ビクター、世界最大110V型のD-ILAリアプロジェクションテレビの受注を開始

日本ビクター（株）は、デジタルチューナー内蔵テレビとして世界最大となる、110V型のD-ILAリアプロジェクションテレビ“ビッグスクリーンEXE”「HD-110MH80」を発売する。

2007年7月より受注を開始し、10月より出荷を開始する。価格はオープンだが640万円前後での販売が予想される。なお、設置場所の下見実施の結果、注文を受けられない場合もあるという。

本機は、昨年9月に国内初公開された（関連ニュース）110V型D-ILAリアプロジェクションテレビ。本年4月には「Display 2007」の同社ブースに参考出品された（関連ニュース）。

表示デバイスに0.7インチのフルHD D-ILAデバイスを3枚使用。同デバイスは独自技術により、89%の高開口率と、約92万画素720pデバイスと同等の高反射率を実現しているという。光源は110W UHE（超高圧水銀）ランプを採用している。

電源は一般のテレビと同様にAC100Vを使用。消費電力は、同社37V型液晶テレビと同程度の約220Wとなる予定だ。また、本体サイズは幅254.4cm、高さ177.7cm、奥行き93.6cmで、重さは330kg。

テレビチューナーは、地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログを搭載。画像処理回路には、“映像知能”「GENESSA」を搭載し、高画質な映像を実現する。端子部にはHDMI入力を2系統用意しており、1080pの映像入力に対応する。

各種音声機能は、現行EXEと同様のものを採用。迫力ある低音再生を実現する「MaxxBass」のほか、ニュースやセリフが聞き取りやすくなる“テレビ「きき楽」”、テレビ操作をサポートする「音声案内」機能も搭載した。さらに、インターネットサービス「アクトビラ」にも対応している。

【問い合わせ先】
日本ビクター（株）
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17（フリーダイヤル）
TEL/045-450-8950（携帯電話・PHSなど）

（Phile-web編集部）