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公開日 2008/09/10 19:42
ソニー、ディーラーコンベンションでデスクトップSPやヘッドホンなど新製品を発表
本項では本日開催された「ソニーディーラーコンベンション2008」で見つけた新製品や参考出展の製品を紹介する。
■デスクトップPC向けアクティブスピーカー
9月9日発売のVAIO typeCとマッチするカラーを採用したアクティブスピーカーシステム「SRS-D25」などをはじめ、会場にはコンパクトスピーカーやイヤホンの新製品が展示されている。
「SRS-D25」は、価格はオープンで予想実売価格7,000円前後。10月に発売される。左右の2chスピーカーとサブウーファーがセットになっている製品で、サブウーファーは67mmのユニットを搭載し豊かな低音を実現するという。総合出力は25W。カラーはアーバンブラック/ラグジュアリーピンク/ピュアホワイト/ブレイジングレッドの4色を用意している。
そのほか、バスレフポートの変わりにパッシブラジエーターを採用したアクティブスピーカー「SRS-Z100」や「SRS-Z50」などの新製品も展示されている。
■ヘッドホンはBluetooth対応、NC機能搭載モデルなど
多く新製品が展示されていたのがヘッドホンコーナー。「MDR-NC7」は11月発売予定で、価格はオープン(予想実売価格は6,000円前後)。コンパクトに折りたたみが可能なノイズキャンセル機能付きのヘッドホンだ。
またカナル型イヤホン「MDR-EX500SL」「MDR-EX300SL」も展示。500は、厚さ0.1μm以下の2種類の高分子材料を数百層に積層して使用したML(マルチレイヤー)ダイアフラムを搭載しており、解像度の高い音を再生する。
今回初めて披露されたワイヤレスステレオヘッドセット「DR-BT160AS」は、スポーツ時に便利な機能を満載したBluetooth対応ヘッドホン。発売は11月で、価格は13,000円前後を想定する。激しい運動中でも安定した装着感を図るため、ハンガーとネックバンドの両方を採用した。またイヤーピース調整シャフトを設け、耳の大きさに応じてイヤーピースの位置をずらすことが可能なほか、耳掛け部には「エラストマーハンガー」を採用しソフトなかけ心地を実現する。
■HDMIケーブルも省スペース設計に
Ver.1.3a対応のHDMIケーブルは、薄型テレビを省スペースで設置できるよう接続部の角度を調整できるスイングタイプが登場。10月発売のこのケーブルは、テレビのHDMI端子の配置にあわせて「横型」と「縦型」の2モデルを発売する。横型の型番は「DLC-HD10V/15V/20V」、縦型は「DLC-HD10H/15H/20H」で価格はオープンだが、予想実売価格は4,000円前後(1.0m)/4,500円前後(1.5m)/5,000円前後(2.0m)となる。
■新ウォークマンやネットジュークのネットワーク機能を紹介
発表されたばかりの新ウォークマン“Sシリーズ”やネットジュークなどを展示するパーソナルオーディオコーナーでは、ネットワーク機能や他製品との連携機能を重点的に訴求している。
「携帯やPCからの取り込みが簡単に行えることをアピールすることで、携帯電話の着うたフルで音楽を楽しんでいるユーザー、または部屋でPCで音楽を聴いているユーザーを取り込んでいきたいと考えている」(同社説明員)というネットジュークは、au「Lismo」の着うたフルを本機にバップアップし、そこからウォークマンや携帯電話に転送することが可能なメリットを紹介している。
またネットジュークに付属する「かんたん音楽転送」は、その名の通りPCに取り込んである楽曲をリストアップし、ネットジュークに転送できるソフトウェアだ。このソフトを使えば、上位モデルD700HD/D500HDはクロスケーブルでダイレクトに、エントリーモデルE300HDはUSBメモリー経由で、PCから楽曲を転送することができる。なお転送レートは、700/500ではPCに入っているそのままのビットレートで転送されるが、300は転送時に128Kbpsに変換される。
■ネットワーク機能
ソニーが開発したネットワーク機能を紹介するコーナーでは、デジタルコンテンツを一括して管理できる注目の新ウェブサービス「Life-X」のほか、無料地図サイト「PetaMap(ペタマップ)」などが展示されている。
「PetaMap(ペタマップ)」はグルメぴあや口コミ情報などと連携し、地図から欲しい周辺情報を取得できる便利な地図サービス。必要な周辺情報をPSPやナビシステム等にダウンロードし、ガイドブックとして持ち歩くこともできる。先日発表された“nav-u"では、はじめから本体にPetaMapの地図、周辺情報が登録されている。
■ガラス管スピーカーなどデザイン・プロトタイプも参考出展
2007年に行われた世界最大のデザインの展覧会、ミラノ・サローネに出展し好評を博したデザイン・プロトタイプの参考出展も行われた。サラウンドスピーカー内蔵チェアー「座 ZA」、テーブルにプロジェクターを組み込んだ「月 TSUKI」のほか、職人によるヘラ絞りと銀メッキ加工を施し花弁を表現したという芸術性の高いアクティブスピーカー内蔵のフロアスタンド「花 HANA」や、ガラス管でつくられたスピーカーシステムも登場。天吊り型「響 HIBIKI」と一体型の「奏 KANADE」が展示され、道行く人の注目を集めていた。
■研究開発中の「色素増感太陽電池」など環境活動をアピール
また本会場では、ソニーが力を入れている環境活動を紹介する展示もおこなわれていた。中でも注目を集めていていたのは現在研究開発中だという色素増感太陽電池。従来の真っ黒な太陽電池と違って多様な塗装を施すことができるためデザイン性が高く、実用化に至ったら、太陽電池はこれまで以上に多くの製品に搭載されることになるだろう。
