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公開日 2009/11/14 22:06
注目PCMレコーダー&関連機器レポート:ソニー「PCM-M10」やビデオカメラ搭載PCMレコ「Q3」など
音展 in AKIBA 2009
UDXのUB35からUB40までのブースは、ポータブルPCMレコーダーや関連機器が多数出展されている。
■ソニー
ソニーのブースでは、同社PCMレコーダーのラインナップをズラリと並べている。
最上位機種「PCM-D50」やミドルクラスの「PCM-D1」と並んで注目なのが、10月に発売されたコンパクトな「PCM-M10」だ。「PCM-D50」から体積比で50%以上のサイズダウンを実現して携帯性を向上。またMP3での録音にも対応した。型番の“M”は「Music」の意味が込められており、楽器ユーザーの録音ニーズを意識している点も大きな特徴。
同社PCMレコーダーで特徴的だった可動マイクも、全指向性の内蔵マイクへ変更。「調整なしでも簡単に録ることができる」という。
また、パッシブスピーカーを内蔵したキャリングケース「CKS-M10」も用意。48mm径のスピーカーを2機搭載し、「PCM-M10」のヘッドホン端子に接続して使用。電源もPCM-M10から供給するため、電池補充などを考慮せず気軽に持ち運ぶことができるという。
■ティアック
ティアックブースで注目なのは、タスカムブランドから発売しているリニアPCMレコーダー“DRシリーズ”の最上位機種「DR-100」。音楽やフィールドレコーディングに最適な単一指向性のステレオコンデンサーマイク2つと、会議や集会などの録音に最適な無指向性ステレオコンデンサーマイク2つを内蔵。さらに8V供給に対応したXLRマイク入力端子を2系統(L/R)装備し、普段使用しているマイクの接続も可能という拡張性の高さを持つ。バッテリーも、リチウムイオンバッテリーと単三電池のデュアルバッテリーシステムを採用しているため長時間録音でも「電池が切れた!」なんてトラブルがない。
ポータブルCD/SDレコーダー「BB-1000CD」も目を引く。コンパクトな筐体に4つのマイク、CD-R/-RWやSDカードへのダイレクト録音のほか、5W+5WのΔΣ式アンプとスピーカーを備え、録った音をすぐ聴くことも可能。XLRマイク端子も備えているため、外部録音マイクを拡張したり、会議などでPAとして使ったりすることもできる。1台でさまざまに活躍する注目機だ。
■ズーム
ZOOMのブースでは、なんとPCMレコーダーにビデオカメラがついたユニークなモデル「Q3」が注目だ。ロングセラーモデル「H4n」と同じ、X-Y方式のコンデンサーマイクを搭載。レベル調整などももちろん行える。
音声記録はPCMの96kHz/24bitに対応。ただし映像撮影時は48kHz/24bitまでとなる。映像の記録フォーマットはMOVで、記録解像度はVGA。フレームレートは30fps。一度に記録できる映像は4GBまでという制限があるそうだ。撮影映像を確認できる2.4インチ液晶モニターを搭載している。
編集と、Youtubeなどへのアップロードを簡単に行えるソフト「HandyShare」が付属。さらに2GBのSDカードも同梱される。これだけ盛り込まれて、価格は28,000円だ。
■オリンパスイメージング
オリンパスイメージングは9月に発売した「LS-11」をメイン展示。こちらは2008年2月に発売したLS-10の後継機。内蔵メモリーを2GBから8GBに増やしたほか、SD/SDHCメモリーカードスロットも搭載し、長時間録音を可能にした。内蔵メモリーとSD/SDHCメモリーカード間のムーブやコピーにも対応している。対応する音声フォーマットはリニアPCMフォーマット、WMA、MP3の3種類で、リニアPCMは最大96kHz/24ビットでの録音が可能。従来機種から低音域の周波数特性を改善し、内蔵マイクで60Hz〜20kHzの周波数特性を実現。「低音域から高音域までより原音に近い録音が可能」(同社)という。
そのほか、内蔵マイクの指向性を切り替える指向特性制御技術「DVM」、サラウンド方式「EUPHONY MOBILE(ユーフォニーモバイル)」なども搭載。赤外線リモコンも同梱する。アプリケーションソフトも新開発の「Olympus Sonority Plus for Editors : MUSIC」を同梱し、無制限のマルチトラック編集や充実したサウンドエフェクト機能など、本格的な編集作業が行えるという。
■アドフォクス
アドフォクスは、同社が発売するバイノーラル録音を手軽に楽しめるバイノーラルマイクイヤホン「BME-200」のデモンストレーションを行っている。
バイノーラル録音は、人間の耳の位置にマイクをセッティングし録音することで、耳から聴く自然な音により近い音の収録を実現する録音方法。一般的には人間の頭の形をしたダミーヘッドに内蔵させたマイクを使うことが多く、録音セットが大がかりになることが多いのに対し、BME-200は聴く人間の耳を利用し、インナーイヤーヘッドホンと同じように耳に装着することで、手軽に優れた音質を録音できるモデル。
