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公開日 2011/02/08 18:15
富士フイルム、新開発「EXR CMOSセンサー」搭載でフルHD動画対応の“FinePix”新モデル
CCD機やデジタルフォトフレームも
富士フイルム(株)は、新開発の「EXR CMOSセンサー」や画像処理エンジン「EXR プロセッサー」を備えたコンパクトデジカメ「FinePix HS20EXR」「FinePix F550EXR」2機種を発売する。
・「FinePix HS20EXR」3月5日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
・「FinePix F550EXR」2月26日発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
■EXR CMOSセンサーの特徴とは
両機の最大の特徴は、シーンに合わせて撮像方式を切り替えるEXR技術と、集光効率や高速性に優れるCMOSセンサーの良いところを融合させた、新開発の裏面照射型を搭載したこと。画素数は1,600万で、画素配列が斜め45度に回転していることが特徴。
EXR CMOSセンサーでは、独自のカラーフィルター配列を採用し、画素混合や画素の露光時間を制御することで3つの撮像方式を実現できる。ノイズ量を最大8分の1まで抑えられる「高感度・低ノイズ優先」、ダイナミックレンジを広げて白飛びや黒つぶれを抑える「ダイナミックレンジ優先」、1,600万画素の解像度をフル活用する「高解像度優先」の3モードを切り替えられる。
また両機は「プレミアムEXR AUTO」機能を搭載。シーンや人物の有無、逆光などをカメラが判別し、EXR CMOSセンサーが最適な撮像方式に自動で切り替える。
■光学30倍のマニュアルズームレンズ機「FinePix HS20EXR」
HS20EXRは35mm換算で24mm-720mmに対応した、光学30倍のマニュアルズームレンズを搭載。RAW+JPEG同時記録や電子水準器、約46万ドットの3.0型マルチアングル液晶モニター、モードダイヤルなどを備える。
動画機能では、最大1,920×1,080画素/30フレームの動画撮影が可能。ミニHDMI端子も備え、テレビに出力することもできる。連写機能も充実し、1,600万画素のフル画素で最大約8コマ/秒、800万画素時で約11コマ/秒の高速連写が可能だ。
■小型ボディで15倍ズーム、GPSも内蔵の「FinePix F550EXR」
F550EXRは、小型ボディに24mmからの光学15倍ズームレンズを搭載したモデル。「プレミアムEXR AUTO」やフルHD動画撮影、1,600万画素のフル画素で最大約8コマ/秒の高速連写が可能な点はHS20EXRと同様。
本機はFinePixシリーズとして初めてGPS機能を内蔵。世界の都市やランドマークの名称、位置情報約50万件のデータベースを内蔵し、撮影画像を再生したときにその場所の名称が表示される。さらに、位置情報を記録した画像を再生する際、現在地からその地点までの距離や方角を表示する「フォトコンパス機能」も備えている。
本体カラーにはシャンパンゴールド、ブラック、ホワイト、レッドの4色を用意している。
■EXR非搭載のFinePix新モデルも多数登場
そのほか、EXR CMOSセンサーは非搭載だが、個性を際立たせたFinePix新モデルも同時に発表された。3モデルとも動画撮影機能は最大1,280×720/30フレームのHD対応となる。
「FinePix XP30」は3月12日発売。価格はオープンだが25,000円前後での販売が予想される。本体色はオレンジ、ブルー、ホワイトの3色。
本機は「5m防水」「1.5mの耐衝撃構造」「-10度耐寒」「防塵」という4つのタフネス機能を備えたモデルで、アクティブシーンでの利用を想定している。28mmからの光学5倍ズームを備えているほか、GPS機能も搭載する。撮像素子は1,420万画素のCCDで、CCDシフト方式の手ブレ補正機能も搭載する。
「FinePix T300」は長期の旅行などに適したモデルで、予備バッテリーをあらかじめ同梱していることが特徴。発売は3月中旬を予定し、価格はオープンだが25,000円前後での販売が予想される。
レンズは35mm換算で28〜280mm相当の光学10倍ズームレンズで、撮像素子は約1,400万画素のCCD。本体色はシャンパンゴールド、ブルー、レッド、ガンメタルの4色。
「FinePix JX400」はコンパクトなメタルボディに、1,600万画素のCCDと28mmからの光学5倍ズームレンズを備えたモデル。価格はオープンだが市場では15,000円前後で販売されそうだ。発売は3月5日。
JX400の本体色はシャンパンゴールド、レッド、ピンク、ブルー、ブラックの5色。高速赤外線機能(IrSS)を内蔵。対応機器にワイヤレスで画像を送信することができる。
■デジタルフォトフレーム2機種も発売
なお同社は、アンティークデザインが特徴のデジタルフォトフレーム2機種も発表した。2月26日に発売を開始する。
・8.0型「DP-801SH」¥OPEN(予想実売価格16,000円前後)
・7.0型「DP-701SH」¥OPEN(予想実売価格13,000円前後)
801SHはブラックとホワイト、701SHはブラック、ホワイト、レッドの3色がラインアップされる。フレーム部にはマーブル調と木目調の2パターンの模様を施している。また両機ともIrSSに対応している。対応メモリーカードの種類は多く、SDメモリーカードのほかマルチメディアカードやメモリースティックなどにも対応している。
