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公開日 2010/05/26 15:11
KDDI、HDDレコーダー内蔵のVOD/IPTVセットトップボックス「HD-STB」を提供開始
HD番組やコンテンツを充実
KDDIは、同社の光ファイバーサービス「auひかり」ユーザーを対象に、デジタルテレビチューナーを内蔵し、VODやIPTVも利用できるセットトップボックス「HD-STB」を提供開始する。
本日同社は、STBの詳細とVOD/IPTVの新サービスに関する説明会を開催。同社新規ビジネス推進本部 メディアビジネス部長の八木達雄氏が説明を行った。
STBはモトローラ社製で、6月2日から月額1,365円(税込)でレンタル提供を開始する。八木氏は「レンタル料は2年使った場合で32,760円。一般的な500GBのHDDレコーダーは55,000円から80,000円程度で、2台目のレコーダーとして購入するならレンタルが賢い選択だ」と説明。またデザインについても丸みを帯びた柔らかな仕上げとし、本体色もホワイトとするなど、リビングでの使用を考慮したという。
STB本体には地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載し、500GBのHDDも内蔵。HDDレコーダーとして利用できる。地上アナログチューナーは非搭載。映像出力端子はHDMI出力端子×1、D4端子×1、S2端子×2、ビデオ端子×2。ほかに光デジタル音声出力端子も1系統を備える。
録画モードはDRのほか、SD画質のMPEG-4 AVCで録画するXP/SP/EPの4モードが利用できる。最高画質のDRの場合は約40時間、最も低ビットレートのEPの場合は約500時間の録画が可能。
録画機能では、デジタル放送とIPTV、VODなど、すべての組み合わせで裏番組録画が可能なほか、デジタル放送同士やIPTV同士、またデジタル放送とIPTVの2番組同時録画も行える。
EPGはGガイドのサービスを利用し、キーワード登録による自動予約録画機能も利用可能。またタイムシフト再生や追いかけ再生にも対応している。なお、録画したデジタル放送番組をほかの端末にムーブ/ダビングすることはできない。
IPTV/VODでは「auひかり ビデオ・チャンネル HD」が利用でき、様々なチャンネルパックやVODサービスを個別に契約することができる。
チャンネルサービスでは、これまでも提供していた51のSDチャンネルに加え、新たに「J Sports Plus」「Movie Plus HD」のHDチャンネル2つを追加した。今後もHDチャンネルは随時追加していくという。
VODでは「NHKオンデマンド」が利用できるほか、ビデオコンテンツ配信サイト「LISMO Video Store」にも対応。なおLISMO Video Storeでは、これまで約7,000のSD画質タイトルを提供してきたが、今回のSTB提供に合わせて新たに約3,000タイトルをHDで
提供開始する。HDタイトルの視聴料金はSDタイトルと同額で、1タイトル315円が中心価格帯となる。
またLISMO Video Storeで購入したコンテンツは、LISMO Videoに対応したau携帯電話にUSBケーブルで転送することも可能。さらに楽曲配信サービス「mora for LISMO」もSTBから利用することができ、ダウンロードした楽曲を対応のau携帯電話やソニーのウォークマンに転送することができる。
同社メディアビジネス部長の八木達雄氏は、今回のSTB提供開始の背景について、「これまでauひかり ビデオ・チャンネルでは、手頃な料金体系とさまざまなチャンネルとコンテンツを選択できる利便性を提供してきたが、今回、これにHDの高画質が加えた」と説明。
また八木氏は「最近、自宅で寛ぐことができない『自宅難民』が増えており、ある調査結果では首都圏では約半数の父親が自宅難民であると回答している」とし、「しかもこのうち約4割が、好きな時間にテレビを自由に見られない『テレビ難民』で、録画に不自由さを感じている『録画難民』も約6割を占める。こういった方々に向けた、こだわりの2台目HDDレコーダーとして今回のSTBを提案したい」とSTB投入の理由を語った。
同社では本STBの提供開始にあわせて、キャンペーンを6月2日から8月31日まで実施する。「auひかり ビデオ・チャンネルサービス」を契約し、期間中に対象サービスに申し込んだユーザーが対象で、STBのレンタル料が最大3ヶ月無料となるほか、「ビデオ月額パック」や「スター・チャンネル マルチプレックス」が最大2ヶ月無料となる。さらに「ベーシックチャンネルパック」「NHKオンデマンド」についても初月は無料となる。