また、イヤホンも内蔵しているので、録音中の音をモニターできるのが本機の特徴。多くのプロにも使用される音質の良さを誇るという。
実際に体験してみると、音の回り込み方などがまさしく聴いたまま録れており、とても面白いと感じた。
■ソニー
ソニーのブースでは、同社PCMレコーダーのラインナップをズラリと並べている。
最上位機種「PCM-D50」やミドルクラスの「PCM-D1」と並んで注目なのが、10月に発売されたコンパクトな「PCM-M10」だ。「PCM-D50」から体積比で50%以上のサイズダウンを実現して携帯性を向上。またMP3での録音にも対応した。型番の“M”は「Music」の意味が込められており、楽器ユーザーの録音ニーズを意識している点も大きな特徴。
同社PCMレコーダーで特徴的だった可動マイクも、全指向性の内蔵マイクへ変更。「調整なしでも簡単に録ることができる」という。
また、パッシブスピーカーを内蔵したキャリングケース「CKS-M10」も用意。48mm径のスピーカーを2機搭載し、「PCM-M10」のヘッドホン端子に接続して使用。電源もPCM-M10から供給するため、電池補充などを考慮せず気軽に持ち運ぶことができるという。
■ティアック
ティアックブースで注目なのは、タスカムブランドから発売しているリニアPCMレコーダー“DRシリーズ”の最上位機種「DR-100」。音楽やフィールドレコーディングに最適な単一指向性のステレオコンデンサーマイク2つと、会議や集会などの録音に最適な無指向性ステレオコンデンサーマイク2つを内蔵。さらに8V供給に対応したXLRマイク入力端子を2系統(L/R)装備し、普段使用しているマイクの接続も可能という拡張性の高さを持つ。バッテリーも、リチウムイオンバッテリーと単三電池のデュアルバッテリーシステムを採用しているため長時間録音でも「電池が切れた!」なんてトラブルがない。
ポータブルCD/SDレコーダー「BB-1000CD」も目を引く。コンパクトな筐体に4つのマイク、CD-R/-RWやSDカードへのダイレクト録音のほか、5W+5WのΔΣ式アンプとスピーカーを備え、録った音をすぐ聴くことも可能。XLRマイク端子も備えているため、外部録音マイクを拡張したり、会議などでPAとして使ったりすることもできる。1台でさまざまに活躍する注目機だ。
■ズーム
ZOOMのブースでは、なんとPCMレコーダーにビデオカメラがついたユニークなモデル「Q3」が注目だ。ロングセラーモデル「H4n」と同じ、X-Y方式のコンデンサーマイクを搭載。レベル調整などももちろん行える。
音声記録はPCMの96kHz/24bitに対応。ただし映像撮影時は48kHz/24bitまでとなる。映像の記録フォーマットはMOVで、記録解像度はVGA。フレームレートは30fps。一度に記録できる映像は4GBまでという制限があるそうだ。撮影映像を確認できる2.4インチ液晶モニターを搭載している。
編集と、Youtubeなどへのアップロードを簡単に行えるソフト「HandyShare」が付属。さらに2GBのSDカードも同梱される。これだけ盛り込まれて、価格は28,000円だ。
■オリンパスイメージング
オリンパスイメージングは9月に発売した「LS-11」をメイン展示。こちらは2008年2月に発売したLS-10の後継機。内蔵メモリーを2GBから8GBに増やしたほか、SD/SDHCメモリーカードスロットも搭載し、長時間録音を可能にした。内蔵メモリーとSD/SDHCメモリーカード間のムーブやコピーにも対応している。対応する音声フォーマットはリニアPCMフォーマット、WMA、MP3の3種類で、リニアPCMは最大96kHz/24ビットでの録音が可能。従来機種から低音域の周波数特性を改善し、内蔵マイクで60Hz〜20kHzの周波数特性を実現。「低音域から高音域までより原音に近い録音が可能」(同社)という。
そのほか、内蔵マイクの指向性を切り替える指向特性制御技術「DVM」、サラウンド方式「EUPHONY MOBILE(ユーフォニーモバイル)」なども搭載。赤外線リモコンも同梱する。アプリケーションソフトも新開発の「Olympus Sonority Plus for Editors : MUSIC」を同梱し、無制限のマルチトラック編集や充実したサウンドエフェクト機能など、本格的な編集作業が行えるという。
■アドフォクス
アドフォクスは、同社が発売するバイノーラル録音を手軽に楽しめるバイノーラルマイクイヤホン「BME-200」のデモンストレーションを行っている。
バイノーラル録音は、人間の耳の位置にマイクをセッティングし録音することで、耳から聴く自然な音により近い音の収録を実現する録音方法。一般的には人間の頭の形をしたダミーヘッドに内蔵させたマイクを使うことが多く、録音セットが大がかりになることが多いのに対し、BME-200は聴く人間の耳を利用し、インナーイヤーヘッドホンと同じように耳に装着することで、手軽に優れた音質を録音できるモデル。
また、イヤホンも内蔵しているので、録音中の音をモニターできるのが本機の特徴。多くのプロにも使用される音質の良さを誇るという。
実際に体験してみると、音の回り込み方などがまさしく聴いたまま録れており、とても面白いと感じた。