液晶ディスプレイの解像度はともに800×480ピクセルで、コントラスト比は約500対1。視野角は左右140度、上下120度。
再生対応ファイルは静止画がJPEG、動画がAVI形式のモーションJPEG。音声がWAV(リニアPCM/ADPCM)、MP3。
スライドショー機能が充実。「立体表現スライドショー」5パターンを搭載している。
【問い合わせ先】
富士フイルム お客様コミュニケーションセンター
TEL/03-5786-1712
・「FinePix HS20EXR」3月5日発売 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
・「FinePix F550EXR」2月26日発売 ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
■EXR CMOSセンサーの特徴とは
両機の最大の特徴は、シーンに合わせて撮像方式を切り替えるEXR技術と、集光効率や高速性に優れるCMOSセンサーの良いところを融合させた、新開発の裏面照射型を搭載したこと。画素数は1,600万で、画素配列が斜め45度に回転していることが特徴。
EXR CMOSセンサーでは、独自のカラーフィルター配列を採用し、画素混合や画素の露光時間を制御することで3つの撮像方式を実現できる。ノイズ量を最大8分の1まで抑えられる「高感度・低ノイズ優先」、ダイナミックレンジを広げて白飛びや黒つぶれを抑える「ダイナミックレンジ優先」、1,600万画素の解像度をフル活用する「高解像度優先」の3モードを切り替えられる。
また両機は「プレミアムEXR AUTO」機能を搭載。シーンや人物の有無、逆光などをカメラが判別し、EXR CMOSセンサーが最適な撮像方式に自動で切り替える。
■光学30倍のマニュアルズームレンズ機「FinePix HS20EXR」
HS20EXRは35mm換算で24mm-720mmに対応した、光学30倍のマニュアルズームレンズを搭載。RAW+JPEG同時記録や電子水準器、約46万ドットの3.0型マルチアングル液晶モニター、モードダイヤルなどを備える。
動画機能では、最大1,920×1,080画素/30フレームの動画撮影が可能。ミニHDMI端子も備え、テレビに出力することもできる。連写機能も充実し、1,600万画素のフル画素で最大約8コマ/秒、800万画素時で約11コマ/秒の高速連写が可能だ。
■小型ボディで15倍ズーム、GPSも内蔵の「FinePix F550EXR」
F550EXRは、小型ボディに24mmからの光学15倍ズームレンズを搭載したモデル。「プレミアムEXR AUTO」やフルHD動画撮影、1,600万画素のフル画素で最大約8コマ/秒の高速連写が可能な点はHS20EXRと同様。
本機はFinePixシリーズとして初めてGPS機能を内蔵。世界の都市やランドマークの名称、位置情報約50万件のデータベースを内蔵し、撮影画像を再生したときにその場所の名称が表示される。さらに、位置情報を記録した画像を再生する際、現在地からその地点までの距離や方角を表示する「フォトコンパス機能」も備えている。
本体カラーにはシャンパンゴールド、ブラック、ホワイト、レッドの4色を用意している。
■EXR非搭載のFinePix新モデルも多数登場
そのほか、EXR CMOSセンサーは非搭載だが、個性を際立たせたFinePix新モデルも同時に発表された。3モデルとも動画撮影機能は最大1,280×720/30フレームのHD対応となる。
「FinePix XP30」は3月12日発売。価格はオープンだが25,000円前後での販売が予想される。本体色はオレンジ、ブルー、ホワイトの3色。
本機は「5m防水」「1.5mの耐衝撃構造」「-10度耐寒」「防塵」という4つのタフネス機能を備えたモデルで、アクティブシーンでの利用を想定している。28mmからの光学5倍ズームを備えているほか、GPS機能も搭載する。撮像素子は1,420万画素のCCDで、CCDシフト方式の手ブレ補正機能も搭載する。
「FinePix T300」は長期の旅行などに適したモデルで、予備バッテリーをあらかじめ同梱していることが特徴。発売は3月中旬を予定し、価格はオープンだが25,000円前後での販売が予想される。
レンズは35mm換算で28〜280mm相当の光学10倍ズームレンズで、撮像素子は約1,400万画素のCCD。本体色はシャンパンゴールド、ブルー、レッド、ガンメタルの4色。
「FinePix JX400」はコンパクトなメタルボディに、1,600万画素のCCDと28mmからの光学5倍ズームレンズを備えたモデル。価格はオープンだが市場では15,000円前後で販売されそうだ。発売は3月5日。
JX400の本体色はシャンパンゴールド、レッド、ピンク、ブルー、ブラックの5色。高速赤外線機能(IrSS)を内蔵。対応機器にワイヤレスで画像を送信することができる。
■デジタルフォトフレーム2機種も発売
なお同社は、アンティークデザインが特徴のデジタルフォトフレーム2機種も発表した。2月26日に発売を開始する。
・8.0型「DP-801SH」¥OPEN(予想実売価格16,000円前後)
・7.0型「DP-701SH」¥OPEN(予想実売価格13,000円前後)
801SHはブラックとホワイト、701SHはブラック、ホワイト、レッドの3色がラインアップされる。フレーム部にはマーブル調と木目調の2パターンの模様を施している。また両機ともIrSSに対応している。対応メモリーカードの種類は多く、SDメモリーカードのほかマルチメディアカードやメモリースティックなどにも対応している。
