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公開日 2011/09/29 20:22
孫氏、「Softbank 4G」11月開始を発表 − 上戸彩さんとウルトラマンが次世代XGP通信を体験
iPhone 5については「ノーコメント」
既報の通り、2011年冬〜2012年春の新製品を発表したソフトバンクモバイル。本日行われた発表会見で、同グループ代表 孫正義氏は「人類にとっての最大の資産がクラウドになる。そんな時代が始まろうとしている」とコメントし、ソフトバンクの新データ通信サービス「Softbank 4G」を発表した。会場では女優の上戸彩さんを迎えた4G通信のデモも行われた。
■「人類にとっての最大の資産がクラウドになる」− キーワードは“超高速”
Softbank 4Gは、次世代PHSとして開発されていた「XGP」技術をベースとした通信規格「AXGP」を採用したもので、TD-LTEと100%の互換を備えているという。「業界最速の下り最大110Mbpsを実現した」と孫氏は胸を張る。
11月1日からサービスを開始し、2012年度末に全国政令指定都市の99%のカバーエリアを目指す。同サービスに対応する製品の第一弾はモバイルWi-Fiルーター「ULTRA Wi-Fi」。通信速度は下り最大76Mbpsで、ULTRA SPEEDにも対応している。同時に10台までのWi-Fi対応機器を接続することができる。連続通信時間は約5時間。マルチSSID設定にも対応する。
孫氏は、「私たちはvodafoneを買収してモバイル事業に参入した初日から、携帯会社をやるつもりはないとはっきり言ってきた。やりたいのはモバイルインターネット。当時は世の中に意味が伝わらなかったが、スマホが普及したいまそれが実現しようとしている。情報はクラウド保存する時代になる」と語る。
孫氏は本日の発表会で何度も「超高速」というキーワードを繰り返した。「クラウドコンピューティング時代には、通信速度向上と大容量化が欠かせない。今回の1つのこだわりは“超高速”だ」とコメント。高速ネットワークを作って活用するスマホや通信機器を増やす機器の魅力を前面に打ち出すのではなく、高速なネットワークを活用する機器としてスマートフォンを位置づける姿勢を鮮明にした。
これまでiPhoneに重点を置いていたスマートフォンの販売体制についても、「ここに来てようやくAndroidスマホがこなれてきた感がある。今回発表したモデルのように女性向け/エントリー向けのニーズに応える、いわゆるガラケー機能なども盛り込める」と、改めてAndroidスマホに真剣に取り組む考えを表した。また、先日KDDIがiPhone 5を展開すると一部で報道されたことについては「ノーコメント」とした。
なお現在、ソフトバンクは基地局数を16万に伸ばしているが、さらに電波改善の取り組みとして1兆円の設備投資を行う考えを明らかにした。「周波数800MHz帯の許認可を得るべく、全身全霊で取り組む」という。また、ソフトバンクのWi-Fiスポットが10万を超えたことと併せ、都営地下鉄と東京メトロの全駅ホームでソフトバンクのWi-Fiが利用可能になることもアピールした。
また、自宅の窓やドアに貼り付けるだけで利用可能な、3G通信機能付きホームセキュリティ「みまもりホームセキュリティ 101HW」も発表。2012年1月下旬以降の発売を予定している。本体に3G通信機能を搭載し、自宅の工事などが不要な点が特徴で、侵入者を感知した場合は指定のメールアドレスへ「異常通知メール」を送信することができる。孫氏は「かつて3G通信機能付きのデジタルフォトフレームを初めて発売したときのように、新しい需要を喚起する提案を続々行っていきたい。みまもりホームセキュリティも、その一環だ」と語った。
■上戸彩さんとウルトラマンが登場 − 4G通信を体験
続いて会場には、ソフトバンクの広告に出演している女優 上戸彩さんとウルトラマンが登場。Google earthを使って3G通信と4G通信を比較するデモが行われた。
上戸さんは「速い!」と感嘆の声を上げ、「ネットで調べ物をしているときに、早く次に行きたいのに回線が遅いとちょっといらいらしてしまう。でも4Gは頭の回転と同じような速度だと思いました。すごく良いですね」とコメントした。
