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公開日 2009/05/14 12:26
ヤマハ、84,000円のシネマDSP 3Dモード搭載AVアンプ「AX-V765」など2機種を発売
V765のカスタムチューンモデル「AX-V1065」も発売
ヤマハ(株)は、AVアンプ“AXシリーズ”の上位モデルとして「AX-V765」「AX-V1065」を6月下旬より順次発売する。
・AX-V765 ¥84,000(税込) 6月下旬発売
・AX-V1065 ¥110,250(税込) 7月下旬発売
両機とも7.1ch出力対応のAVアンプ。昨年発売の従来モデル“63シリーズ”と同じ価格ながら、内部回路を新規設計して音質強化を図ったほか、これまで中級以上のモデルに搭載されていたヤマハ独自の3次元音場再現技術「シネマDSP <3Dモード>」に対応する。「AX-V1065」はV765のカスタムチューンモデルという位置づけで、V765の基本性能を継承しながら音質を強化させている。カラーはどちらもブラックのみ。
実用最大出力は「AX-V765」が135W×7(6Ω)、「AX-V1065」は145W×7(6Ω)。両モデルとも、HDMI端子を4入力/1出力搭載し、ドルビーTrueHD、DTS-HDマスターオーディオといったHDオーディオのほか、DeepColor、x.v.Colorに対応する。
またHDMIリンク機能は主要メーカー6社に対応。対応のテレビやレコーダーとHDMI接続することで、電源のオンオフ、音量調節、入力切り替えなどの操作をテレビのリモコンで行える(対応機器一覧はこちら)。HDMIスタンバイスルー時の消費電力を3W未満に抑えるなど、省エネ性能も向上した。
AX-V765/1065は、昨年発売されたDSP-AX763/863の後継にあたるモデルだが、従来モデルで使用した基板構成を全面的に見直している。音声回路は入力段から増幅段、出力段までを1枚の基板で構成し、信号経路を最短化。ノイズや干渉の影響を低減し、優れたレスポンスを実現させている。さらに主要パーツの見直しも図った。電源トランスは構成パーツの組み合わせを変えた20タイプを試作し選定したほか、ブロックケミコンも構成素材から視聴を繰り返して吟味したという。これらの見直しにより、従来モデルよりレンジが広く、SN比も向上させている。
ヤマハ独自の音場創成技術シネマDSPは、「シネマ DSP-plus」に加え、シネマ DSP-plusに高さ方向の音場データをプログラミングし、立体的なサラウンド空間を実現する「シネマ DSP<3Dモード>」にも対応する。
シネマ DSP<3Dモード>は、通常の5.1chスピーカー配列に、フロントプレゼンススピーカー2chを設置した7.1chシステムを組んで再現できるもの。音楽再生用のプログラムではホール空間をリアルに再現でき、映画用プログラムではサラウンド音場の一体感を高めるなどよりレベルの高い空間再現を体験できるようになる。
3Dモードは「DSP-AX3900」(関連ニュース)などに搭載されてきた機能で、10万円以下のモデルで搭載するのは今回が初めて。
本機はプレゼンススピーカーとサラウンドバックスピーカーは同時に出力することはできないが、手軽に切り替えて使用できるデュアル7.1chサラウンドにも対応している。
またアップスケーリング機能も搭載。映像処理部にアンカーベイ・テクノロジー社製のビデオスケーラーを採用。480pのアナログ信号を最大1080pに変換してHDMI出力できる。
筐体は435W×171H×365Dmmと従来モデルから奥行きが3cmほどスリムになった。背面にDock端子を装備し、Bluetoothオーディオレシーバ ー「YBA-10」、iPod用ドック「YDS-11」を接続することができる。V765のフロントパネルにはステレオミニジャック、V1065はUSB端子を装備する。
■カスタムチューンモデル「AX-V1065」
「AX-V1065」は上記のV765の基本性能を備えながら、専用の高音質チューニングを施したモデル。準フラッグシップ機「DSP-Z7」に採用したウルトラロージッターPLL回路を内蔵し、デジタル音声の音質劣化の原因となるジッターの発生を抑制する。
また微妙な音のニュアンスまで再現できるように、回路のローノイズ化を実現するショットキーバリアダイオードを採用したほか、各種抵抗やコンデンサーなど選別パーツを随所に使用している。
さらにV1065のみアイコン表示に変更した新デザインのGUIメニューを採用。画面を見ながら直感的な操作が可能となった。iPod接続時にはプレーヤーに保存したアルバムのジャケット画像を画面に表示できるアルバムアート機能にも対応している。また既述の通り、フロントにUSB端子を搭載し、MP3/WMA/WAVファイルの再生に対応している。
両モデルの登場により、同社のAXシリーズは今年3月発売のV465、4月発売の565に加え、HDオーディオに対応した計4モデルのラインナップで展開される。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器相談窓口
TEL/0570-011-808(ナビダイヤル)
・AX-V765 ¥84,000(税込) 6月下旬発売
・AX-V1065 ¥110,250(税込) 7月下旬発売
両機とも7.1ch出力対応のAVアンプ。昨年発売の従来モデル“63シリーズ”と同じ価格ながら、内部回路を新規設計して音質強化を図ったほか、これまで中級以上のモデルに搭載されていたヤマハ独自の3次元音場再現技術「シネマDSP <3Dモード>」に対応する。「AX-V1065」はV765のカスタムチューンモデルという位置づけで、V765の基本性能を継承しながら音質を強化させている。カラーはどちらもブラックのみ。
