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公開日 2009/04/08 18:36
三洋、8GB SSD内蔵のポータブルナビ“ゴリラ”3製品を発売
市場は今後も順調な成長を予測
三洋電機コンシューマエレクトロニクス(株)は、8GBのSSDを内蔵し全国1,157エリアの詳細市街地図を搭載したポータブルナビゲーションデバイス(PND)“ゴリラ”の新製品3機種を4月24日より発売する。詳細は下記の通り。
・NV-SD730DT 7V型ワイドTFT液晶搭載 ¥OPEN(予想実売価格9万円前後)
・NV-SB540DT 5.2V型ワイドTFT液晶搭載 ¥OPEN(予想実売価格7万円前後)
・NV-SD530DT 5.2V型ワイドTFT液晶搭載 ¥OPEN(予想実売価格6万5千円前後)
いずれの機種も8GBのSSDを内蔵したPND。「NV-SB540DT」と「NV-SD530DT」との違いはVICSアンテナ用コネクタの有無で、「NV-SB540DT」にはVICSアンテナ専用コネクターが装備されている。また、両機種ともに内蔵スピーカーはモノラルだが、最上位機種の「NV-SD730DT」はステレオスピーカーを搭載している。
本日、同社は製品発表会を実施。同社車載機器事業部 統括部長の水口司氏らが出席し、製品の特徴や市場動向などについて説明した。
新製品では、業界最大クラスの容量である8GBのSSDを搭載したことで、より詳細な地図データを内蔵。地図データには、全国1,157エリアで建物の形や道路幅の違いを表示した詳細市街地図を搭載している。また、建物の立体表示や交差点の3D表示にも対応。さらに、従来モデルでは最高で25mまでだった縮尺を12mまで拡大可能になった。
地図情報には約4,000万件の電話番号や約3,500万件の住所地番、約450万件のジャンルが登録されており、それぞれの項目で検索できる。また、方面看板表示画像も約29,310画像用意するなど、豊富な地図情報を収録しているという。
水口氏は「これまで、PNDにはジャイロが搭載されていないことが弱点とされてきたが、新製品では独自開発の“Gorillaエンジン”を使用した“ゴリラジャイロ”を搭載した」とコメント。上下左右のジャイロセンサーおよび加速度センサーによって車の動きを検知することで、GPSが受信できない高架下やトンネル内での走行時の使用にも対応したことを明かした。
また、本機はバックカメラにも対応。市販のバックカメラの接続に対応した入力端子を搭載しており、バックカメラの電源をバックギアから取っている場合にはシフトレバーをバックに入れると自動的に画面表示がカメラ映像へと切り替わる。カメラ映像には後方にある障害物との距離を早くしやすいように目安線も表示できるという。
続いて水口氏は「今回はナビを楽しむための機能をさらに充実させた。今後はこの“楽しむ機能”をアピールしていきたい」と、付加機能にも自信を持っている点を強調する。
また、水口氏は「こういう仕事をしておきながら恥ずかしい話だが、実は運転免許を持っていない」と意外な事実をカミングアウト。「ナビとしての基本性能はスタッフが頑張ってくれたので、私はそういった立場からゴリラをいかに楽しくできるかに注力した」と語った。
付加機能で最も特徴的なのがエコ運転をアシストする「エコドライブ情報」。GPSを基に運転中の加速や減速、アイドリング時間などを計算し、画面表示と音声による警告を行うことで運転者へのエコ運転を促す。
エコドライブでは、一日の運転について総合的に判断しAからEまでの5段階で評価する機能も搭載。B以上の評価を7回獲得することで、地図上の自車位置アイコンに使えるバリエーションが追加されるようにもなっており、ゲーム感覚でエコ運転を身に付けられる配慮がされている。
さらに、徒歩での使用を想定したウォーキングサポート機能も充実させた。車載時用に一方通行などを考慮したナビゲート表示だけでなく、目的地までの直線と直線距離を表示するようにしている。同機能では、徒歩での速度にも車載時と同様に自分の位置を追尾し自車位置表示が地図上を移動するという。
また、水口氏は昭文社と提携を結んだことも発表。ガイドブック「まっぷるマガジン」などに掲載されている「まっぷるコード」を入力することで店舗情報などをゴリラで検索できることを明かした。
水口氏は同機能について「まっぷるマガジンには、例えば京都の渡月橋のような観光名所も掲載されている。飲食店とは違いこうした場所には電話番号がないため、これまでは簡単に検索できなかった」と、従来のナビの弱点をカバーするものであると説明した。
続いて水口氏は「今回は7V型の“NV-SD730DT”でも厚み28mm、質量約440gと、薄型化や軽量化にもこだわった」とコメント。ワンセグチューナーを内蔵していることやMP3とWMAの音楽再生、MP4動画の再生も可能であることなどにも触れ、「ナビとしてだけでなく、パーソナルAV機器としても活用して頂きたい」と語った。
・NV-SD730DT 7V型ワイドTFT液晶搭載 ¥OPEN(予想実売価格9万円前後)
・NV-SB540DT 5.2V型ワイドTFT液晶搭載 ¥OPEN(予想実売価格7万円前後)