最後に孫氏は、「クラウドと端末間でストレスなしに情報を行き来できてこそ、クラウドコンピューティングの良さが活きる」と“超高速”の重要性を改めて繰り返し、「クラウド時代のソフトバンクは世界で最も優れたモバイルインターネットの会社でありたい」と締めくくった。
■「人類にとっての最大の資産がクラウドになる」− キーワードは“超高速”
Softbank 4Gは、次世代PHSとして開発されていた「XGP」技術をベースとした通信規格「AXGP」を採用したもので、TD-LTEと100%の互換を備えているという。「業界最速の下り最大110Mbpsを実現した」と孫氏は胸を張る。
11月1日からサービスを開始し、2012年度末に全国政令指定都市の99%のカバーエリアを目指す。同サービスに対応する製品の第一弾はモバイルWi-Fiルーター「ULTRA Wi-Fi」。通信速度は下り最大76Mbpsで、ULTRA SPEEDにも対応している。同時に10台までのWi-Fi対応機器を接続することができる。連続通信時間は約5時間。マルチSSID設定にも対応する。
孫氏は、「私たちはvodafoneを買収してモバイル事業に参入した初日から、携帯会社をやるつもりはないとはっきり言ってきた。やりたいのはモバイルインターネット。当時は世の中に意味が伝わらなかったが、スマホが普及したいまそれが実現しようとしている。情報はクラウド保存する時代になる」と語る。
孫氏は本日の発表会で何度も「超高速」というキーワードを繰り返した。「クラウドコンピューティング時代には、通信速度向上と大容量化が欠かせない。今回の1つのこだわりは“超高速”だ」とコメント。高速ネットワークを作って活用するスマホや通信機器を増やす機器の魅力を前面に打ち出すのではなく、高速なネットワークを活用する機器としてスマートフォンを位置づける姿勢を鮮明にした。
これまでiPhoneに重点を置いていたスマートフォンの販売体制についても、「ここに来てようやくAndroidスマホがこなれてきた感がある。今回発表したモデルのように女性向け/エントリー向けのニーズに応える、いわゆるガラケー機能なども盛り込める」と、改めてAndroidスマホに真剣に取り組む考えを表した。また、先日KDDIがiPhone 5を展開すると一部で報道されたことについては「ノーコメント」とした。
なお現在、ソフトバンクは基地局数を16万に伸ばしているが、さらに電波改善の取り組みとして1兆円の設備投資を行う考えを明らかにした。「周波数800MHz帯の許認可を得るべく、全身全霊で取り組む」という。また、ソフトバンクのWi-Fiスポットが10万を超えたことと併せ、都営地下鉄と東京メトロの全駅ホームでソフトバンクのWi-Fiが利用可能になることもアピールした。
また、自宅の窓やドアに貼り付けるだけで利用可能な、3G通信機能付きホームセキュリティ「みまもりホームセキュリティ 101HW」も発表。2012年1月下旬以降の発売を予定している。本体に3G通信機能を搭載し、自宅の工事などが不要な点が特徴で、侵入者を感知した場合は指定のメールアドレスへ「異常通知メール」を送信することができる。孫氏は「かつて3G通信機能付きのデジタルフォトフレームを初めて発売したときのように、新しい需要を喚起する提案を続々行っていきたい。みまもりホームセキュリティも、その一環だ」と語った。
■上戸彩さんとウルトラマンが登場 − 4G通信を体験
続いて会場には、ソフトバンクの広告に出演している女優 上戸彩さんとウルトラマンが登場。Google earthを使って3G通信と4G通信を比較するデモが行われた。
上戸さんは「速い!」と感嘆の声を上げ、「ネットで調べ物をしているときに、早く次に行きたいのに回線が遅いとちょっといらいらしてしまう。でも4Gは頭の回転と同じような速度だと思いました。すごく良いですね」とコメントした。
最後に孫氏は、「クラウドと端末間でストレスなしに情報を行き来できてこそ、クラウドコンピューティングの良さが活きる」と“超高速”の重要性を改めて繰り返し、「クラウド時代のソフトバンクは世界で最も優れたモバイルインターネットの会社でありたい」と締めくくった。