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公開日 2009/11/05 17:56
ウォルフソン、横浜に半導体開発センターを開設 − 「すべての新技術は日本で定義される」
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス(株)は、11月から横浜の同社オフィス内に半導体開発センターを開設した。本日、英Wolfson Microelectronics plcのCEOであるマイク・ヒッキー氏、CCOのアンディー・ブラナン氏らが記者会見を行った。
Wolfson Microelectronicsは1984年に設立され、オーディオ関連の半導体や低消費電力の半導体などを開発し、着実な成長を遂げてきた。2003年に上場し、現在ではオーディオ分野だけでなく調停消費電力ソリューションや高性能のミックスドシグナル半導体分野で世界をリードしている。2008年にはチップ総出荷台数が10億を超えた。
日本事業所を開設したのは2001年で、同時に日本の主要半導体企業との戦略的なアライアンスを締結。同時期に日本事業に対して巨額の投資を行ったという。その後、順調に事業を拡大し、2008年には日本法人であるウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社を設立した。
半導体開発センターは、当初は10名程度のエンジニアでスタートした。本社のあるエジンバラなどと連携し、世界市場に向けた製品を開発していくという。
ヒッキーCEOは、日本に半導体開発センターを開設した理由について、「我々は、長年の歴史を通じて信じていることがある。すべての新しい技術が日本で定義され、開発され、これが世界中に伝播するということだ。日本は高性能デジタル機器へ高い関心を持つ、真の意味での技術革新の国であり、世界初の技術を作り出すエンジニアが多数存在する。我々ウォルフソンの目指す方向と一致している。日本市場に向けて開発した技術でこれまで成功を収めてきたが、新しいセンターを開設することで開発を加速させる」と説明した。さらに「日本の顧客のより近くで開発することで、よりきめ細やかなサポートが行え、ニーズにあった製品が作れる」ことも利点として強調。なお、中国に開発センターを開設することは「考えていない」と言下に否定した。
現在、Wolfsonの全収益の20〜25%が日本市場からによるものとのことだが、開発センターの開設により、日本市場の売上げをさらに拡大させる考えだ。
Wolfson Microelectronicsは1984年に設立され、オーディオ関連の半導体や低消費電力の半導体などを開発し、着実な成長を遂げてきた。2003年に上場し、現在ではオーディオ分野だけでなく調停消費電力ソリューションや高性能のミックスドシグナル半導体分野で世界をリードしている。2008年にはチップ総出荷台数が10億を超えた。
日本事業所を開設したのは2001年で、同時に日本の主要半導体企業との戦略的なアライアンスを締結。同時期に日本事業に対して巨額の投資を行ったという。その後、順調に事業を拡大し、2008年には日本法人であるウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社を設立した。
半導体開発センターは、当初は10名程度のエンジニアでスタートした。本社のあるエジンバラなどと連携し、世界市場に向けた製品を開発していくという。
ヒッキーCEOは、日本に半導体開発センターを開設した理由について、「我々は、長年の歴史を通じて信じていることがある。すべての新しい技術が日本で定義され、開発され、これが世界中に伝播するということだ。日本は高性能デジタル機器へ高い関心を持つ、真の意味での技術革新の国であり、世界初の技術を作り出すエンジニアが多数存在する。我々ウォルフソンの目指す方向と一致している。日本市場に向けて開発した技術でこれまで成功を収めてきたが、新しいセンターを開設することで開発を加速させる」と説明した。さらに「日本の顧客のより近くで開発することで、よりきめ細やかなサポートが行え、ニーズにあった製品が作れる」ことも利点として強調。なお、中国に開発センターを開設することは「考えていない」と言下に否定した。
現在、Wolfsonの全収益の20〜25%が日本市場からによるものとのことだが、開発センターの開設により、日本市場の売上げをさらに拡大させる考えだ。