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公開日 2012/01/10 17:29
<CES>カシオ、“スマホ 可視光通信システム”発表 − 写真撮影と同時にSNSで“友達になる”
スマホ連携で撮影写真にプロフィールやメッセージを表示することも
カシオ計算機は、2012 International CESの会場で「スマートフォンを使った可視光通信システム」を参考出品している。
可視光通信とは、人間の目に見える光を点滅させることでデジタル信号を伝える通信技術。ディスプレイやLEDを備えた照明、看板などさまざまな光源を発信源にできるほか、「離れた距離でも読み取れる」「人体や電子機器に影響を与えにくい」などの利点がある。
カシオでは、同技術の基礎研究・規格化に取り組むとともに、C-MOSやCCDなどのイメージセンサーを使って信号を受信する応用技術の開発を進めてきた。このイメージセンサー通信技術は、「情報の発信位置が特定できる」「同時に多数の信号を受信できる」などの特長を備えているという。
今回同社は、このイメージセンサーの通信技術を用い、スマートフォンの画面を点滅させることで可視光通信する個人向けおよび商業施設向けの可視光通信システムを開発試作した。
具体的な使用シーンとしては、スマホで写真を撮る際、相手の画面をこちらに向けてもらうだけで、相手のプロフィールやメッセージを写真の中に表示させたり、電話番号やアドレスなどを撮影者の端末に自動登録することができる。また、その場で全員のスマートフォンに画像と情報が共有されるので、ソーシャルメディアと組み合わせれば、撮影と同時にその人と“友達になる”などの使い方が可能になるという。
また、スマホのカメラを、デジタルサイネージや店頭に置いたLED光源に向けると、お店や広告主などからの情報が受信できる商業用システムも実現可能となる。
可視光通信とは、人間の目に見える光を点滅させることでデジタル信号を伝える通信技術。ディスプレイやLEDを備えた照明、看板などさまざまな光源を発信源にできるほか、「離れた距離でも読み取れる」「人体や電子機器に影響を与えにくい」などの利点がある。
カシオでは、同技術の基礎研究・規格化に取り組むとともに、C-MOSやCCDなどのイメージセンサーを使って信号を受信する応用技術の開発を進めてきた。このイメージセンサー通信技術は、「情報の発信位置が特定できる」「同時に多数の信号を受信できる」などの特長を備えているという。
今回同社は、このイメージセンサーの通信技術を用い、スマートフォンの画面を点滅させることで可視光通信する個人向けおよび商業施設向けの可視光通信システムを開発試作した。
具体的な使用シーンとしては、スマホで写真を撮る際、相手の画面をこちらに向けてもらうだけで、相手のプロフィールやメッセージを写真の中に表示させたり、電話番号やアドレスなどを撮影者の端末に自動登録することができる。また、その場で全員のスマートフォンに画像と情報が共有されるので、ソーシャルメディアと組み合わせれば、撮影と同時にその人と“友達になる”などの使い方が可能になるという。
また、スマホのカメラを、デジタルサイネージや店頭に置いたLED光源に向けると、お店や広告主などからの情報が受信できる商業用システムも実現可能となる。