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公開日 2008/09/02 18:55
スカパー、HD放送「スカパー!HD」を10月より開始 − アントニオ猪木も応援
(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズは、スカパー!サービスにおいて、ハイビジョン番組を放送する「スカパー!HD」を2008年10月より開始する。なお、新サービス発表にともない、現在のサービスは「スカパー!SD」と名称を変更する。
■H.264方式のHD映像を配信。日本初・アダルトコンテンツも用意
スカパー!HDは、今年10月1日からスポーツ、映画、海外ドラマなど15チャンネルを用意してスタート。日本初となるアダルト番組専門ハイビジョンチャンネル「アダルトHDレッド」「アダルトHDブルー」も用意する。2009年10月には合計70チャンネル以上を用意する予定で、2012年度には100チャンネル以上のハイビジョンチャンネル提供を目標にしているという。
伝送方法にはDVB-S2を採用し、コンテンツの映像コーデックは従来のMPEG-2からMPEG-4 AVC/H.264に変更。解像度は1,440×1,080、ビットレートは約6〜8Mbpsで、最高ビットレートは15Mbps程度だという。「現状は1440だが、今後フルHD放送コンテンツも用意していきたいと考えている」(同社説明員)とのことだ。なお、音声コーデックはAACとなる。
■スカパー!HD視聴にはアンテナと専用チューナーが必要
視聴にはアンテナと、スカパー!HD専用のチューナーが必要。アンテナは従来品に加え、新発売のスカパー!、スカパー!e2、BSデジタル放送全てが受信可能なマルチ衛星アンテナを使用する。専用チューナーは、10月15日発売のソニー「DST-HD1」と、スカパー!製の2種類を新たに用意。DST-HD1は家電量販店などでの販売専用機となるが、スカパー!製は販売(税込価格34,800円)のほか、月額630円でのレンタルも行う。こちらの予約受付は9月下旬より開始する。
スカパー!製チューナーは、スカパー!、スカパー!HDに加え、地上デジタル放送のチューナーも搭載し、視聴ができるのが特徴。「DST-HD1」については別項にて詳しくお伝えしているのでそちらもご覧いただきたい。
■1chから視聴契約可能。お得なパックも用意
本サービスはスカパー!サービスのひとつとなるため、既にスカパー!に加入しているユーザーは新たに加入料や基本料は発生しない。
HDコンテンツ5ch、SD画質コンテンツ68chがセットになった「スカパー!よくばりパックHD」(月額3,500円)、プロ野球全試合をHD放送する「プロ野球セットHD」(月額3,200円)などが用意される。
また、開局記念キャンペーンとして、新規加入ユーザーに無料アンテナ取り付け+5,000円分の視聴料をプレゼントする「スカパー!HDスタート!キャンペーン」などを実施する。
■番組録画には対応機器が必要
なお、スカパー!HDのコンテンツを外部機器にHD画質のまま録画するためには、「スカパー!HD録画」に対応したチューナーやレコーダーが必要となる。スカパー!製のチューナーについては、今後衛星ダウンロードにて対応を予定。ただしソニー製チューナーの対応は未定だという。そのほか、東芝製のDVDレコーダー、アイ・オーデータ機器やバッファローのネットワーク対応HDDが今後発売される予定だ。説明員によると「録画対応チューナー/レコーダーは、10月のサービス開始時には残念ながら間に合わないが、11月頃には用意できる」とのこと。
また、今回発表された専用チューナーはダビング10には非対応。2009年以降に発表される新チューナーからの対応を予定しているとのことだ。
記者会見に出席した同社代表取締役 執行役員社長の仁藤雅夫氏は「スカパー!は1996年に多チャンネルのデジタル放送を最も早く開始した。これからは多チャンネル放送もハイビジョンで観る時代。スカパー!は“高画質+多チャンネル”という新たなステージへいち早く踏み出した」と自信を見せた。
■アントニオ猪木も応援「スカパー!HD、綺麗ですかーっ!」
本日都内で行われた記者会見には、アントニオ猪木さん、タレントの加藤夏希さんらが出席。10月より「日本映画専門チャンネルHD」で全28作品がハイビジョン放送されることで目玉のひとつとなっている「ゴジラ」も登場し、「スカパー!HD」をアピールした。
加藤さんは「大好きな洋楽アーティストライブ、韓流ドラマなど観たい番組がたくさん!特撮も大好きなので、『ゴジラ』全シリーズが完全ハイビジョンで観られるのは嬉しい。全部見たいです!」と発言。アニメ好きとしても知られる加藤さんだが「今注目しているアニメ『もやしもん』も放送されるので楽しみです」と語った。
アントニオ猪木さんは登壇するなり「スカパー!HD、綺麗ですかー!」と呼びかけ、会場を大いに沸かせた。「綺麗な映像で試合が観られるので、主催者としても話題の選手を呼んで良い試合をしていきたいなと思う」という猪木さん。仁藤社長に気合いの“闘魂注入”(ビンタ)を行い、「元気があれば、スカパー!もハイビジョンになる!1.2.3 ダーッ!」と、お馴染みの調子で締めた。
