• ブランド
    特設サイト
公開日 2008/03/06 16:07

ヤマハ、独自の新方式を採用した2.1chフロントサラウンドシステムを発売

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヤマハは、ホームシアターシステム“シネマステーション”の新モデルとして、新開発のフロントサラウンド機能を搭載した「DVX-1000」を4月中旬より発売する。価格はオープンだが190,000円前後での販売が予想される。

DVX-1000

本機は、DVDコントロールセンター、左右フロントスピーカー、専用アドバンスドYSTサブウーファーがセットになった2.1ch構成のホームシアターシステム。独自のバーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME(エアー・サラウンド・エクストリーム)」を採用し、7.1chのフロントサラウンド再生が楽しめるのが特徴だ。

AIR SURROUND XTREMEは、同社が培ってきた音響的ノウハウに基づくオリジナルのバーチャルサラウンド技術。さまざまな方向からの音が、鼓膜に届くまでに生じる周波数特性の変化を数値化したHRTF(頭部伝達関数)をコントロールすることで、リアルな定位感を実現しているという。本技術では、人間の可聴帯域をカバーできる24kHzまでの周波数帯域を、HRTF技術として世界で初めて保証。コンテンツに収録された本来の音の位置をリアルに再現するとともに、従来のバーチャルサラウンドとは次元の違う高音質を楽しめるという。

またAIR SURROUND XTREMEでは、サラウンドチャンネルとサラウンドバックチャンネルの音を独立して再現し、ステレオ化する新開発のバーチャル7.1ch技術(特許出願中)を採用。あらゆる方向からの音をより明確に描き分けられるようになり、後方中央にあるべき音が正面のセリフやヴォーカルと混ざることなく後方にしっかり定位することなどが可能となっているという。また、「シネマDSP」で培われた独自の音場創成技術を活かしたバーチャルサラウンド専用の音場プログラムもあわせて搭載している。

さらにAIR SURROUND XTREMEは、マルチチャンネル視聴における音場を崩すことなく視聴エリアを移動させる「ポジション機能」や、2、3人が横に並んで視聴するのに最適な「WIDE」モードなど、視聴環境に合わせた各種再生機能を搭載している。

DVDコントロールセンター部は、DVDやCD、MP3などを記録したCD-R/-RWなどの再生が可能。ファロージャDCDiによるフル1080pまでのアップスケーリング出力に対応しており、HDMIより出力して高精細な映像を楽しむことができる。音声デコーダーはドルビーデジタル(96kHz/24bit)、DTS(96/24)、AACを搭載。また、オーディオディレイ(リップシンク)機能を搭載しており、音と映像のズレ感を解消することが可能だ。

オーディオ系回路はサブウーファー側に内蔵。これによりDVDコントロールセンター部の奥行を208mmまで省スペース化している。また、同社AVアンプにも搭載している「ミュージックエンハンサー」機能を採用しており、MP3などの圧縮音声を高音質で再生可能だ。

サブウーファー部は、空気振動をスピーカーとして利用する「エアウーファー」の原理に基づいて重低音再生を実現する、独自のアドバンスドYST方式を採用。最大出力100Wのアナログ構成ハイパワーアンプと専用16cm口径ユニット、大型キャビネットなどにより、パワフルで伸びやかな重低音再生が楽しめるという。

フロントスピーカーは2ウェイ構成。ウェーブガイド付きソフトドームトゥイーターとレスポンスに優れた専用設計ウーファー、巻線径1mmの角線大型コイルを採用したネットワークなどを、不要共振を抑えるアルミ製の高剛性キャビネットに搭載している。

【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番DVX-1000
  • 発売日2008年4月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格190,000円前後)
【SPEC】
<DVDコントロールセンター>
●対応フォーマット:DVD-V、DVD-R/RW、DVD+R/+RW、CD-R/RW、MP3、WMA、JPEG with MP3、Xvid DivX、DivX Ultra ●入力端子:光デジタル音声1、RCA1、ステレオミニジャック1、USB1 ●出力端子:コンポジットビデオ1、コンポーネントビデオ1、S-ビデオ1、HDMI1、D2ビデオ1、アナログ音声1 ●消費電力:26W ●外形寸法:435W×78H×208Dmm ●質量:3.2kg
<スピーカー>
●型式:2ウェイ密閉防磁型 ●スピーカーユニット:2.5cmドーム型トゥイーター、11cmコーン型ウーファー ●再生周波数帯域:100Hz〜20kHz ●インピーダンス:6Ω ●許容入力:25W ●最大入力:100W ●外形寸法:145W×262H×178Dmm ●質量:2.9kg(1本)
<サブウーファー部>
●形式:アドバンスドYST ●スピーカーユニット:16cmコーン型 ●実用最大出力(JEITA):100W ●消費電力:200W ●外形寸法:230W×477H×440Dmm ●質量:16kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX