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公開日 2009/04/06 19:52
ヤフー、テレビ向けポータルサイト「テレビ版Yahoo!JAPAN」を立ち上げ
全てのブラウザ搭載テレビで利用可能
ヤフー(株)は、国内主要メーカーのインターネット対応テレビに搭載されたブラウザで閲覧可能な新サービス「テレビ版Yahoo!JAPAN」を4月6日に立ち上げた。本日新サービスの記者説明会が開催された。
本日行われた会見には、ヤフー(株)代表取締役社長の井上雅博氏、プラットフォーム開発本部EW開発部 部長の坂東浩之氏、フロントエンド開発本部EW開発部の住友永史氏が出席し、新事業の詳細を紹介した。
「テレビ版Yahoo!JAPAN」は、既に同社がパソコン向け、携帯電話向けに提供しているYahoo!JAPANのポータルサイトサービスを、新たにテレビ専用に展開するもの。新サービスの概要について説明を行った井上氏は「今回のサービスはヤフーが掲げる事業戦略の中でも、大きな柱として位置づけられる“Yahoo!Everywhere”構想のひとつとしてスタートするものだ。今日までのインターネットサービスの発展はPCを中心に拓かれてきたが、これからは携帯電話やテレビを軸にインターネットの活用が進むとみている。ヤフーはこれらに様々なサービスを提供して行き、新たなサービスとマーケットを創って行きたいと考えている」とコメントした。
今回スタートするサービスは対応するテレビをインターネットにつなげばすぐに利用でき、料金やユーザー登録は不要。テレビで快適に閲覧できるよう「テレビ版Yahoo!JAPAN」サービストップページや検索トップページ、ウェブ検索結果ページのレイアウトもテレビ向けに最適化されている。また視聴するテレビのサイズに合わせた、最適な画面サイズでの出し分け表示にも対応する。なお「テレビ版Yahoo!JAPAN」トップページには、テレビのブラウザからURL「http://dtv.yahoo.co.jp/」を入力することでアクセスできる。
PC版のYahoo!JAPANとの違いについて井上氏は「デバイスの特性に合わせた見せ方、使い方を考慮してサービスが構築されている点にある」と説明。「一般的にPCで情報を手に入れようとするユーザーは“前屈み”の姿勢で、情報を積極的に手繰り寄せていくイメージだが、テレビ版Yahoo!JAPANのサービスは、ユーザーがプッシュされる情報をゆったりと受け身でも楽しめるよう構築されている」と述べた。テレビ版のサービスでは、テレビならではの利便性を追求した検索手順と操作性を重視。Yahoo!検索ランキングの“急上昇ワードランキング”や“検索総数ランキング”などテレビでの表示に最適化されたメニュー画面を、テレビに付属するリモコンでメニューを選択しながら“たどっていく”ことで、手に入れたいコンテンツにたどり着けるような動線が実現されている。ユーザーはまるで“テレビ番組をみるような感覚”で、手軽にインターネットのコンテンツが楽しめるようになる。また任意のキーワード検索を行いたい場合は、それぞれのテレビのインターフェースに従ってリモコンなどでキーワードが入力できるほか、別途文字入力パッドなどを用意して検索を行うことも可能だ。
またPC版サービスとのもう一つの違いは「家族と一緒に楽しむ利用シーンが中心になること」と井上氏は説明。テレビで利用するユーザーの使用環境も考慮し、初期設定で「アダルトフィルタ」機能を適用するなど、家族で“安心して安全に”使えるサービスにも気が配られている。また同社の有害サイトフィルタリングサービス「Yahoo!あんしんねっと」の導入についても、今後本サービスを採用するテレビメーカーやサービスプロバイダーに向けたAPI公開による提供も検討されているという。
今回の「テレビ版Yahoo!JAPAN」のサービスインについて、井上氏は「今日、こうして記念すべきテレビ版サービスのスタートが切れたことを大変喜んでいる。今後はPC版で築いてきたサービスがテレビ版にも広がり、様々なマーケットの創造につながっていくだろう」とコメントした。また今回はPC版のサービスをテレビ版にアレンジしたインフォメーションサービスがコンテンツの中心となるが、今後は4月下旬に「画像検索サービス」も開始が予定されているという。インターネット上で検索表示された写真を「スライドショー」形式で楽しむことも可能になる。「初めは限定的なサービスからのスタートになるが、これから5年、10年をかけてサービスを続々と増やしていきたい。またテレビとインターネットの融合についても、今後テレビの放送局の方々との意見交換を積極的に交わしながら実現していきたい」と、井上氏は今後の抱負を語った。
本日行われた会見には、ヤフー(株)代表取締役社長の井上雅博氏、プラットフォーム開発本部EW開発部 部長の坂東浩之氏、フロントエンド開発本部EW開発部の住友永史氏が出席し、新事業の詳細を紹介した。
今回スタートするサービスは対応するテレビをインターネットにつなげばすぐに利用でき、料金やユーザー登録は不要。テレビで快適に閲覧できるよう「テレビ版Yahoo!JAPAN」サービストップページや検索トップページ、ウェブ検索結果ページのレイアウトもテレビ向けに最適化されている。また視聴するテレビのサイズに合わせた、最適な画面サイズでの出し分け表示にも対応する。なお「テレビ版Yahoo!JAPAN」トップページには、テレビのブラウザからURL「http://dtv.yahoo.co.jp/」を入力することでアクセスできる。
PC版のYahoo!JAPANとの違いについて井上氏は「デバイスの特性に合わせた見せ方、使い方を考慮してサービスが構築されている点にある」と説明。「一般的にPCで情報を手に入れようとするユーザーは“前屈み”の姿勢で、情報を積極的に手繰り寄せていくイメージだが、テレビ版Yahoo!JAPANのサービスは、ユーザーがプッシュされる情報をゆったりと受け身でも楽しめるよう構築されている」と述べた。テレビ版のサービスでは、テレビならではの利便性を追求した検索手順と操作性を重視。Yahoo!検索ランキングの“急上昇ワードランキング”や“検索総数ランキング”などテレビでの表示に最適化されたメニュー画面を、テレビに付属するリモコンでメニューを選択しながら“たどっていく”ことで、手に入れたいコンテンツにたどり着けるような動線が実現されている。ユーザーはまるで“テレビ番組をみるような感覚”で、手軽にインターネットのコンテンツが楽しめるようになる。また任意のキーワード検索を行いたい場合は、それぞれのテレビのインターフェースに従ってリモコンなどでキーワードが入力できるほか、別途文字入力パッドなどを用意して検索を行うことも可能だ。
またPC版サービスとのもう一つの違いは「家族と一緒に楽しむ利用シーンが中心になること」と井上氏は説明。テレビで利用するユーザーの使用環境も考慮し、初期設定で「アダルトフィルタ」機能を適用するなど、家族で“安心して安全に”使えるサービスにも気が配られている。また同社の有害サイトフィルタリングサービス「Yahoo!あんしんねっと」の導入についても、今後本サービスを採用するテレビメーカーやサービスプロバイダーに向けたAPI公開による提供も検討されているという。
今回の「テレビ版Yahoo!JAPAN」のサービスインについて、井上氏は「今日、こうして記念すべきテレビ版サービスのスタートが切れたことを大変喜んでいる。今後はPC版で築いてきたサービスがテレビ版にも広がり、様々なマーケットの創造につながっていくだろう」とコメントした。また今回はPC版のサービスをテレビ版にアレンジしたインフォメーションサービスがコンテンツの中心となるが、今後は4月下旬に「画像検索サービス」も開始が予定されているという。インターネット上で検索表示された写真を「スライドショー」形式で楽しむことも可能になる。「初めは限定的なサービスからのスタートになるが、これから5年、10年をかけてサービスを続々と増やしていきたい。またテレビとインターネットの融合についても、今後テレビの放送局の方々との意見交換を積極的に交わしながら実現していきたい」と、井上氏は今後の抱負を語った。
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