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公開日 2008/10/02 10:38
大橋氏がDTSを解説!「IDC大塚家具&DTS サラウンド・センセーション」イベントレポート【動画掲載】
9月13日から23日に渡ってIDC大塚家具の新宿ショールームで開催された「映画館のある家 インテリアスタイリング2008 autumn」。IDC大塚家具と弊誌ホームシアターファイルがコラボレーションし、さらにDTSが全面的にサポートをおこなった本イベントでは、首都圏最大級の規模を誇るIDC大塚家具 新宿ショールームのなかに、上質なインテリアと薄型テレビシアターを組み合わせた17のルームシーンが登場し多くの来場者が訪れた。
会期中の13日(土)と14日(日)にはDTSの特別視聴イベント「IDC大塚家具&DTS サラウンド・センセーション」が開催され、DTS-HD Master AudioとDTS Surround sensationの魅力が紹介された。多くの方が新宿ショールームの一角に設けられたDTSイベント会場に足をお運びいただいた。
本イベントの講師を務めたのはAVレビュー誌、ホームシアターファイル誌、ならびにPhile-webでもおなじみの評論家・大橋伸太郎氏。今回はイベント会場にて、大橋氏にDTSの魅力を特別に語っていただいたインタビューをご紹介しよう。
特別イベント「IDC大塚家具&DTS サラウンド・センセーション」は30分の一般向け「ダイジェストバージョン」と1時間の「ロングバージョン」が行われた。
ロングバージョンでは、まずBDソフト「ジャンパー」に収録されているDTS-HD Master Audio(96kHz/24bit)をマランツのフロントサラウンドシステム「ES7001」で視聴。さらに同システムで「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(DTS-HD Master Audio 7.1ch収録)を視聴した。
DTS-HD Master Audioはスタジオで作られるマスター音源をそのままの品質で再生可能なロスレス音声フォーマット。基本的に原音を忠実に再現するロスレス音声だが、大橋氏曰く「ロスレスの音声ならば(DTS-HD Master AudioもドルビーTrueHDも)全く同じ音だと思われることがあるが、それぞれに傾向というものがある」とのこと。大橋氏が親交の深いdts Japanの代表取締役社長 大竹 直氏の暖かい人柄について触れ、「DTSの音は冒険性に富んでいて心に訴えてくるような印象。大竹社長の人柄やアットホームな社風が音にも表れているようだ」とその魅力を語る。
DTS Surround sensationのデモはパット・メセニーのライブBD「The Way Up-Live」(DTS-HD Master Audio 5.1ch収録)、「ヘアスプレー」(DTS-HD Master Audio 7.1ch収録)で行われた。システムはオンキヨーの「BASE-V20HD」を使用。The Way Up-Liveはまるまる1曲、ヘアスプレーは5分程度再生し、参加された方々はたっぷりとその実力を体感されているようだった。
Surround sensationの特徴について「まず1つに位相のズレがなく素直な音であること。もう1つは広い空間でもサラウンド効果を感じることができる点」と説明した。
DTS-HD Master Audio7.1chを収録する日本未発売のBDソフト「パンズ・ラビリンス」、映像をMPEG-4 AVC/H.264に変更して再BD化された6.1ch収録の「イノセンス アブソリュート・エディション」。視聴にはPIEGAの「TP 7」など7.1chスピーカーシステムを使用した。
デモを終え、大橋氏はDTSのホットな話題としてユニバーサル・ピクチャーズから「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」などDTS-HD Master Audioを収録したBDソフトが12月に発売されること(関連ニュース)などを紹介。「これからも楽しい提案を期待している」と述べイベントを締めくくった。
■イベントで使用したBDソフト
・ジャンパー(FXXA-36275)
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 5.1ch(英語) 発売元::20世紀フォックス
・ライラの冒険 黄金の羅針盤(GABLY-1328)
収録DTSフォーマット: DTS-HD Master Audio 7.1ch(英語)/DTS-HD Master Audio 5.1ch(日本語) 発売元:ギャガ・コミュニケーションズ
・パット・メセニー/The Way Up-Live
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 5.1ch 発売元:ヤマハ・アトス・ミュージック・アンド・ビジュアルズ
・パンズ・ラビリンス(輸入盤)
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio7.1ch
・ヘアスプレー(BRS54368)
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 7.1ch 発売元:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント
・イノセンス アブソリュート・エディション(VWBS1050)
収録DTSフォーマット: DTS-HD Master Audio 6.1ch 発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
・時をかける少女(KAXA-1100) ※ショートバージョンでのみ使用
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 5.1ch 発売元:角川エンタテインメント
■使用機器
・フロントサウンドシステム
マランツ「ES7001」/オンキヨー「BASE-V20HD」
・AVアンプ
マランツ「MM8003」「AV8003」
・BDプレーヤー
パナソニック「DMR-BW930」/パイオニア「BDP-LX71」
・スピーカーシステム
PIEGAの「TP7」など
・プラズマテレビ
パナソニック「TH-46PZ800」
(Phile-web編集部)
会期中の13日(土)と14日(日)にはDTSの特別視聴イベント「IDC大塚家具&DTS サラウンド・センセーション」が開催され、DTS-HD Master AudioとDTS Surround sensationの魅力が紹介された。多くの方が新宿ショールームの一角に設けられたDTSイベント会場に足をお運びいただいた。
本イベントの講師を務めたのはAVレビュー誌、ホームシアターファイル誌、ならびにPhile-webでもおなじみの評論家・大橋伸太郎氏。今回はイベント会場にて、大橋氏にDTSの魅力を特別に語っていただいたインタビューをご紹介しよう。
特別イベント「IDC大塚家具&DTS サラウンド・センセーション」は30分の一般向け「ダイジェストバージョン」と1時間の「ロングバージョン」が行われた。
ロングバージョンでは、まずBDソフト「ジャンパー」に収録されているDTS-HD Master Audio(96kHz/24bit)をマランツのフロントサラウンドシステム「ES7001」で視聴。さらに同システムで「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(DTS-HD Master Audio 7.1ch収録)を視聴した。
DTS-HD Master Audioはスタジオで作られるマスター音源をそのままの品質で再生可能なロスレス音声フォーマット。基本的に原音を忠実に再現するロスレス音声だが、大橋氏曰く「ロスレスの音声ならば(DTS-HD Master AudioもドルビーTrueHDも)全く同じ音だと思われることがあるが、それぞれに傾向というものがある」とのこと。大橋氏が親交の深いdts Japanの代表取締役社長 大竹 直氏の暖かい人柄について触れ、「DTSの音は冒険性に富んでいて心に訴えてくるような印象。大竹社長の人柄やアットホームな社風が音にも表れているようだ」とその魅力を語る。
DTS Surround sensationのデモはパット・メセニーのライブBD「The Way Up-Live」(DTS-HD Master Audio 5.1ch収録)、「ヘアスプレー」(DTS-HD Master Audio 7.1ch収録)で行われた。システムはオンキヨーの「BASE-V20HD」を使用。The Way Up-Liveはまるまる1曲、ヘアスプレーは5分程度再生し、参加された方々はたっぷりとその実力を体感されているようだった。
Surround sensationの特徴について「まず1つに位相のズレがなく素直な音であること。もう1つは広い空間でもサラウンド効果を感じることができる点」と説明した。
DTS-HD Master Audio7.1chを収録する日本未発売のBDソフト「パンズ・ラビリンス」、映像をMPEG-4 AVC/H.264に変更して再BD化された6.1ch収録の「イノセンス アブソリュート・エディション」。視聴にはPIEGAの「TP 7」など7.1chスピーカーシステムを使用した。
デモを終え、大橋氏はDTSのホットな話題としてユニバーサル・ピクチャーズから「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」などDTS-HD Master Audioを収録したBDソフトが12月に発売されること(関連ニュース)などを紹介。「これからも楽しい提案を期待している」と述べイベントを締めくくった。
■イベントで使用したBDソフト
・ジャンパー(FXXA-36275)
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 5.1ch(英語) 発売元::20世紀フォックス
・ライラの冒険 黄金の羅針盤(GABLY-1328)
収録DTSフォーマット: DTS-HD Master Audio 7.1ch(英語)/DTS-HD Master Audio 5.1ch(日本語) 発売元:ギャガ・コミュニケーションズ
・パット・メセニー/The Way Up-Live
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 5.1ch 発売元:ヤマハ・アトス・ミュージック・アンド・ビジュアルズ
・パンズ・ラビリンス(輸入盤)
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio7.1ch
・ヘアスプレー(BRS54368)
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 7.1ch 発売元:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント
・イノセンス アブソリュート・エディション(VWBS1050)
収録DTSフォーマット: DTS-HD Master Audio 6.1ch 発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
・時をかける少女(KAXA-1100) ※ショートバージョンでのみ使用
収録DTSフォーマット:DTS-HD Master Audio 5.1ch 発売元:角川エンタテインメント
■使用機器
・フロントサウンドシステム
マランツ「ES7001」/オンキヨー「BASE-V20HD」
・AVアンプ
マランツ「MM8003」「AV8003」
・BDプレーヤー
パナソニック「DMR-BW930」/パイオニア「BDP-LX71」
・スピーカーシステム
PIEGAの「TP7」など
・プラズマテレビ
パナソニック「TH-46PZ800」
(Phile-web編集部)