• ブランド
    特設サイト
公開日 2007/11/20 20:02

<InterBEE 2007>オーディオ編(1) − オヤイデのプロ向けブランド初登場/FOSTEXアクティブSP新機種

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日開幕したInterBEE 2007。本項では「プロオーディオ部門」の展示内容「その1」をお届けする。


オヤイデ電気


「PA-01」「PA-01 H」

「PA-08C」

ハイエンドショウにも展示された現行のコンシューマー製品も展示
ピュアオーディオの分野で高い評価を得ているオヤイデ電気は、この夏に立ち上げたプロ用ケーブルブランド“NEO”を初お披露目した。NEOの各製品は、OYAIDEがこれまで培ってきた技術を継承しPCOCC-A導体を採用。設計は新規に行っているという。

ラインケーブルは、2種類のサウンドバリエーションを持たせた「PA-01」「PA-01 H」をラインナップ。ともにフォンプラグ、RCAプラグを装備したモデルを用意する。ノイズ対策や振動対策、導体構造にこだわり、高水準の信号伝送を可能にしているという。

また、3芯×8chのマルチ・ケーブル「PA-08C」も同時に公開した。本ケーブルも中心導体にPCOCC-Aを採用。プラグはD-Sub、XLR、フォンに対応可能で、それぞれを組み合わせたケーブルをラインナップしている。


BOSE


「FS16」を天吊りしてデモ

「ControlSpace ESP-88」の内部と端子部

「Auditioner」
プロフェッショナル用サウンドシステム“FreeSpace”シリーズ(発表時のニュース)を様々な組み合わせで展示。天井埋め込みスピーカー「FS16」は天吊りスタイルで展示し、商業施設などでゾーンコントロールが可能な「FreeSpace4400」と組み合わせている。また、屋内専用スピーカー「DS 16S」、屋外・屋内兼用スピーカー「DS 16SE」は、FreeSpaceシステム「DXA2120」と組み合わせた展示を行っている。

中規模施設へのインストールに向いた3ウェイタイプのフルレンジスピーカー「Panaray LT9403/6403」も展示。こちらは、標準でアナログ8in 8outに対応する高性能DSPエンジニアード・サウンド・プロセッサー「ControlSpace ESP-88」との組み合わせてデモを行っている。

音響デザインの可聴化システムとして展示されたのは「Auditioner」。ソフトウェア「Modeler」で3D空間をデザインすると、その空間でどのような音響が再現されるかを確認できるシステムで、これまでスタジアムや教会など、世界で100件以上の施設の音響システムの設計に採用されたという。


オーディオテクニカ


ワイヤレスマイク関連製品

手前が「ATH-M50」

AIのカスタム・マイク&ヘッドセット
ワイヤレスマイクシステムや、録音用マイクを多数展示。ヘッドホンは、9月に発売したスタジオモニターヘッドホンの新製品「ATH-M50」を展示している。M50は、「ATH-M30」の上位機で密閉ダイナミック型。高磁力ネオジウムマグネットを採用した大口径45mm径ドライバーユニットを装備している。

また、同社テレビCMに起用されているAIの、スペシャルカスタムモデルとして、ラメの入ったマイクとヘッドセットが展示され注目を集めた。


フォステクス


「NF-4A」の再生デモ

「NF-4A」

現行のアクティブスピーカー群
スタジオ用モニターとして高い実績を残すFOSTEXは、来春の発売を予定しているアクティブスピーカー「NF-4A」の再生デモを実施。本機はニアフィールド用のリファレンス機で、「HR振動板」を採用したウーファーに、クラス最大級の磁気回路を搭載したという。トゥイーターは、金属固有のクセが無く優れた応答性を実現するという「純マグネシウムトゥイーター」を採用。また筐体は、スピーカー部とアンプ部をセパレートした、剛性の高いエンクロージャーを採用している。


ヤマハ


様々なプロ用スピーカーを展示

「IF2112/95」のカットモデル

ハイエンドなスタジオミキサーをデモ
ヤマハは、本格的な大型オーディオミキサーを数多く展示する。また、ライブ/コンサート会場や各種スタジオ向けの業務向けスピーカーを展示。2ウェイ・フルレンジスピーカー「IF2112/95」(¥451,500)はカットモデルを用意し、その内部を公開している。同機のネットワークは、大容量の電流にも耐えられるよう太い導線を用いたコイルを採用。シンプルな回路構成により色づけのない再生音を実現しているという。


D&Mホールディングス


「PMD620」は年内発売の予定

DENONブランドのDJシステムも展示
参考出品として展示されたMARANTZ PROFESSIONALブランドのPCMレコーダー「PMD620」に注目が集まる。手軽に16/24bitのリニアPCM録音が楽しめるオーディオレコーダーで、記録メディアはSD/SDHCカード。プロ用レコーダーとして位置付けているが、楽器演奏の練習や会議の録音など様々な用途を提案している。北米、欧州では11月より販売開始しており、国内では年内発売を目指しているという。価格は4万円台になる見込み。


(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ビックカメラ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ECサイトでは11/15 22時より先行販売スタート
2 USB-Cで何ができる?!iPhoneユーザーなら知っておきたい「できること」総ざらい
3 可愛すぎる、でも本格派のCDプレーヤー。Shanling「EC Smart」で始めるデスクトップCDオーディオのススメ
4 【ミニレビュー】グランプリ受賞の実力、フルテックの電源ケーブル「Origin Power NCF(G)」
5 【速報】「オーディオ銘機賞2025」受賞モデルを一挙公開!「金賞」「特別大賞」ほか「ネットオーディオ大賞」も新設
6 <ヘッドフォン祭>DAP市場震撼? FIIOから超コスパ機「JM21」。ブランド初のフルサイズストリーマー「S15」も
7 「Nintendo Music」速攻レビュー。何が聴ける?使い勝手は?さっそく使ってみた
8 耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
9 「VAIO」をノジマが子会社化
10 初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”
11/12 10:19 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX