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公開日 2008/09/30 21:54
<CEATEC2008:ビクター・音響編>デジタルプリメインアンプ試作機/ウッドコーンコンポ限定モデル
ビクターのブースに展示されたサウンド関連の展示には、HiFiスピーカー“SX-M”シリーズとのマッチングを図ったデジタルプリメインアンプ試作機や、ウッドコーンオーディオシステムの限定モデルなどが登場し、脚光を浴びている。
■ビクター単コンの新フラグシップとなるデジタルプリメインアンプを出展
同社が追い求める「原音探求」という理念の下に開発されたスピーカーシステム“SX-M”シリーズの「SX-M7(製品データベース)」「SX-M3」と組み合わせるアンプとして、デジタルプリメインアンプの試作機が展示された。本機は同社の新たな単品コンポーネントのフラグシップモデルとして開発が進められているという。
本機は来年の商品化に向けて開発が進められており、アンプの出力は200W×2。徹底したノイズ除去、歪み低減とスピーカー駆動力のアップが図られている。展示説明員によれば「現時点での完成度は8割前後」であり、S/Nは120dBを達成しているという。今回、CEATEC JAPAN会場にはSX-Mシリーズとプリメインアンプの組み合わせによるサウンドが聴ける特設ブースも設けられており、整理券による入場となる。約15分間の試聴イベントは、独自の高音質化技術「K2テクノロジー」を中心とした約20分間のデモと交代で1日10回行われる。
■新ウッドコーンオーディオシステム「EX-AR3」の限定モデル
先頃発表されたばかりの、振動板素材に“木”を採用した独自の“ウッドコーンスピーカー”を搭載したDVDシステム「EX-AR3」(関連ニュース)の限定モデルも参考出展されている。
本機は10月上旬に発売を予定している「EX-AR3」のスペックに磨きをかけた限定モデルで、本年末の発売を予定。価格は12万円前後を想定しており、オーディオ専門店を中心に販売される計画であるという。
通常モデルとの主な違いは、一つにスピーカーの振動板が変更されている点。音の伝わり方が速い「木」の特性を活かしつつ、新たに横方向の音速を高める「異方性振動板」を開発し、本機に採用している。また「木」にこだわり抜いて、特性のウッドボイスコイルを採用。「木」をゆがみのない円形に、極限の薄さ80μに削り出してボビンの素材として使っている。
センターユニットの天板にはウッドトップベースを採用。金属と比較して内部損失の高い木を組み合わせることで、共振を抑制し、さらに天板の剛性を高めて振動をシャットアウトしている。独自の高音質・高出力デジタルアンプ“DEUS(デウス)”や、高音質化技術“K2テクノロジー”、CDからUSBへのMP3録音機能は通常モデルと同様に搭載している。
スピーカーキャビネットは低音の質感向上を図るために搭載した竹響板と、天然無垢チェリー材キャビネットを採用している。
ウッドコーン関連のユニークな展示には、ウッド・オブリコーンスピーカーを搭載した薄型テレビの試作機を展示。薄型テレビのスリムな筐体にも、コンパクトに搭載を実現しつつ、合わせて高音質再生を可能にするウッドコーンのメリットを紹介している。なお、テレビ用のウッドコーンスピーカーのバリエーションとして、いくつかの素材を使ったバリエーションのサンプルも公開されている。
■トップマウント構造モデルなどヘッドホンのラインナップを一堂に紹介
同社のヘッドホン製品も「デュアルシリンダー構造」や「トップマウント構造」による高音質化を図った「HP-FXC70」(製品データベース)をはじめ、最新のラインアップが一堂に会している。各製品はデジタルオーディオプレーヤー“alneo”シリーズの最新モデル“XA-M”シリーズと組み合わせて試聴を楽しむことも可能だ。
(Phile-web編集部)
■ビクター単コンの新フラグシップとなるデジタルプリメインアンプを出展
同社が追い求める「原音探求」という理念の下に開発されたスピーカーシステム“SX-M”シリーズの「SX-M7(製品データベース)」「SX-M3」と組み合わせるアンプとして、デジタルプリメインアンプの試作機が展示された。本機は同社の新たな単品コンポーネントのフラグシップモデルとして開発が進められているという。
本機は来年の商品化に向けて開発が進められており、アンプの出力は200W×2。徹底したノイズ除去、歪み低減とスピーカー駆動力のアップが図られている。展示説明員によれば「現時点での完成度は8割前後」であり、S/Nは120dBを達成しているという。今回、CEATEC JAPAN会場にはSX-Mシリーズとプリメインアンプの組み合わせによるサウンドが聴ける特設ブースも設けられており、整理券による入場となる。約15分間の試聴イベントは、独自の高音質化技術「K2テクノロジー」を中心とした約20分間のデモと交代で1日10回行われる。
■新ウッドコーンオーディオシステム「EX-AR3」の限定モデル
先頃発表されたばかりの、振動板素材に“木”を採用した独自の“ウッドコーンスピーカー”を搭載したDVDシステム「EX-AR3」(関連ニュース)の限定モデルも参考出展されている。
本機は10月上旬に発売を予定している「EX-AR3」のスペックに磨きをかけた限定モデルで、本年末の発売を予定。価格は12万円前後を想定しており、オーディオ専門店を中心に販売される計画であるという。
通常モデルとの主な違いは、一つにスピーカーの振動板が変更されている点。音の伝わり方が速い「木」の特性を活かしつつ、新たに横方向の音速を高める「異方性振動板」を開発し、本機に採用している。また「木」にこだわり抜いて、特性のウッドボイスコイルを採用。「木」をゆがみのない円形に、極限の薄さ80μに削り出してボビンの素材として使っている。
センターユニットの天板にはウッドトップベースを採用。金属と比較して内部損失の高い木を組み合わせることで、共振を抑制し、さらに天板の剛性を高めて振動をシャットアウトしている。独自の高音質・高出力デジタルアンプ“DEUS(デウス)”や、高音質化技術“K2テクノロジー”、CDからUSBへのMP3録音機能は通常モデルと同様に搭載している。
スピーカーキャビネットは低音の質感向上を図るために搭載した竹響板と、天然無垢チェリー材キャビネットを採用している。
ウッドコーン関連のユニークな展示には、ウッド・オブリコーンスピーカーを搭載した薄型テレビの試作機を展示。薄型テレビのスリムな筐体にも、コンパクトに搭載を実現しつつ、合わせて高音質再生を可能にするウッドコーンのメリットを紹介している。なお、テレビ用のウッドコーンスピーカーのバリエーションとして、いくつかの素材を使ったバリエーションのサンプルも公開されている。
■トップマウント構造モデルなどヘッドホンのラインナップを一堂に紹介
同社のヘッドホン製品も「デュアルシリンダー構造」や「トップマウント構造」による高音質化を図った「HP-FXC70」(製品データベース)をはじめ、最新のラインアップが一堂に会している。各製品はデジタルオーディオプレーヤー“alneo”シリーズの最新モデル“XA-M”シリーズと組み合わせて試聴を楽しむことも可能だ。
(Phile-web編集部)