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公開日 2012/04/10 16:17
【情報更新】アイファイジャパン、PCレスで初期設定ができる4GB Eye-Fiカードを発売
「スマホかんたん設定」機能を新搭載
アイファイジャパン(株)は、「スマホかんたん設定」機能を搭載した無線LAN内蔵メモリーカード「Eye-Fiカード」の新モデルとして、「Eye-Fi Mobile X2 4GB for ドコモ」を4月13日より発売する。価格はオープンだが、5,980円前後での販売が予想される。なお、販売はドコモショップなどNTTドコモのチャネルにて行われる。
今年2月にNTTドコモと米Eye-Fiは業務提携。両社のサービス融合を狙っていた(関連ニュース)。今回発表された新機能搭載製品は、この業務提携から実現したものとなる。型番末尾に「ドコモ」と銘打たれているが、Android2.2以上の端末であれば利用が可能だ。
「スマホかんたん設定」とは、Eye-Fiカード利用開始時の設定をAndroidスマートフォンで行えるという機能。これまではパソコンの管理用ソフトウェア「Eye-Fi Center」での初期設定が必要だったが、PCレスで設定を行えるようになり、利便性が向上した。既存の機能である「ダイレクトモード」をベースにして作られたのだという。
「スマホかんたん設定」機能は、まずAndroidスマートフォンにEye-Fi Androidアプリをダウンロード。Eye-Fiカード購入時に同梱されている「スタートカード」に記載された10桁の認証キーを入力、もしくはQRコードを読み取りする。最後に、メールアドレスとパスワードを入力すれば初期設定は終了。Eye-Fiカードとスマートフォンのペアリングが完了する。
なお本製品の発売を記念して、カード購入者が有料サービス・Eye-Fiプレミアムを3ヶ月間無料で使えるキャンペーンも実施される。
本日行われた発表会には、Eye-Fi Inc, CEOのYuval Koren氏が登壇し、プレゼンテーションを行った。
「ニコンやキヤノン、そして今年参入したパナソニックなど、デジタルカメラのリーディングカンパニーがEye-Fiを採用し、対応製品もコンシューマー向けから業務用まで多岐にわたっている。Eye-Fi対応の輪が広がるのは大変嬉しいこと」と語るKoren氏。“2016年には約1兆円市場にまで成長する“と言われ、現在注目が集まっている「パーソナルクラウド」分野にも意欲を示す。
「パーソナルクラウドサービスには様々な種類があるが、これから最も成長する可能性があるのは『写真』や『動画』に関するものだと考えている。写真や動画はユーザー・オリエンテッドなものだし、スマートフォンやデジタルカメラなどのモバイル端末とも密接に関係している。撮影したデータは容量が多く、いかに管理するかは課題となっている。そしてなによりも、写真や動画というのはユーザーにとってかけがえのないものだ。サービス提供者とユーザーの関係性において、とても大切なものだと考えている」とコメントした。
また、“パーソナルクラウドは、2014年までにPCに取って代わり、デジタルライフの中心となる“というガートナーリサーチの予測をひき、「今日発表する新製品は、パーソナルクラウドに適した製品だと考えている。様々なカメラメーカーから、そのメーカー製品に対応したAndroidアプリがリリースされているが、DL数や満足度、レビュー数が群を抜いて多いのがEye-Fiのアプリ。個別のアプリを開発するよりは、Eye-Fiに統一化しませんか、とメーカーに呼びかけているところだ」と、更なる拡大についても意欲を見せる。
また、NTTドコモ ユビキタスサービス部長の高原幸一氏も登場。同氏は「ユーザーの声を聞いてみると、写真を撮るのはまだまだデジカメが中心。デジカメで撮影した写真をテレビなどと連携させて楽しめるよう、ドコモとしても展開を行ってきた。そういうスタイルが、Eye-Fiとの連携によりますます広がっていくのではないかと期待している」とコメント。直近では、Eye-Fiカード搭載のデジカメで撮影した写真データを、ドコモの「お便りフォトサービス」と契約中のデジタルフォトフレームに自動でワイヤレス転送することができるようになる「お便りフォトサービス」を用意する。今後も両社で検討を行い、お互いの強みを融合させたサービスを提供していく考えだという。
