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公開日 2011/09/04 10:31
<IFA>近接無線伝送技術「TransferJet」デモに注目 − 近づけるだけで簡単写真共有/電子決済
新LSIやモックアップの展示も
ソニーが開発した近接無線伝送技術「トランスファージェット」の普及促進活動に取り組む業界団体、トランスファージェットコンソーシアムがIFAに初出展。ヨーロッパでの詳細な説明が今回が初めてということで、ブースの内容は技術の説明や対応製品によるデモンストレーションが中心となった。
デモの具体的な内容は、対応デジタルカメラ同士を近づけて、ケーブルレスで画像をシェアするといったものから、対応クレードルをプリンターやデジタルフォトフレーム、NASなどと接続する応用的なものまで多岐にわたり、来場者の注目を集めていた。
また、現在開発中のLSIや、新LSI搭載SDカードのモックアップ、今後のロードマップの展示も行われた。新型LSIは東芝が開発を進めており、消費電力の低下や通信速度の向上、パッケージの縮小化を実現。2012年度の第3四半期の製品化されるとのこと。さらに同社のロードマップによれば電子決済に対応した新型LSIも2013年に予定されている。
ブースではこの電子決済に対応したトランスファージェットのコンセプトデモも展開。電子書籍や動画コンテンツといったデータ商品の販売端末を想定したもので、商品を選び、電子決済対応トランスファージェット搭載スマートフォンをポートにかざせば、支払いとデータ受け取りが同時に行えるという先進的な内容だ。
今回のIFA出展の手応えについてブーススタッフに伺ったところ「トランスファージェットはまだまだ対応製品が少なく、ヨーロッパでは知名度も低いため、はじめはブースを通り過ぎてしまう方が少なくなかったが、実用的なデモが奏功し、ブースに立ち寄っていただけた方からはとても良い反応が得られた」とのこと。また今後の取り組みについては「トランスファージェットの認知度をさらに高め、普及を推進するため、対応機器の普及を進めたい」と意気込みを語ってくれた。
デモの具体的な内容は、対応デジタルカメラ同士を近づけて、ケーブルレスで画像をシェアするといったものから、対応クレードルをプリンターやデジタルフォトフレーム、NASなどと接続する応用的なものまで多岐にわたり、来場者の注目を集めていた。
また、現在開発中のLSIや、新LSI搭載SDカードのモックアップ、今後のロードマップの展示も行われた。新型LSIは東芝が開発を進めており、消費電力の低下や通信速度の向上、パッケージの縮小化を実現。2012年度の第3四半期の製品化されるとのこと。さらに同社のロードマップによれば電子決済に対応した新型LSIも2013年に予定されている。
ブースではこの電子決済に対応したトランスファージェットのコンセプトデモも展開。電子書籍や動画コンテンツといったデータ商品の販売端末を想定したもので、商品を選び、電子決済対応トランスファージェット搭載スマートフォンをポートにかざせば、支払いとデータ受け取りが同時に行えるという先進的な内容だ。
今回のIFA出展の手応えについてブーススタッフに伺ったところ「トランスファージェットはまだまだ対応製品が少なく、ヨーロッパでは知名度も低いため、はじめはブースを通り過ぎてしまう方が少なくなかったが、実用的なデモが奏功し、ブースに立ち寄っていただけた方からはとても良い反応が得られた」とのこと。また今後の取り組みについては「トランスファージェットの認知度をさらに高め、普及を推進するため、対応機器の普及を進めたい」と意気込みを語ってくれた。