことが挙げられる。AVアンプとiPodを専用のケーブルで接続し、手軽に高音質な音楽再生が楽しめる。接続時には充電ができるほか、AVアンプ付属のリモコンでiPodをコントロールしたり、アンプのFLディスプレイやOSD機能を使ってTV画面にiPodの情報を表示させることも可能だ。PCと連携した機能としては、ほかにも「Windows Mediaィ Audio 9 Professional(WMA9 Pro)」デコーダーが搭載されたほか、PCに蓄えた音楽を高品位に楽しめる「USBデジタルオーディオ入力」が「VSA-AX4AVi」に採用された。
さらに、パワーアンプには新開発の「ダイレクト・エナジー・パワー・エンジン」を採用した。ローインピーダンス化とモジュールの最小化を実現したことにより、音質に有害な不要輻射を低減した。さらに独自設計の温度変化補償回路により、出力レベルにかかわらず高音質な再生が可能になっている。各チャンネルの動作環境を同一にする「シンメトリカル・パワートレイン・デザイン」も採用され、全チャンネルで均一かつ高音質な信号増幅を実現している。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL.0070-800-8181-22
(Phile-web編集部)
■AVアンプ「VSA-AX4AVi」/2005年10月下旬発売/¥199,500(税込)
■AVアンプ「VSA-AX2AV」/2005年10月下旬発売/¥143,850(税込)
従来比で約2倍の処理能力を実現したという32bit処理モジュール「ツイン・デジタル・コア・エンジン2」が搭載されたことにより、さらに高速で高精度な演算処理による音質・音場の制御が可能になった。同社では独自開発の自動音場補正システム「MCACC」を改良した「Advanced MCACC」を今回の新製品に投入した。こちらでは周波数特性の補正を行う際に、従来の2次元(周波数と音圧レベル)方式に、時間の調整軸を加えた3次元方式での補正を可能にしている。専用のアプリケーションソフトを用いて、補正後の残響周波数特性をパソコン上にグラフ表示させるマニアックな仕様も備えている。また室内の定在波の影響を軽減する新開発の定在波コントロール技術や、マルチチャンネルオーディオにおける低音のズレを解消するフェイズコントロール技術を搭載した。
多彩なソースを高品位に再生するための入出力端子も豊富に搭載。2入力1出力のHDMI端子(ver.1.1)とデジタル・ビデオ・コンバーターが採用され、アナログビデオ入力の信号を全てデジタル変換してHDMIから出力できる。
上位機の「VSA-AX4AVi」では、i.Linkデジタル伝送「アドバンスド・レゾリューション・デジタル・オーディオ・インターフェイス」に対応している。同社のi.Linkデジタル伝送には独自開発の「PQLS」が搭載され、音質劣化の主要因であるジッターの最小化を可能にする。同じくi.Link接続に対応するプレーヤーとの接続により、次世代オーディオフォーマットを高品位に再生できる。
両機の大きな特徴のひとつとしては、さらにアップル社製のDAP「iPod」との接続に対応する専用端子が設けられたことが挙げられる。AVアンプとiPodを専用のケーブルで接続し、手軽に高音質な音楽再生が楽しめる。接続時には充電ができるほか、AVアンプ付属のリモコンでiPodをコントロールしたり、アンプのFLディスプレイやOSD機能を使ってTV画面にiPodの情報を表示させることも可能だ。PCと連携した機能としては、ほかにも「Windows Mediaィ Audio 9 Professional(WMA9 Pro)」デコーダーが搭載されたほか、PCに蓄えた音楽を高品位に楽しめる「USBデジタルオーディオ入力」が「VSA-AX4AVi」に採用された。
さらに、パワーアンプには新開発の「ダイレクト・エナジー・パワー・エンジン」を採用した。ローインピーダンス化とモジュールの最小化を実現したことにより、音質に有害な不要輻射を低減した。さらに独自設計の温度変化補償回路により、出力レベルにかかわらず高音質な再生が可能になっている。各チャンネルの動作環境を同一にする「シンメトリカル・パワートレイン・デザイン」も採用され、全チャンネルで均一かつ高音質な信号増幅を実現している。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL.0070-800-8181-22
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドPIONEER
- 型番VSA-AX4AVi
- 発売日2005年10月下旬
- 価格¥199,500(税込)
【SPEC】●実用最大出力(JEITA、6Ω、サラウンド時):220W/ch(フロント2ch、センター1ch、サラウンド2ch、サラウンドバック2ch) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+0dB、-3dB) ●全高調歪率:0.09%(20Hz〜20kHz、150W、6Ω) ●入力端子:同軸デジタル 2系統、光デジタル 5系統、i.LINK端子入出力兼用 2系統、USBオーディオ入力 1系統、オーディオ入力 4系統、7.1ch入力 1系統、ビデオ入力 7系統、Sビデオ入力 4系統、コンポーネントビデオ 3系統、D4ビデオ 2系統、HDMI入力 2系統 ●出力端子:プリアウト 1系統、光デジタル 2系統、オーディオ出力 1系統、ビデオ出力 3系統、Sビデオ出力 3系統、コンポーネントビデオ出力 1系統、D4ビデオ出力 1系統、HDMI出力 1系統、マルチルーム AV1系統、スピーカー出力 2系統 ●その他:SR入出力 1系統、IR入出力 1系統、12Vトリガ出力 2系統、RS-232C 1系統 ●消費電力:380W ●外形寸法:420W×188H×464Dmm ●質量:15.6kg
- ブランドPIONEER
- 型番VSA-AX2AV
- 発売日2005年10月下旬
- 価格¥143,850(税込)
【SPEC】●実用最大出力(JEITA、6Ω、サラウンド時):200W/ch(フロント2ch、センター1ch、サラウンド2ch、サラウンドバック2ch) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+0dB、-3dB) ●全高調歪率:0.09%(20Hz〜20kHz、150W、6Ω) ●入力端子:同軸デジタル 2系統、光デジタル 5系統、オーディオ入力 4系統、7.1ch入力 1系統、ビデオ入力 7系統、Sビデオ入力 4系統、コンポーネントビデオ 3系統、D4ビデオ 2系統、HDMI入力 2系統 ●出力端子:プリアウト 1系統、光デジタル 1系統、オーディオ出力 1系統、ビデオ出力 3系統、Sビデオ出力 3系統、コンポーネントビデオ出力 1系統、D4ビデオ出力 1系統、HDMI出力 1系統、マルチルーム AV1系統、スピーカー出力 2系統 ●その他:SR入出力 1系統、RS-232C 1系統 ●消費電力:380W ●外形寸法:420W×188H×464Dmm ●質量:15.4kg