液晶ディスプレイの解像度はともに800×480ピクセルで、コントラスト比は約500対1。視野角は左右140度、上下120度。
再生対応ファイルは静止画がJPEG、動画がAVI形式のモーションJPEG。音声がWAV(リニアPCM/ADPCM)、MP3。
スライドショー機能が充実。「立体表現スライドショー」5パターンを搭載している。
【問い合わせ先】
富士フイルム お客様コミュニケーションセンター
TEL/03-5786-1712
関連リンク
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix HS20EXR
- 発売日2011年3月5日
- 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1,600万画素 ●撮像素子:1/2型 EXR CMOS 原色フィルター採用 ●記録メディア:内蔵メモリー(約20MB)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●レンズ:フジノン光学式30倍ズームレンズ ●液晶モニター:3.0型TFTカラー液晶、約46万ドット ●外形寸法:130.6W×90.7H×126.0Dmm ●質量:約636g (バッテリー、メモリーカード含まず)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix F550EXR
- 発売日2011年2月26日
- 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1,600万画素 ●撮像素子:1/2型 EXR CMOS 原色フィルター採用 ●記録メディア:内蔵メモリー(約39MB)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●レンズ:フジノン光学式15倍ズームレンズ ●液晶モニター:3.0型TFTカラー液晶、約46万ドット ●外形寸法:103.5W×62.5H×32.6Dmm ●質量:約195g (バッテリー、メモリーカード含まず)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix XP30
- 発売日2011年3月12日
- 価格¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1,420万画素 ●撮像素子:1/2.3型 CCD 原色フィルター採用 ●記録メディア:内蔵メモリー(約10MB)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●レンズ:フジノン光学式5倍ズームレンズ ●液晶モニター:2.7型TFTカラー液晶、約23万ドット ●外形寸法:99.2W×67.7H×23.9Dmm ●質量:約148g (バッテリー、メモリーカード含まず)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix T300
- 発売日2011年3月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1,400万画素 ●撮像素子:1/2.3型 CCD 原色フィルター採用 ●記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●レンズ:フジノン光学式10倍ズームレンズ ●液晶モニター:3.0型TFTカラー液晶、約23万ドット ●外形寸法:97.0W×56.5H×28.1Dmm ●質量:約140g (バッテリー、メモリーカード含まず)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番FinePix JX400
- 発売日2011年3月5日
- 価格¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1,600万画素 ●撮像素子:1/2.3型 CCD 原色フィルター採用 ●記録メディア:SD/SDHCメモリーカード ●レンズ:フジノン光学式5倍ズームレンズ ●液晶モニター:2.7型TFTカラー液晶、約23万ドット ●外形寸法:94.0W×55.7H×23.3Dmm ●質量:約113g (バッテリー、メモリーカード含まず)
- ジャンルその他
- ブランドFUJIFILM
- 型番DP-801SH
- 発売日2011年2月26日
- 価格¥OPEN(予想実売価格16,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:8.0型 ●解像度:800×480ピクセル ●アスペクト比:16対9 ●対応ファイル:JPEG、モーションJPEG、WAV、MP3 ●外形寸法:約221W×146H×26.5Dmm ●質量:約430g
- ジャンルその他
- ブランドFUJIFILM
- 型番DP-701SH
- 発売日2011年2月26日
- 価格¥OPEN(予想実売価格13,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:7.0型 ●解像度:800×480ピクセル ●アスペクト比:16対9 ●対応ファイル:JPEG、モーションJPEG、WAV、MP3 ●外形寸法:約214W×144H×26.5Dmm ●質量:約430g