実用最大出力は「AX-V765」が135W×7(6Ω)、「AX-V1065」は145W×7(6Ω)。両モデルとも、HDMI端子を4入力/1出力搭載し、ドルビーTrueHD、DTS-HDマスターオーディオといったHDオーディオのほか、DeepColor、x.v.Colorに対応する。
またHDMIリンク機能は主要メーカー6社に対応。対応のテレビやレコーダーとHDMI接続することで、電源のオンオフ、音量調節、入力切り替えなどの操作をテレビのリモコンで行える(対応機器一覧はこちら)。HDMIスタンバイスルー時の消費電力を3W未満に抑えるなど、省エネ性能も向上した。
AX-V765/1065は、昨年発売されたDSP-AX763/863の後継にあたるモデルだが、従来モデルで使用した基板構成を全面的に見直している。音声回路は入力段から増幅段、出力段までを1枚の基板で構成し、信号経路を最短化。ノイズや干渉の影響を低減し、優れたレスポンスを実現させている。さらに主要パーツの見直しも図った。電源トランスは構成パーツの組み合わせを変えた20タイプを試作し選定したほか、ブロックケミコンも構成素材から視聴を繰り返して吟味したという。これらの見直しにより、従来モデルよりレンジが広く、SN比も向上させている。
ヤマハ独自の音場創成技術シネマDSPは、「シネマ DSP-plus」に加え、シネマ DSP-plusに高さ方向の音場データをプログラミングし、立体的なサラウンド空間を実現する「シネマ DSP<3Dモード>」にも対応する。
シネマ DSP<3Dモード>は、通常の5.1chスピーカー配列に、フロントプレゼンススピーカー2chを設置した7.1chシステムを組んで再現できるもの。音楽再生用のプログラムではホール空間をリアルに再現でき、映画用プログラムではサラウンド音場の一体感を高めるなどよりレベルの高い空間再現を体験できるようになる。
3Dモードは「DSP-AX3900」(関連ニュース)などに搭載されてきた機能で、10万円以下のモデルで搭載するのは今回が初めて。
本機はプレゼンススピーカーとサラウンドバックスピーカーは同時に出力することはできないが、手軽に切り替えて使用できるデュアル7.1chサラウンドにも対応している。
またアップスケーリング機能も搭載。映像処理部にアンカーベイ・テクノロジー社製のビデオスケーラーを採用。480pのアナログ信号を最大1080pに変換してHDMI出力できる。
筐体は435W×171H×365Dmmと従来モデルから奥行きが3cmほどスリムになった。背面にDock端子を装備し、Bluetoothオーディオレシーバ ー「YBA-10」、iPod用ドック「YDS-11」を接続することができる。V765のフロントパネルにはステレオミニジャック、V1065はUSB端子を装備する。
■カスタムチューンモデル「AX-V1065」
「AX-V1065」は上記のV765の基本性能を備えながら、専用の高音質チューニングを施したモデル。準フラッグシップ機「DSP-Z7」に採用したウルトラロージッターPLL回路を内蔵し、デジタル音声の音質劣化の原因となるジッターの発生を抑制する。
また微妙な音のニュアンスまで再現できるように、回路のローノイズ化を実現するショットキーバリアダイオードを採用したほか、各種抵抗やコンデンサーなど選別パーツを随所に使用している。
さらにV1065のみアイコン表示に変更した新デザインのGUIメニューを採用。画面を見ながら直感的な操作が可能となった。iPod接続時にはプレーヤーに保存したアルバムのジャケット画像を画面に表示できるアルバムアート機能にも対応している。また既述の通り、フロントにUSB端子を搭載し、MP3/WMA/WAVファイルの再生に対応している。
両モデルの登場により、同社のAXシリーズは今年3月発売のV465、4月発売の565に加え、HDオーディオに対応した計4モデルのラインナップで展開される。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器相談窓口
TEL/0570-011-808(ナビダイヤル)
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番AX-V765
- 発売日2009年6月下旬
- 価格¥84,000(税込)
●実用最大出力:135W×7 ●音声入力:アナログ6、光2、同軸2、DOCK、ステレオミニ ●映像入力:コンポーネント2、D4ビデオ2、コンポジット5 ●映像出力:MONITOR OUT(コンポーネント/コンポジット/D4ビデオ)、PRE OUT(コンポジット) ●HDMI端子:4入力、1出力 ●消費電力:240W ●待機時省電力:HDMIコントロールON時:3W未満(OFF時 0.2W以下) ●外形寸法:435W×171H×365Dmm ●質量:11.0kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番AX-V1065
- 発売日2009年7月下旬
- 価格¥110,250(税込)
●実用最大出力:145W×7 ●音声入力:アナログ6、光2、同軸2、DOCK、USBポート ●映像入力:コンポーネント2、D4ビデオ2、コンポジット5 ●映像出力:MONITOR OUT(コンポーネント/コンポジット/D4ビデオ)、PRE OUT(コンポジット) ●HDMI端子:4入力、1出力 ●消費電力:240W ●待機時省電力:HDMIコントロールON時:3W未満(OFF時 0.2W以下) ●外形寸法:435W×171H×365Dmm ●質量:11.1kg