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公開日 2011/05/11 18:37
エレコム、“nendo”とのコラボデザイン採用のイヤホンやスマホ用スタンドなどを発表
クラゲをイメージしたイヤホン「otokurage」など
エレコム(株)は、海外でも高い評価を集めるデザインオフィス“nendo”による独特なデザインを採用したデジタル周辺機器を発表。イヤホン部全体をシリコンで包みクラゲのようなイメージとしたカナル型イヤホン「otokurage」などを5月下旬より発売する。
otokurageでは、イヤーピース部を通常のカナル型イヤホンよりも長くし筐体部まで覆うようなデザインを採用。グリーン、ブルー、パープル、ピンク、ホワイト、ブラックの6色で展開する。価格はオープンだが1,980円前後での実売が予想される。
発表会で製品説明にあたったnendo代表の佐藤ナオキ氏は「全体をシリコンに包みこんだことによって、柔らかい質感や独特の透明感が生まれた。些細な違いではあるがデザインとして新しい見え方をするのではないかと考えた。そして、クラゲみたいな見え方をするので“otokurage”と名付けた」と語る。
そして「交換用イヤーピースもサイズによって少し形を変え、シルエットが大きく異なるようにした。まさに水中を漂うクラゲのように見えるのではないかと思っている」とコメント。「パッケージもペットボトルの中にクラゲが漂っているようなイメージを採用した」と言葉を続け、製品コンセプトを説明した。
また、コラボ製品は上記のotokurage以外にもマウスやUSBメモリ、スマートフォン/タブレットPC用スタンドなど合計9製品を発表。なお、本日の発表会は製品コンセプトの説明が中心で、スペックなどの詳細は後日改めて発表されるという。
スマートフォン/タブレットPC用スタンドは、名は体を表す直球な製品名の「megane」と「JAGUCHI」の2製品。meganeは吸盤でスマホなどに貼り付けて使用し、JAGUCHIは床面に広がる水の波紋部分の隆起をストッパーとして利用してスマホやタブレットPCを立てかける。いずれもスマートフォン用とタブレットPC用に2サイズを用意している。
なおnendoは2002年に佐藤氏を中心に設立され、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックといった様々な分野のデザインで多岐にわたる活動を行っており、過去にはミラノサローネデザインリポート特別賞やJCD新人賞など多数の賞を受賞している。また、2006年と2007年にはNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」「世界が注目する中小企業100社」にも選出されている。
こうしたコラボ製品を発表した背景について、エレコム取締役社長の葉田順治氏は「私はパソコンオタクというよりもデザインオタクだった」と、同社として以前からデザインにこだわる姿勢を持っていたことを説明。
「アジアを始めとした諸外国で“クールジャパン”が人気となった。ただ、ソリッドなデザインなどは簡単にできるが、日本人の魂を持ったものでなければクールジャパンではない。そこで佐藤氏のような若い世代とともにクールジャパンによってもう一度世界に出て行きたいと考えている」と説明した。
コラボの経緯については、同社新規ビジネス開発室 室長の福良卓二氏も言及。「デジタルガジェットは、これまでは機能的な良さをどう格好良く見せるかを意識したシャープなデザインが多かった。しかしパソコンが一家に一台あることが当たり前になった近年では、いかに自然に溶け込むか、“欲しいな”と思わせる形から入るようなものが求められるようになってきた」とし、「そうしたデザインのできるデザイナーを捜していたところ、nendoと出会った」と語った。
なお、各製品の発売予定時期は下記の通り。
・イヤホン「otokurage」5月下旬
・光学式マウス「rinkak」6月中旬
・光学式ワイヤレスマウス「oppopet」7月下旬
・レーザー式ワイヤレスマウス「KASANE」「ORIME」8月上旬
・USBメモリ「DATA Clip」「DATA hook」7月下旬
・スマートフォンスタンド「megane」「JAGUCHI」7月下旬
otokurageでは、イヤーピース部を通常のカナル型イヤホンよりも長くし筐体部まで覆うようなデザインを採用。グリーン、ブルー、パープル、ピンク、ホワイト、ブラックの6色で展開する。価格はオープンだが1,980円前後での実売が予想される。
発表会で製品説明にあたったnendo代表の佐藤ナオキ氏は「全体をシリコンに包みこんだことによって、柔らかい質感や独特の透明感が生まれた。些細な違いではあるがデザインとして新しい見え方をするのではないかと考えた。そして、クラゲみたいな見え方をするので“otokurage”と名付けた」と語る。
そして「交換用イヤーピースもサイズによって少し形を変え、シルエットが大きく異なるようにした。まさに水中を漂うクラゲのように見えるのではないかと思っている」とコメント。「パッケージもペットボトルの中にクラゲが漂っているようなイメージを採用した」と言葉を続け、製品コンセプトを説明した。
また、コラボ製品は上記のotokurage以外にもマウスやUSBメモリ、スマートフォン/タブレットPC用スタンドなど合計9製品を発表。なお、本日の発表会は製品コンセプトの説明が中心で、スペックなどの詳細は後日改めて発表されるという。
スマートフォン/タブレットPC用スタンドは、名は体を表す直球な製品名の「megane」と「JAGUCHI」の2製品。meganeは吸盤でスマホなどに貼り付けて使用し、JAGUCHIは床面に広がる水の波紋部分の隆起をストッパーとして利用してスマホやタブレットPCを立てかける。いずれもスマートフォン用とタブレットPC用に2サイズを用意している。
なおnendoは2002年に佐藤氏を中心に設立され、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックといった様々な分野のデザインで多岐にわたる活動を行っており、過去にはミラノサローネデザインリポート特別賞やJCD新人賞など多数の賞を受賞している。また、2006年と2007年にはNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」「世界が注目する中小企業100社」にも選出されている。
こうしたコラボ製品を発表した背景について、エレコム取締役社長の葉田順治氏は「私はパソコンオタクというよりもデザインオタクだった」と、同社として以前からデザインにこだわる姿勢を持っていたことを説明。
「アジアを始めとした諸外国で“クールジャパン”が人気となった。ただ、ソリッドなデザインなどは簡単にできるが、日本人の魂を持ったものでなければクールジャパンではない。そこで佐藤氏のような若い世代とともにクールジャパンによってもう一度世界に出て行きたいと考えている」と説明した。
コラボの経緯については、同社新規ビジネス開発室 室長の福良卓二氏も言及。「デジタルガジェットは、これまでは機能的な良さをどう格好良く見せるかを意識したシャープなデザインが多かった。しかしパソコンが一家に一台あることが当たり前になった近年では、いかに自然に溶け込むか、“欲しいな”と思わせる形から入るようなものが求められるようになってきた」とし、「そうしたデザインのできるデザイナーを捜していたところ、nendoと出会った」と語った。
なお、各製品の発売予定時期は下記の通り。
・イヤホン「otokurage」5月下旬
・光学式マウス「rinkak」6月中旬
・光学式ワイヤレスマウス「oppopet」7月下旬
・レーザー式ワイヤレスマウス「KASANE」「ORIME」8月上旬
・USBメモリ「DATA Clip」「DATA hook」7月下旬
・スマートフォンスタンド「megane」「JAGUCHI」7月下旬