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公開日 2010/10/31 16:56
<ヘッドホン祭>オルトフォン 新イヤホン「e-Q5」が初公開/AKG クインシー・ジョーンズモデル
ポーカロラインからプリメインアンプ最新機種も
10月30日に開催された「秋のヘッドホン祭2010」。本稿では8階フロアに展開された完実電気ブースの出展より、オルトフォンジャパン、AKG、ポーカロライン、光城精工のレポートをお届けする。
■オルトフォンジャパン
オルトフォンジャパン(株)は、新製品のカナル型イヤホン「e-Q5」を展示した。発売は11月を予定しており、今イベントで初めて実機を公開。販売価格は20,475円(税込)で、カラーはシルバー/ブラック/レッドの3色展開となる。
本機のドライバーはバランスド・アーマチュア型を採用。周波数特性は10Hz〜20kHzで、1kHz感度は118dB、入力インピーダンスは40Ωとなる。最大出力は127dB SPL(高音圧)で、最大入力は20mW。
本機は、従来モデルである「e-Q7(関連ニュース)」をベースに、同社が培ってきた音響技術を投入しながらコストパフォーマンスの向上を図った製品だ。ケーブルの素材はe-Q7で採用した高級銀メッキ4N無酸素銅からOFCに変更。また、e-Q7は高級本革ケースを付属したが、e-Q5は丸い缶タイプのケースを付属する。細部の素材を変更することで、基本的に本体はe-Q7と同一のスペックを備えながらも、価格を抑えることに成功した。
会場にはe-Q7も用意され、同社のヘッドホンアンプ「Hd-Q7」を使用した試聴を実施していた。
■AKG
AKGは、10月に発売された「Q701」と、11月中の発売を予定している「Q460」「Q350」のヘッドホン3機種(関連ニュース)の展示と試聴を実施した。
3機種とも、音楽プロデューサー クインシー・ジョーンズとのコラボレーションモデル"Quincy Jones Signature Lineシリーズ"で、ハウジング表面には同モデルの証となる“Q”のロゴマークが入っている。
塗装やカラーバリエーションなどを含めた外面のデザインは新開発だが、Q701は「K701」、Q460は「K450」、Q350は「K340」と同一の構造・設計を採用している。オーバーヘッド型であるQ701は、AKG独自の2層構造の振動板「2レイヤーダイヤフラム」を搭載し、Q460はマイク一体型の3ボタン式インラインリモコン付きケーブルを備える。カナル型イヤホンとなるQ350は、プロ用イヤーモニター向けに開発された技術を搭載する。
■ポーカロ・ライン
ポーカロ・ラインは、同社が取り扱うtangent社のプリメインアンプ「EXEO-AMP」とCDプレーヤー「EXEO-CDP」の2機種(関連ニュース)を展示。両モデルとも10月に発売された新機種となる。
EXEO-AMPはクラスDアンプを搭載。A/B系統のスピーカー出力が選択できる。外部録音端子や、パワーアンプを接続するためのプリアウト、3Dシステムに拡張するためのサブウーファー出力端子も装備している。入力端子は、LPレコードのためのPhono入力を備えており、MM/MCカートリッジ双方に対応が可能。4系統のRCAライン入力端子には金メッキ処理を施している。
会場では、Microshar社のポータブルヘッドホンアンプ「μAMP109 G2+/G2」や、ドックケーブルを使用した試聴が実施された。
なお、今回は製品が間に合わなかったが、新製品のUSB-DACを展示する予定も立てられていたという。製品の型番や発売時期などは未定とのことだが、今後の取り扱いに注目したい。
■光城精工
(株)光城精工は、9月に発売が開始された"Presion"などのケーブル各種や、クリーン電源装置「Aray6MK II(関連ニュース)」「Faily MKII」などの主力製品を出展。スペース内に用意されたPCと接続し、各製品を使用することでどれくらいPC音源が変化するかといった実演を行った。リファレンスヘッドホンにはSTAX「SR-507」が使用されていた。
■オルトフォンジャパン
オルトフォンジャパン(株)は、新製品のカナル型イヤホン「e-Q5」を展示した。発売は11月を予定しており、今イベントで初めて実機を公開。販売価格は20,475円(税込)で、カラーはシルバー/ブラック/レッドの3色展開となる。
本機のドライバーはバランスド・アーマチュア型を採用。周波数特性は10Hz〜20kHzで、1kHz感度は118dB、入力インピーダンスは40Ωとなる。最大出力は127dB SPL(高音圧)で、最大入力は20mW。
本機は、従来モデルである「e-Q7(関連ニュース)」をベースに、同社が培ってきた音響技術を投入しながらコストパフォーマンスの向上を図った製品だ。ケーブルの素材はe-Q7で採用した高級銀メッキ4N無酸素銅からOFCに変更。また、e-Q7は高級本革ケースを付属したが、e-Q5は丸い缶タイプのケースを付属する。細部の素材を変更することで、基本的に本体はe-Q7と同一のスペックを備えながらも、価格を抑えることに成功した。
会場にはe-Q7も用意され、同社のヘッドホンアンプ「Hd-Q7」を使用した試聴を実施していた。
■AKG
AKGは、10月に発売された「Q701」と、11月中の発売を予定している「Q460」「Q350」のヘッドホン3機種(関連ニュース)の展示と試聴を実施した。
3機種とも、音楽プロデューサー クインシー・ジョーンズとのコラボレーションモデル"Quincy Jones Signature Lineシリーズ"で、ハウジング表面には同モデルの証となる“Q”のロゴマークが入っている。
塗装やカラーバリエーションなどを含めた外面のデザインは新開発だが、Q701は「K701」、Q460は「K450」、Q350は「K340」と同一の構造・設計を採用している。オーバーヘッド型であるQ701は、AKG独自の2層構造の振動板「2レイヤーダイヤフラム」を搭載し、Q460はマイク一体型の3ボタン式インラインリモコン付きケーブルを備える。カナル型イヤホンとなるQ350は、プロ用イヤーモニター向けに開発された技術を搭載する。
■ポーカロ・ライン
ポーカロ・ラインは、同社が取り扱うtangent社のプリメインアンプ「EXEO-AMP」とCDプレーヤー「EXEO-CDP」の2機種(関連ニュース)を展示。両モデルとも10月に発売された新機種となる。
EXEO-AMPはクラスDアンプを搭載。A/B系統のスピーカー出力が選択できる。外部録音端子や、パワーアンプを接続するためのプリアウト、3Dシステムに拡張するためのサブウーファー出力端子も装備している。入力端子は、LPレコードのためのPhono入力を備えており、MM/MCカートリッジ双方に対応が可能。4系統のRCAライン入力端子には金メッキ処理を施している。
会場では、Microshar社のポータブルヘッドホンアンプ「μAMP109 G2+/G2」や、ドックケーブルを使用した試聴が実施された。
なお、今回は製品が間に合わなかったが、新製品のUSB-DACを展示する予定も立てられていたという。製品の型番や発売時期などは未定とのことだが、今後の取り扱いに注目したい。
■光城精工
(株)光城精工は、9月に発売が開始された"Presion"などのケーブル各種や、クリーン電源装置「Aray6MK II(関連ニュース)」「Faily MKII」などの主力製品を出展。スペース内に用意されたPCと接続し、各製品を使用することでどれくらいPC音源が変化するかといった実演を行った。リファレンスヘッドホンにはSTAX「SR-507」が使用されていた。