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公開日 2006/01/26 18:41
シャープ、ハイCP・高性能の“AQUOS Bシリーズ”を発表 − フルHDモデルは全8機種に
シャープ(株)は、液晶テレビ“AQUOS”の新シリーズとしてフルHDモデル4機種を含む“Bシリーズ”全10機種を3月1日より順次発売する。これによりフルHD対応のAQUOSは、昨年発売の65V型、57V型などとあわせ全8機種となる。今回発売する新製品のラインナップは以下の通り。
<フルHDモデル>
45V型 「LC-45BE1W」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格58万円前後)3月1日発売
45V型 「LC-45BE2W」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格58万円前後)3月1日発売
37V型 「LC-37BE1W」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格43万円前後)4月21日発売
37V型 「LC-37BE2W」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格43万円前後)4月21日発売
<720pモデル>
37V型 「LC-37BD1W」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格38万円前後)3月1日発売
37V型 「LC-37BD2W」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格38万円前後)3月1日発売
32V型 「LC-32BD1」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格27万円前後)3月1日発売
32V型 「LC-32BD2」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格27万円前後)3月1日発売
26V型 「LC-26BD1」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格21万円前後)3月1日発売
26V型 「LC-26BD2」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格21万円前後)3月1日発売
Bシリーズは、新開発の「ブラックASV液晶パネル」を全モデルに採用。新開発のカラーフィルターにより暗室コントラスト1200対1、同社が『リビングコントラスト』と呼ぶ明室コントラストは550対1を達成し、黒の再現力を向上した。また本パネルは「マルチ画素技術」を採用することで、上下・左右176度の広視野角を実現。1ドットを2つのセルに分割し、セル単位で階調表現をコントロールし、中間色などの表現力もアップした。動画応答速度は、液晶パネルの特性改善と「QS(Quick Shoot)技術」により従来モデル(Aシリーズ)の動画応答速度12msecから6msecに改善した。
また本シリーズは新たに「4波長バックライト」を採用。青・緑・赤の3つの波長に「深紅」を加えることで、色再現範囲をNTSC比91%まで拡大。これにより“鮮明かつ深みのある色彩を実現”することができるという。
接続端子は、HDMI、DVI、i.LINKを全モデルが搭載。またチューナーは、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル・地上アナログチューナーを搭載。37V型以上の6モデルは、デジタルチューナーを2機搭載しており、デジタル放送の2番組同時視聴や裏番組録画に対応する。
スピーカー部は、前面に高開口率を実現したスピーカーネットを採用。デザイン性と音抜けの良さを両立している。また、スピーカーユニットを本体内で独立したボックスに収納する構造を採用することで、共振による音質劣化を抑えることに成功している。
同社が率先して行う環境への配慮も本シリーズには見ることができる。45V型はスタンドベース部に、世界で初めてトウモロコシを原料とした植物系樹脂塗料を採用。また全モデルにおいて、日本工業規格(JIS)として制定されたJ-Mossに対応し、規制対象物質である「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の6物質を全廃した。
本日行われた新製品発表会には、取締役 AVシステム事業本部長の奥田隆司氏が出席。テレビ市場の動向について説明した。同氏はまず「2005年は、液晶テレビの需要がブラウン管テレビを超えたエポックメイキングな年となった」と語った。2005年の液晶テレビの需要は前年度比50%増の420万台となりブラウン管の360万台を上回った。トリノ五輪、W杯などが追い風となり、2006年は36%増の570万台を見込んでいるという。また、37型以上の大画面モデルの好調な推移もアピール。2005年10〜12月の出荷台数は前年同時期に比べ約3倍になったと説明し、「大画面も液晶」と自信を見せた。
以下に同説明会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.今回のBシリーズの位置づけは?
A.Aシリーズのデザインコンセプトを継承し、新しい技術、機能を導入したハイコストパフォーマンスなシリーズだ。
Q.37型以上は2006年内に全てフルHD化するのか?
A.45型以上はすでに全てフルHDモデルとなっている。37型も本年中にに全てフルHDモデルにしたい。
Q.今回の新モデルは応答速度が6msecだが、4msecのモデルの展開はどう考えているか?
A.2005年秋に発売した57型は4msecだった。これは高度な技術を採用しており、コストがかかっている。今後はこれより下のモデルにも取り入れたいとは考えている。
Q.これまでは同シリーズ内でも全てのサイズに最新パネルを採用していたわけではなかったが、今回は最新パネルを使用している。今後はそのような方針で行くのか?
A.今回はタイミングがあったので全てのモデルに同等のパネルを採用することができた。
Q.4波長バックライトの採用により色再現範囲が拡大したというか、3波長バックライトに比べてどの程度か?
A.NTSC比は4波長が91%、3波長が74%で、大幅に拡大した。57型に採用したハイブリッドタイプはさらに再現範囲が広くなっている。
Q.動画応答速度の向上に寄与した「Quick Shoot技術」とは?
A.パネルの立ち上がりを速くするため過電圧を加える、一般的に「オーバーシュート」と呼ばれる技術をこう呼んでいる。
Q.どうやってさらなる低消費電力化を果たしたのか?
A.バックライトの駆動方法や全体の消費電力の低減により実現した。
Q.今後、小さいサイズのモデルはどのような付加価値を付けて販売していくのか?
A.技術的には32型以下でもフルHD化は可能だが、市場での需要があるのかどうか見極めながら開発を進めていきたい。
【問い合わせ先】
お客様相談センターフリーダイヤル
TEL/0120-078-178
(Phile-web編集部)
<フルHDモデル>
45V型 「LC-45BE1W」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格58万円前後)3月1日発売
45V型 「LC-45BE2W」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格58万円前後)3月1日発売
37V型 「LC-37BE1W」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格43万円前後)4月21日発売
37V型 「LC-37BE2W」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格43万円前後)4月21日発売
<720pモデル>
37V型 「LC-37BD1W」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格38万円前後)3月1日発売
37V型 「LC-37BD2W」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格38万円前後)3月1日発売
32V型 「LC-32BD1」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格27万円前後)3月1日発売
32V型 「LC-32BD2」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格27万円前後)3月1日発売
26V型 「LC-26BD1」(アンダーSP)¥OPEN(予想実売価格21万円前後)3月1日発売
26V型 「LC-26BD2」(サイドSP) ¥OPEN(予想実売価格21万円前後)3月1日発売
Bシリーズは、新開発の「ブラックASV液晶パネル」を全モデルに採用。新開発のカラーフィルターにより暗室コントラスト1200対1、同社が『リビングコントラスト』と呼ぶ明室コントラストは550対1を達成し、黒の再現力を向上した。また本パネルは「マルチ画素技術」を採用することで、上下・左右176度の広視野角を実現。1ドットを2つのセルに分割し、セル単位で階調表現をコントロールし、中間色などの表現力もアップした。動画応答速度は、液晶パネルの特性改善と「QS(Quick Shoot)技術」により従来モデル(Aシリーズ)の動画応答速度12msecから6msecに改善した。
また本シリーズは新たに「4波長バックライト」を採用。青・緑・赤の3つの波長に「深紅」を加えることで、色再現範囲をNTSC比91%まで拡大。これにより“鮮明かつ深みのある色彩を実現”することができるという。
接続端子は、HDMI、DVI、i.LINKを全モデルが搭載。またチューナーは、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル・地上アナログチューナーを搭載。37V型以上の6モデルは、デジタルチューナーを2機搭載しており、デジタル放送の2番組同時視聴や裏番組録画に対応する。
スピーカー部は、前面に高開口率を実現したスピーカーネットを採用。デザイン性と音抜けの良さを両立している。また、スピーカーユニットを本体内で独立したボックスに収納する構造を採用することで、共振による音質劣化を抑えることに成功している。
同社が率先して行う環境への配慮も本シリーズには見ることができる。45V型はスタンドベース部に、世界で初めてトウモロコシを原料とした植物系樹脂塗料を採用。また全モデルにおいて、日本工業規格(JIS)として制定されたJ-Mossに対応し、規制対象物質である「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の6物質を全廃した。
以下に同説明会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.今回のBシリーズの位置づけは?
A.Aシリーズのデザインコンセプトを継承し、新しい技術、機能を導入したハイコストパフォーマンスなシリーズだ。
Q.37型以上は2006年内に全てフルHD化するのか?
A.45型以上はすでに全てフルHDモデルとなっている。37型も本年中にに全てフルHDモデルにしたい。
Q.今回の新モデルは応答速度が6msecだが、4msecのモデルの展開はどう考えているか?
A.2005年秋に発売した57型は4msecだった。これは高度な技術を採用しており、コストがかかっている。今後はこれより下のモデルにも取り入れたいとは考えている。
Q.これまでは同シリーズ内でも全てのサイズに最新パネルを採用していたわけではなかったが、今回は最新パネルを使用している。今後はそのような方針で行くのか?
A.今回はタイミングがあったので全てのモデルに同等のパネルを採用することができた。
Q.4波長バックライトの採用により色再現範囲が拡大したというか、3波長バックライトに比べてどの程度か?
A.NTSC比は4波長が91%、3波長が74%で、大幅に拡大した。57型に採用したハイブリッドタイプはさらに再現範囲が広くなっている。
Q.動画応答速度の向上に寄与した「Quick Shoot技術」とは?
A.パネルの立ち上がりを速くするため過電圧を加える、一般的に「オーバーシュート」と呼ばれる技術をこう呼んでいる。
Q.どうやってさらなる低消費電力化を果たしたのか?
A.バックライトの駆動方法や全体の消費電力の低減により実現した。
Q.今後、小さいサイズのモデルはどのような付加価値を付けて販売していくのか?
A.技術的には32型以下でもフルHD化は可能だが、市場での需要があるのかどうか見極めながら開発を進めていきたい。
【問い合わせ先】
お客様相談センターフリーダイヤル
TEL/0120-078-178
(Phile-web編集部)
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