【問い合わせ先】
KDDIカスタマーサービスセンター
TEL/0077-777
本日同社は、STBの詳細とVOD/IPTVの新サービスに関する説明会を開催。同社新規ビジネス推進本部 メディアビジネス部長の八木達雄氏が説明を行った。
STBはモトローラ社製で、6月2日から月額1,365円(税込)でレンタル提供を開始する。八木氏は「レンタル料は2年使った場合で32,760円。一般的な500GBのHDDレコーダーは55,000円から80,000円程度で、2台目のレコーダーとして購入するならレンタルが賢い選択だ」と説明。またデザインについても丸みを帯びた柔らかな仕上げとし、本体色もホワイトとするなど、リビングでの使用を考慮したという。
STB本体には地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載し、500GBのHDDも内蔵。HDDレコーダーとして利用できる。地上アナログチューナーは非搭載。映像出力端子はHDMI出力端子×1、D4端子×1、S2端子×2、ビデオ端子×2。ほかに光デジタル音声出力端子も1系統を備える。
録画モードはDRのほか、SD画質のMPEG-4 AVCで録画するXP/SP/EPの4モードが利用できる。最高画質のDRの場合は約40時間、最も低ビットレートのEPの場合は約500時間の録画が可能。
録画機能では、デジタル放送とIPTV、VODなど、すべての組み合わせで裏番組録画が可能なほか、デジタル放送同士やIPTV同士、またデジタル放送とIPTVの2番組同時録画も行える。
EPGはGガイドのサービスを利用し、キーワード登録による自動予約録画機能も利用可能。またタイムシフト再生や追いかけ再生にも対応している。なお、録画したデジタル放送番組をほかの端末にムーブ/ダビングすることはできない。
IPTV/VODでは「auひかり ビデオ・チャンネル HD」が利用でき、様々なチャンネルパックやVODサービスを個別に契約することができる。
チャンネルサービスでは、これまでも提供していた51のSDチャンネルに加え、新たに「J Sports Plus」「Movie Plus HD」のHDチャンネル2つを追加した。今後もHDチャンネルは随時追加していくという。
VODでは「NHKオンデマンド」が利用できるほか、ビデオコンテンツ配信サイト「LISMO Video Store」にも対応。なおLISMO Video Storeでは、これまで約7,000のSD画質タイトルを提供してきたが、今回のSTB提供に合わせて新たに約3,000タイトルをHDで
提供開始する。HDタイトルの視聴料金はSDタイトルと同額で、1タイトル315円が中心価格帯となる。
またLISMO Video Storeで購入したコンテンツは、LISMO Videoに対応したau携帯電話にUSBケーブルで転送することも可能。さらに楽曲配信サービス「mora for LISMO」もSTBから利用することができ、ダウンロードした楽曲を対応のau携帯電話やソニーのウォークマンに転送することができる。
同社メディアビジネス部長の八木達雄氏は、今回のSTB提供開始の背景について、「これまでauひかり ビデオ・チャンネルでは、手頃な料金体系とさまざまなチャンネルとコンテンツを選択できる利便性を提供してきたが、今回、これにHDの高画質が加えた」と説明。
また八木氏は「最近、自宅で寛ぐことができない『自宅難民』が増えており、ある調査結果では首都圏では約半数の父親が自宅難民であると回答している」とし、「しかもこのうち約4割が、好きな時間にテレビを自由に見られない『テレビ難民』で、録画に不自由さを感じている『録画難民』も約6割を占める。こういった方々に向けた、こだわりの2台目HDDレコーダーとして今回のSTBを提案したい」とSTB投入の理由を語った。
同社では本STBの提供開始にあわせて、キャンペーンを6月2日から8月31日まで実施する。「auひかり ビデオ・チャンネルサービス」を契約し、期間中に対象サービスに申し込んだユーザーが対象で、STBのレンタル料が最大3ヶ月無料となるほか、「ビデオ月額パック」や「スター・チャンネル マルチプレックス」が最大2ヶ月無料となる。さらに「ベーシックチャンネルパック」「NHKオンデマンド」についても初月は無料となる。
【問い合わせ先】
KDDIカスタマーサービスセンター
TEL/0077-777