(Phile-web編集部)
■デスクトップPC向けアクティブスピーカー
9月9日発売のVAIO typeCとマッチするカラーを採用したアクティブスピーカーシステム「SRS-D25」などをはじめ、会場にはコンパクトスピーカーやイヤホンの新製品が展示されている。
「SRS-D25」は、価格はオープンで予想実売価格7,000円前後。10月に発売される。左右の2chスピーカーとサブウーファーがセットになっている製品で、サブウーファーは67mmのユニットを搭載し豊かな低音を実現するという。総合出力は25W。カラーはアーバンブラック/ラグジュアリーピンク/ピュアホワイト/ブレイジングレッドの4色を用意している。
そのほか、バスレフポートの変わりにパッシブラジエーターを採用したアクティブスピーカー「SRS-Z100」や「SRS-Z50」などの新製品も展示されている。
■ヘッドホンはBluetooth対応、NC機能搭載モデルなど
多く新製品が展示されていたのがヘッドホンコーナー。「MDR-NC7」は11月発売予定で、価格はオープン(予想実売価格は6,000円前後)。コンパクトに折りたたみが可能なノイズキャンセル機能付きのヘッドホンだ。
またカナル型イヤホン「MDR-EX500SL」「MDR-EX300SL」も展示。500は、厚さ0.1μm以下の2種類の高分子材料を数百層に積層して使用したML(マルチレイヤー)ダイアフラムを搭載しており、解像度の高い音を再生する。
今回初めて披露されたワイヤレスステレオヘッドセット「DR-BT160AS」は、スポーツ時に便利な機能を満載したBluetooth対応ヘッドホン。発売は11月で、価格は13,000円前後を想定する。激しい運動中でも安定した装着感を図るため、ハンガーとネックバンドの両方を採用した。またイヤーピース調整シャフトを設け、耳の大きさに応じてイヤーピースの位置をずらすことが可能なほか、耳掛け部には「エラストマーハンガー」を採用しソフトなかけ心地を実現する。
■HDMIケーブルも省スペース設計に
Ver.1.3a対応のHDMIケーブルは、薄型テレビを省スペースで設置できるよう接続部の角度を調整できるスイングタイプが登場。10月発売のこのケーブルは、テレビのHDMI端子の配置にあわせて「横型」と「縦型」の2モデルを発売する。横型の型番は「DLC-HD10V/15V/20V」、縦型は「DLC-HD10H/15H/20H」で価格はオープンだが、予想実売価格は4,000円前後(1.0m)/4,500円前後(1.5m)/5,000円前後(2.0m)となる。
■新ウォークマンやネットジュークのネットワーク機能を紹介
発表されたばかりの新ウォークマン“Sシリーズ”やネットジュークなどを展示するパーソナルオーディオコーナーでは、ネットワーク機能や他製品との連携機能を重点的に訴求している。
「携帯やPCからの取り込みが簡単に行えることをアピールすることで、携帯電話の着うたフルで音楽を楽しんでいるユーザー、または部屋でPCで音楽を聴いているユーザーを取り込んでいきたいと考えている」(同社説明員)というネットジュークは、au「Lismo」の着うたフルを本機にバップアップし、そこからウォークマンや携帯電話に転送することが可能なメリットを紹介している。
またネットジュークに付属する「かんたん音楽転送」は、その名の通りPCに取り込んである楽曲をリストアップし、ネットジュークに転送できるソフトウェアだ。このソフトを使えば、上位モデルD700HD/D500HDはクロスケーブルでダイレクトに、エントリーモデルE300HDはUSBメモリー経由で、PCから楽曲を転送することができる。なお転送レートは、700/500ではPCに入っているそのままのビットレートで転送されるが、300は転送時に128Kbpsに変換される。
■ネットワーク機能
ソニーが開発したネットワーク機能を紹介するコーナーでは、デジタルコンテンツを一括して管理できる注目の新ウェブサービス「Life-X」のほか、無料地図サイト「PetaMap(ペタマップ)」などが展示されている。
「PetaMap(ペタマップ)」はグルメぴあや口コミ情報などと連携し、地図から欲しい周辺情報を取得できる便利な地図サービス。必要な周辺情報をPSPやナビシステム等にダウンロードし、ガイドブックとして持ち歩くこともできる。先日発表された“nav-u"では、はじめから本体にPetaMapの地図、周辺情報が登録されている。
■ガラス管スピーカーなどデザイン・プロトタイプも参考出展
2007年に行われた世界最大のデザインの展覧会、ミラノ・サローネに出展し好評を博したデザイン・プロトタイプの参考出展も行われた。サラウンドスピーカー内蔵チェアー「座 ZA」、テーブルにプロジェクターを組み込んだ「月 TSUKI」のほか、職人によるヘラ絞りと銀メッキ加工を施し花弁を表現したという芸術性の高いアクティブスピーカー内蔵のフロアスタンド「花 HANA」や、ガラス管でつくられたスピーカーシステムも登場。天吊り型「響 HIBIKI」と一体型の「奏 KANADE」が展示され、道行く人の注目を集めていた。
■研究開発中の「色素増感太陽電池」など環境活動をアピール
また本会場では、ソニーが力を入れている環境活動を紹介する展示もおこなわれていた。中でも注目を集めていていたのは現在研究開発中だという色素増感太陽電池。従来の真っ黒な太陽電池と違って多様な塗装を施すことができるためデザイン性が高く、実用化に至ったら、太陽電池はこれまで以上に多くの製品に搭載されることになるだろう。
(Phile-web編集部)