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公開日 2009/11/02 17:22
パナソニック、バンクーバー五輪に冬季五輪最大数の機器を納入 − 様々な協賛活動も実施
"Sharing the Passion"を掲げ会場・家庭・世界をつなぐ
パナソニック(株)は本日都内にて、バンクーバー冬季オリンピックに対する同社の協賛活動について説明する会を開催。同社コーポレートブランドストラテジー本部 ブランドプロモーショングループ F1・オリンピック推進室 室長の布谷 彰氏が登壇した。
パナソニックは1984年のロサンゼルスオリンピックから20年以上にわたりスポンサーとして機器の納入などの協賛を実施。これまでAV機器をはじめ記録メディア、カーマルチメディア、AVセキュリティシステムを提供してきたが、2010年以降のオリンピックでは、これに加えデジタルスチルカメラ“LUMIX”の提供も行うことが明らかにされた。
バンクーバーオリンピックには、LED大型映像表示装置を15会場 29画面、953平方メートル、テレビ約3,000台、DLPプロジェクター17画面などを提供。開閉式会場には3面243平方メートル(トリノ五輪時の約1.4倍)のLED大型映像表示装置を、フィギュアスケート会場となるパシフィック・コロッセウムにはプロ用音響システムを、そして大会区域や市街地には計1,200台のAVセキュリティカメラを提供するという。
AV機器だけでなく、映像撮影や配信にも協力。同社のDVCPRO HD規格が今回も公式記録フォーマットとして採用されたほか、オリンピックで初採用となる同社のHD映像コミュニケーションシステムをバンクーバーとウィスラーの選手村に設置。選手団の入村式や会議などの中継を行う。布谷氏は「このシステムは会議にも使えるため、交通コストやCO2の削減にも貢献できる」と説明した。
以上のようにさまざまな機器を納入するパナソニック。バンクーバーオリンピックは冬季オリンピックで過去最大数の機器納入となるとのことだ。
続いてマーケティング活動についても発表がされた。
パナソニックが掲げるマーケティング活動コンセプトは「Sharing the Passion」。会場での映像で感動を演出し、放送技術での感動を伝え、家庭用AV機器で感動を再現する、という三つの要素で、躍動感、情熱を共有することを目指す。
まずバンクーバーの市内中心部から徒歩10分のところにLEDスクリーン2面を設置するほか、独自パビリオンとしてフルHD 3Dシアターを設置。103インチの3Dシアターシステムでオリンピックのハイライト映像を上映することで、「今、そこにいるような臨場感」を体感してもらうことを目指す。また3Dシアターには50V型の家庭用3Dシアターシステムを設置し、将来のオリンピック観戦の新たな可能性と魅力も提案する。
ウェブプロモーションとしては、アスリート応援ブログ「One Winter,Five Dreams」を開設。男子スケルトンの越 和弘選手(日本)、男子クロスカントリーのロベール・テクレマリアム選手(エチオピア)など、ユニークなストーリーを持った夢を追いかけるアスリートによるブログを設置する。さらにこのブログでの応援に貢献したユーザーを「ゴールド・ブロガー」としてバンクーバーに派遣し、現場の空気感をウェブで伝えてもらうプログラムも用意。この特派員は、自分のブログやFacebookなどのなかで選手を応援したり、YouTubeなどに応援コンテンツを投稿することで選出されるとのことだ。
■アスリート応援ブログ「One Winter,Five Dreams」
http://5dreams.panasonic.net
そのほか、カナダのオフセッターズ社と連携しカーボンオフセット運動を実施したり、「環境ビデオコンテスト」の公式パートナーになったりという活動も行うとのこと。11月4日からは、今五輪に出場するモーグルの上村愛子選手を起用したCMを展開。上村選手と、彼女を応援する人々の「ココロのリンク」をテーマに、毎日の練習を支える鈴木コーチが「GF1」の動画で練習をチェックする「LUMIX編」、長野のスキー教室の教え子たちが部屋のビエラの前で上村さんへの思いをこめて観戦する「ラックシアター編」が用意される。