・NV-SD530DT 5.2V型ワイドTFT液晶搭載 ¥OPEN(予想実売価格6万5千円前後)
いずれの機種も8GBのSSDを内蔵したPND。「NV-SB540DT」と「NV-SD530DT」との違いはVICSアンテナ用コネクタの有無で、「NV-SB540DT」にはVICSアンテナ専用コネクターが装備されている。また、両機種ともに内蔵スピーカーはモノラルだが、最上位機種の「NV-SD730DT」はステレオスピーカーを搭載している。
本日、同社は製品発表会を実施。同社車載機器事業部 統括部長の水口司氏らが出席し、製品の特徴や市場動向などについて説明した。
新製品では、業界最大クラスの容量である8GBのSSDを搭載したことで、より詳細な地図データを内蔵。地図データには、全国1,157エリアで建物の形や道路幅の違いを表示した詳細市街地図を搭載している。また、建物の立体表示や交差点の3D表示にも対応。さらに、従来モデルでは最高で25mまでだった縮尺を12mまで拡大可能になった。
地図情報には約4,000万件の電話番号や約3,500万件の住所地番、約450万件のジャンルが登録されており、それぞれの項目で検索できる。また、方面看板表示画像も約29,310画像用意するなど、豊富な地図情報を収録しているという。
水口氏は「これまで、PNDにはジャイロが搭載されていないことが弱点とされてきたが、新製品では独自開発の“Gorillaエンジン”を使用した“ゴリラジャイロ”を搭載した」とコメント。上下左右のジャイロセンサーおよび加速度センサーによって車の動きを検知することで、GPSが受信できない高架下やトンネル内での走行時の使用にも対応したことを明かした。
また、本機はバックカメラにも対応。市販のバックカメラの接続に対応した入力端子を搭載しており、バックカメラの電源をバックギアから取っている場合にはシフトレバーをバックに入れると自動的に画面表示がカメラ映像へと切り替わる。カメラ映像には後方にある障害物との距離を早くしやすいように目安線も表示できるという。
続いて水口氏は「今回はナビを楽しむための機能をさらに充実させた。今後はこの“楽しむ機能”をアピールしていきたい」と、付加機能にも自信を持っている点を強調する。
また、水口氏は「こういう仕事をしておきながら恥ずかしい話だが、実は運転免許を持っていない」と意外な事実をカミングアウト。「ナビとしての基本性能はスタッフが頑張ってくれたので、私はそういった立場からゴリラをいかに楽しくできるかに注力した」と語った。
付加機能で最も特徴的なのがエコ運転をアシストする「エコドライブ情報」。GPSを基に運転中の加速や減速、アイドリング時間などを計算し、画面表示と音声による警告を行うことで運転者へのエコ運転を促す。
エコドライブでは、一日の運転について総合的に判断しAからEまでの5段階で評価する機能も搭載。B以上の評価を7回獲得することで、地図上の自車位置アイコンに使えるバリエーションが追加されるようにもなっており、ゲーム感覚でエコ運転を身に付けられる配慮がされている。
さらに、徒歩での使用を想定したウォーキングサポート機能も充実させた。車載時用に一方通行などを考慮したナビゲート表示だけでなく、目的地までの直線と直線距離を表示するようにしている。同機能では、徒歩での速度にも車載時と同様に自分の位置を追尾し自車位置表示が地図上を移動するという。
また、水口氏は昭文社と提携を結んだことも発表。ガイドブック「まっぷるマガジン」などに掲載されている「まっぷるコード」を入力することで店舗情報などをゴリラで検索できることを明かした。
水口氏は同機能について「まっぷるマガジンには、例えば京都の渡月橋のような観光名所も掲載されている。飲食店とは違いこうした場所には電話番号がないため、これまでは簡単に検索できなかった」と、従来のナビの弱点をカバーするものであると説明した。
続いて水口氏は「今回は7V型の“NV-SD730DT”でも厚み28mm、質量約440gと、薄型化や軽量化にもこだわった」とコメント。ワンセグチューナーを内蔵していることやMP3とWMAの音楽再生、MP4動画の再生も可能であることなどにも触れ、「ナビとしてだけでなく、パーソナルAV機器としても活用して頂きたい」と語った。
関連リンク
- ジャンルカーナビゲーション
- ブランドSANYO
- 型番NV-SD730DT
- 発売日2009年4月24日
- 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
●外形寸法:177W×105.5H×28Dmm ●質量:約440g
- ジャンルカーナビゲーション
- ブランドSANYO
- 型番NV-SB540DT
- 発売日2009年4月24日
- 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
●外形寸法:139W×86H×24.5Dmm ●質量:約270g
- ジャンルカーナビゲーション
- ブランドSANYO
- 型番NV-SD530DT
- 発売日2009年4月24日
- 価格¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
●外形寸法:139W×86H×24.5Dmm ●質量:約270g