今年2月にNTTドコモと米Eye-Fiは業務提携。両社のサービス融合を狙っていた(関連ニュース)。今回発表された新機能搭載製品は、この業務提携から実現したものとなる。型番末尾に「ドコモ」と銘打たれているが、Android2.2以上の端末であれば利用が可能だ。
「スマホかんたん設定」とは、Eye-Fiカード利用開始時の設定をAndroidスマートフォンで行えるという機能。これまではパソコンの管理用ソフトウェア「Eye-Fi Center」での初期設定が必要だったが、PCレスで設定を行えるようになり、利便性が向上した。既存の機能である「ダイレクトモード」をベースにして作られたのだという。
「スマホかんたん設定」機能は、まずAndroidスマートフォンにEye-Fi Androidアプリをダウンロード。Eye-Fiカード購入時に同梱されている「スタートカード」に記載された10桁の認証キーを入力、もしくはQRコードを読み取りする。最後に、メールアドレスとパスワードを入力すれば初期設定は終了。Eye-Fiカードとスマートフォンのペアリングが完了する。
なお本製品の発売を記念して、カード購入者が有料サービス・Eye-Fiプレミアムを3ヶ月間無料で使えるキャンペーンも実施される。
本日行われた発表会には、Eye-Fi Inc, CEOのYuval Koren氏が登壇し、プレゼンテーションを行った。
「ニコンやキヤノン、そして今年参入したパナソニックなど、デジタルカメラのリーディングカンパニーがEye-Fiを採用し、対応製品もコンシューマー向けから業務用まで多岐にわたっている。Eye-Fi対応の輪が広がるのは大変嬉しいこと」と語るKoren氏。“2016年には約1兆円市場にまで成長する“と言われ、現在注目が集まっている「パーソナルクラウド」分野にも意欲を示す。
「パーソナルクラウドサービスには様々な種類があるが、これから最も成長する可能性があるのは『写真』や『動画』に関するものだと考えている。写真や動画はユーザー・オリエンテッドなものだし、スマートフォンやデジタルカメラなどのモバイル端末とも密接に関係している。撮影したデータは容量が多く、いかに管理するかは課題となっている。そしてなによりも、写真や動画というのはユーザーにとってかけがえのないものだ。サービス提供者とユーザーの関係性において、とても大切なものだと考えている」とコメントした。
また、“パーソナルクラウドは、2014年までにPCに取って代わり、デジタルライフの中心となる“というガートナーリサーチの予測をひき、「今日発表する新製品は、パーソナルクラウドに適した製品だと考えている。様々なカメラメーカーから、そのメーカー製品に対応したAndroidアプリがリリースされているが、DL数や満足度、レビュー数が群を抜いて多いのがEye-Fiのアプリ。個別のアプリを開発するよりは、Eye-Fiに統一化しませんか、とメーカーに呼びかけているところだ」と、更なる拡大についても意欲を見せる。
また、NTTドコモ ユビキタスサービス部長の高原幸一氏も登場。同氏は「ユーザーの声を聞いてみると、写真を撮るのはまだまだデジカメが中心。デジカメで撮影した写真をテレビなどと連携させて楽しめるよう、ドコモとしても展開を行ってきた。そういうスタイルが、Eye-Fiとの連携によりますます広がっていくのではないかと期待している」とコメント。直近では、Eye-Fiカード搭載のデジカメで撮影した写真データを、ドコモの「お便りフォトサービス」と契約中のデジタルフォトフレームに自動でワイヤレス転送することができるようになる「お便りフォトサービス」を用意する。今後も両社で検討を行い、お互いの強みを融合させたサービスを提供していく考えだという。