布谷氏は「パナソニックは今後もさまざまなかたちでオリンピックをサポートしていきたい」と締めくくった。
パナソニックは1984年のロサンゼルスオリンピックから20年以上にわたりスポンサーとして機器の納入などの協賛を実施。これまでAV機器をはじめ記録メディア、カーマルチメディア、AVセキュリティシステムを提供してきたが、2010年以降のオリンピックでは、これに加えデジタルスチルカメラ“LUMIX”の提供も行うことが明らかにされた。
バンクーバーオリンピックには、LED大型映像表示装置を15会場 29画面、953平方メートル、テレビ約3,000台、DLPプロジェクター17画面などを提供。開閉式会場には3面243平方メートル(トリノ五輪時の約1.4倍)のLED大型映像表示装置を、フィギュアスケート会場となるパシフィック・コロッセウムにはプロ用音響システムを、そして大会区域や市街地には計1,200台のAVセキュリティカメラを提供するという。
AV機器だけでなく、映像撮影や配信にも協力。同社のDVCPRO HD規格が今回も公式記録フォーマットとして採用されたほか、オリンピックで初採用となる同社のHD映像コミュニケーションシステムをバンクーバーとウィスラーの選手村に設置。選手団の入村式や会議などの中継を行う。布谷氏は「このシステムは会議にも使えるため、交通コストやCO2の削減にも貢献できる」と説明した。
以上のようにさまざまな機器を納入するパナソニック。バンクーバーオリンピックは冬季オリンピックで過去最大数の機器納入となるとのことだ。
続いてマーケティング活動についても発表がされた。
パナソニックが掲げるマーケティング活動コンセプトは「Sharing the Passion」。会場での映像で感動を演出し、放送技術での感動を伝え、家庭用AV機器で感動を再現する、という三つの要素で、躍動感、情熱を共有することを目指す。
まずバンクーバーの市内中心部から徒歩10分のところにLEDスクリーン2面を設置するほか、独自パビリオンとしてフルHD 3Dシアターを設置。103インチの3Dシアターシステムでオリンピックのハイライト映像を上映することで、「今、そこにいるような臨場感」を体感してもらうことを目指す。また3Dシアターには50V型の家庭用3Dシアターシステムを設置し、将来のオリンピック観戦の新たな可能性と魅力も提案する。
ウェブプロモーションとしては、アスリート応援ブログ「One Winter,Five Dreams」を開設。男子スケルトンの越 和弘選手(日本)、男子クロスカントリーのロベール・テクレマリアム選手(エチオピア)など、ユニークなストーリーを持った夢を追いかけるアスリートによるブログを設置する。さらにこのブログでの応援に貢献したユーザーを「ゴールド・ブロガー」としてバンクーバーに派遣し、現場の空気感をウェブで伝えてもらうプログラムも用意。この特派員は、自分のブログやFacebookなどのなかで選手を応援したり、YouTubeなどに応援コンテンツを投稿することで選出されるとのことだ。
■アスリート応援ブログ「One Winter,Five Dreams」
http://5dreams.panasonic.net
そのほか、カナダのオフセッターズ社と連携しカーボンオフセット運動を実施したり、「環境ビデオコンテスト」の公式パートナーになったりという活動も行うとのこと。11月4日からは、今五輪に出場するモーグルの上村愛子選手を起用したCMを展開。上村選手と、彼女を応援する人々の「ココロのリンク」をテーマに、毎日の練習を支える鈴木コーチが「GF1」の動画で練習をチェックする「LUMIX編」、長野のスキー教室の教え子たちが部屋のビエラの前で上村さんへの思いをこめて観戦する「ラックシアター編」が用意される。
布谷氏は「パナソニックは今後もさまざまなかたちでオリンピックをサポートしていきたい」と締めくくった。