仁藤社長は「正直、ここまで痛いと思わなかった。闘魂は痛いんだとわかりました」と頬をさすりつつも「(闘魂を注入してもらったおかげで)スカパー!HDも安泰です」と笑みを浮かべた。
(Phile-web編集部)
■H.264方式のHD映像を配信。日本初・アダルトコンテンツも用意
スカパー!HDは、今年10月1日からスポーツ、映画、海外ドラマなど15チャンネルを用意してスタート。日本初となるアダルト番組専門ハイビジョンチャンネル「アダルトHDレッド」「アダルトHDブルー」も用意する。2009年10月には合計70チャンネル以上を用意する予定で、2012年度には100チャンネル以上のハイビジョンチャンネル提供を目標にしているという。
伝送方法にはDVB-S2を採用し、コンテンツの映像コーデックは従来のMPEG-2からMPEG-4 AVC/H.264に変更。解像度は1,440×1,080、ビットレートは約6〜8Mbpsで、最高ビットレートは15Mbps程度だという。「現状は1440だが、今後フルHD放送コンテンツも用意していきたいと考えている」(同社説明員)とのことだ。なお、音声コーデックはAACとなる。
■スカパー!HD視聴にはアンテナと専用チューナーが必要
視聴にはアンテナと、スカパー!HD専用のチューナーが必要。アンテナは従来品に加え、新発売のスカパー!、スカパー!e2、BSデジタル放送全てが受信可能なマルチ衛星アンテナを使用する。専用チューナーは、10月15日発売のソニー「DST-HD1」と、スカパー!製の2種類を新たに用意。DST-HD1は家電量販店などでの販売専用機となるが、スカパー!製は販売(税込価格34,800円)のほか、月額630円でのレンタルも行う。こちらの予約受付は9月下旬より開始する。
スカパー!製チューナーは、スカパー!、スカパー!HDに加え、地上デジタル放送のチューナーも搭載し、視聴ができるのが特徴。「DST-HD1」については別項にて詳しくお伝えしているのでそちらもご覧いただきたい。
■1chから視聴契約可能。お得なパックも用意
本サービスはスカパー!サービスのひとつとなるため、既にスカパー!に加入しているユーザーは新たに加入料や基本料は発生しない。
HDコンテンツ5ch、SD画質コンテンツ68chがセットになった「スカパー!よくばりパックHD」(月額3,500円)、プロ野球全試合をHD放送する「プロ野球セットHD」(月額3,200円)などが用意される。
また、開局記念キャンペーンとして、新規加入ユーザーに無料アンテナ取り付け+5,000円分の視聴料をプレゼントする「スカパー!HDスタート!キャンペーン」などを実施する。
■番組録画には対応機器が必要
なお、スカパー!HDのコンテンツを外部機器にHD画質のまま録画するためには、「スカパー!HD録画」に対応したチューナーやレコーダーが必要となる。スカパー!製のチューナーについては、今後衛星ダウンロードにて対応を予定。ただしソニー製チューナーの対応は未定だという。そのほか、東芝製のDVDレコーダー、アイ・オーデータ機器やバッファローのネットワーク対応HDDが今後発売される予定だ。説明員によると「録画対応チューナー/レコーダーは、10月のサービス開始時には残念ながら間に合わないが、11月頃には用意できる」とのこと。
また、今回発表された専用チューナーはダビング10には非対応。2009年以降に発表される新チューナーからの対応を予定しているとのことだ。
記者会見に出席した同社代表取締役 執行役員社長の仁藤雅夫氏は「スカパー!は1996年に多チャンネルのデジタル放送を最も早く開始した。これからは多チャンネル放送もハイビジョンで観る時代。スカパー!は“高画質+多チャンネル”という新たなステージへいち早く踏み出した」と自信を見せた。
■アントニオ猪木も応援「スカパー!HD、綺麗ですかーっ!」
本日都内で行われた記者会見には、アントニオ猪木さん、タレントの加藤夏希さんらが出席。10月より「日本映画専門チャンネルHD」で全28作品がハイビジョン放送されることで目玉のひとつとなっている「ゴジラ」も登場し、「スカパー!HD」をアピールした。
加藤さんは「大好きな洋楽アーティストライブ、韓流ドラマなど観たい番組がたくさん!特撮も大好きなので、『ゴジラ』全シリーズが完全ハイビジョンで観られるのは嬉しい。全部見たいです!」と発言。アニメ好きとしても知られる加藤さんだが「今注目しているアニメ『もやしもん』も放送されるので楽しみです」と語った。
アントニオ猪木さんは登壇するなり「スカパー!HD、綺麗ですかー!」と呼びかけ、会場を大いに沸かせた。「綺麗な映像で試合が観られるので、主催者としても話題の選手を呼んで良い試合をしていきたいなと思う」という猪木さん。仁藤社長に気合いの“闘魂注入”(ビンタ)を行い、「元気があれば、スカパー!もハイビジョンになる!1.2.3 ダーッ!」と、お馴染みの調子で締めた。
仁藤社長は「正直、ここまで痛いと思わなかった。闘魂は痛いんだとわかりました」と頬をさすりつつも「(闘魂を注入してもらったおかげで)スカパー!HDも安泰です」と笑みを浮かべた。
(Phile-web編集部)