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公開日 2006/10/11 16:44
エプソン、720p対応「D5」パネル搭載の液晶プロジェクター「EMP-TW700」を発売
セイコーエプソン(株)は、ハイビジョン解像度の液晶プロジェクター“dreamio”「EMP-TW700」を10月19日より発売する。価格はオープンだが200,000円前後での販売が予想される。
液晶パネルには、1,280×720画素の同社製ホームシアター専用ハイビジョン対応ワイド液晶「D5」パネルを搭載している。
レンズは、フルHDモデル「EMP-TW1000」(関連ニュース)のために新規開発した高解像度のレンズを搭載。口径のガラス非球面レンズを含む2枚の非球面レンズと低分散ガラス(ED)レンズの最適配置により、色収差などを大幅に低減した。
レンズの光学ズームは2.1倍と、業界最高クラスのズーム倍率を実現。3mの距離で16対9の100インチ画面を投写できる短焦点設計とした。また、上下左右のレンズシフト機能も装備し、上下方向はそれぞれ102%(約1画面分)、左右方向にそれぞれ50%(約1/2画面分)の画面移動が行える。
光学エンジンはホームシアタープロジェクター専用の光学エンジン「OptiFocus(オプティフォーカス)」を採用。ランプから発せられる光から高い純度の三原色を抽出する「Newエプソンシネマフィルタ」を搭載したことで、色純度を高めるとともに、NTSC比115%の広い色再現領域を達成。また、追加リフレクターの搭載によりランプの光効率を向上させ、小型化、省エネを実現した同社独自の高効率ランプ「E-TORL(Epson-Twin Optimize Reflection Lamp:多重反射式高効率ランプ)」も採用し、最大輝度1,600ルーメンを実現した。
さらに、映像の明るさを自動認識し、1/60秒単位で動作するオートアイリス機能を搭載。シーンごとに最適な輝度とコントラスト比を維持しながら、画質パラメーターを自動調整する。これにより、ダイナミックモードでオートアイリスがオンの時、10,000対1という高コントラスト比を実現した。これは1280×720画素パネル搭載の3LCDプロジェクターでは最高の値である。
入力端子では、Ver1.2aのHDMI端子、ビデオ1、Sビデオ1、RCAコンポーネント1、D端子1、ミニD-Sub15ピン1。ほかにRS-232C端子とトリガーアウト端子も備える。
映像調整機能は、TW600、TW1000と同じく「Color Reality III」を搭載。階調の細かなポイントごとに独立してガンマを調整できる「カスタムガンマ調整」、RGBそれぞれのオフセット・ゲインの調整が可能な「RGB調整」、RGBCMYの6軸で色相と彩度を調整できる「6軸カラー調整」、5000K〜10000Kの範囲内で11段階調整が可能な「色温度調整」、登場人物の肌の色を自然な色合いに調整する「肌の色調整」、高域/低域、水平/垂直をそれぞれ指定して調整できる「アドバンストシャープネス」などの機能が利用できる。各イコライジング項目で調整した値は9個まで本体に登録することが可能で、簡単に呼び出すこともできる。
映像モードはTW1000と同じくダイナミック/リビング/ナチュラル/シアター/シアター・ブラック1/シアター・ブラック2の6モードを用意。モードを選択することで、Newエプソンシネマフィルタのオン・オフ、ランプの出力などを自動調整する。
【問い合わせ先】
プロジェクターインフォメーションセンター
TEL/0570-004110
(Phile-web編集部)
液晶パネルには、1,280×720画素の同社製ホームシアター専用ハイビジョン対応ワイド液晶「D5」パネルを搭載している。
レンズは、フルHDモデル「EMP-TW1000」(関連ニュース)のために新規開発した高解像度のレンズを搭載。口径のガラス非球面レンズを含む2枚の非球面レンズと低分散ガラス(ED)レンズの最適配置により、色収差などを大幅に低減した。
レンズの光学ズームは2.1倍と、業界最高クラスのズーム倍率を実現。3mの距離で16対9の100インチ画面を投写できる短焦点設計とした。また、上下左右のレンズシフト機能も装備し、上下方向はそれぞれ102%(約1画面分)、左右方向にそれぞれ50%(約1/2画面分)の画面移動が行える。
光学エンジンはホームシアタープロジェクター専用の光学エンジン「OptiFocus(オプティフォーカス)」を採用。ランプから発せられる光から高い純度の三原色を抽出する「Newエプソンシネマフィルタ」を搭載したことで、色純度を高めるとともに、NTSC比115%の広い色再現領域を達成。また、追加リフレクターの搭載によりランプの光効率を向上させ、小型化、省エネを実現した同社独自の高効率ランプ「E-TORL(Epson-Twin Optimize Reflection Lamp:多重反射式高効率ランプ)」も採用し、最大輝度1,600ルーメンを実現した。
さらに、映像の明るさを自動認識し、1/60秒単位で動作するオートアイリス機能を搭載。シーンごとに最適な輝度とコントラスト比を維持しながら、画質パラメーターを自動調整する。これにより、ダイナミックモードでオートアイリスがオンの時、10,000対1という高コントラスト比を実現した。これは1280×720画素パネル搭載の3LCDプロジェクターでは最高の値である。
入力端子では、Ver1.2aのHDMI端子、ビデオ1、Sビデオ1、RCAコンポーネント1、D端子1、ミニD-Sub15ピン1。ほかにRS-232C端子とトリガーアウト端子も備える。
映像調整機能は、TW600、TW1000と同じく「Color Reality III」を搭載。階調の細かなポイントごとに独立してガンマを調整できる「カスタムガンマ調整」、RGBそれぞれのオフセット・ゲインの調整が可能な「RGB調整」、RGBCMYの6軸で色相と彩度を調整できる「6軸カラー調整」、5000K〜10000Kの範囲内で11段階調整が可能な「色温度調整」、登場人物の肌の色を自然な色合いに調整する「肌の色調整」、高域/低域、水平/垂直をそれぞれ指定して調整できる「アドバンストシャープネス」などの機能が利用できる。各イコライジング項目で調整した値は9個まで本体に登録することが可能で、簡単に呼び出すこともできる。
映像モードはTW1000と同じくダイナミック/リビング/ナチュラル/シアター/シアター・ブラック1/シアター・ブラック2の6モードを用意。モードを選択することで、Newエプソンシネマフィルタのオン・オフ、ランプの出力などを自動調整する。
【問い合わせ先】
プロジェクターインフォメーションセンター
TEL/0570-004110
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドEPSON
- 型番EMP-TW700
- 発売日2006年10月19日
- 価格¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
【SPEC】●液晶パネル:0.7型ワイドポリシリコンTFT液晶 1,280×720画素 ●輝度:1,600ルーメン ●コントラスト比:10,000対1 ●レンズ:2.1倍マニュアルズームフォーカスレンズ ●接続端子:ビデオ1、Sビデオ1、RCAコンポーネント1、D端子1、HDMI(Ver1.2a)端子1、ミニD-Sub15ピン1、RS-232C端子、トリガーアウト端子 ●騒音レベル:26dB ●光源:170W UHEランプ ●消費電力:245W ●外形寸法:406W×310H×124Dmm ●質量:約5.4kg