HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2012/04/17 18:10
【更新】SCEの新ネットワークレコーダー「nasne」(ナスネ) − 機能をQ&A形式で紹介
本日発表されたSCEのネットワークレコーダー「nasne」(ナスネ)(関連ニュース)。同社にはPS3用の地デジレコーダーキット「torne」がすでにあるため、何ができるのか、どこが違うのかなど、疑問に感じている方もいるかもしれません。このページでは、nasneについてQ&A形式でご紹介します。
Q:nasneって何?
A:nasneと書いて「ナスネ」と読みます。ネットワークに接続して使用するレコーダー兼NAS(ネットワークHDD)です。500GB HDDを搭載し、チューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナーを1基備えています。
Q:torneとは何が違うの?
A:torneは、PS3専用のレコーダーキットで、録画にはあくまでPS3が必要となります。録画できるのも、PS3の内蔵HDD、またはPS3に接続したHDDです。またtorneで録画した番組を、ネットワーク内の別の機器で再生することはできません。
これに対してnasneでは、PS3やVAIO、PS Vitaなど様々な機器から録画予約や視聴が可能です。PS3とも連携できますが、必ず必要というわけではありません。またDLNA配信機能も備えているので、録画番組や放送中の番組を、ネットワーク内の対応機器へ配信し、様々なデバイスで視聴することが可能です。
Q:nasneとつながる機器は? どんなことができる?
A:nasneの録画番組や放送中の番組を視聴する機能は、基本的にソニーグループ製品が中心です。機器ごとに、一つ一つできることを見ていきましょう。
PS3では、初夏にリリース予定の「torne (ver4.0)」を使用します。PS3には最大4台までのnasneを登録でき、テレビ番組の4番組同時録画が可能です。すでにtorneを持っている方ですと、PS3専用地デジチューナーとあわせ、最大5番組の同時録画が行えます。操作も「スピーディーな操作」と書かれていますので、torneのような高速なGUIが期待されるところです。
PS Vitaには「torne for PS Vita」(仮称)が用意されますが、提供予定は年内と、すこし先になります。録画予約や録画/生番組の視聴だけでなく、PS Vitaに書き出す機能も用意。nasneでは録画と同時に書き出し用ファイルを作成することができ、このファイルを、Wi-Fi経由でPS Vitaに転送することができます。
VAIOでは、nasneの発売と同時にアプリケーション「VAIO TV with nasne」を提供します。nasneの録画予約や番組視聴が行えるだけでなく、DTCP-IPムーブを使うことで、nasneに録画した番組を、VAIOを経由してBDやDVDへダビングしたり、内蔵HDD/SSDへ書き出すことが可能です。
さらに「VAIO TV with nasne」を使えば、家庭内ネットワークに最大8台のnasneを登録することで、8つのチャンネルの同時録画も可能。PS3では最大4台までですから、VAIOはそれよりも多いことになりますね。さらにキーワードによる番組検索機能も利用できるなど多機能です。なおこのアプリは、自動アップデートサービス「VAIO Update」を通じてWindows 7搭載のVAIOに無償でダウンロードされます。
ソニー製タブレットやスマートフォンでもnasneを利用できます。Sony Tabletでは、「RECOPLA」を使ってnasneに直接アクセスし、Wi-Fi経由でテレビ番組のライブ試聴や録画番組の視聴が可能。またXperiaも一部機器が2012年中に対応予定で、録画番組の視聴やライブ試聴が可能になる見込みです。対応Xperiaは、Sony Mobile Communications ABのサイトで追って発表されるとのことです。多くの機器が対応することを期待したいところです。
Q:他社製のDTCP-IP対応DLNA機器で、nasneで録画した番組を視聴できる?
A:SCE広報部に確認しましたが、「動作保証を行っているのはソニー製機器のみ」というのが公式回答です。他機器で再生できる可能性も十分ありそうです。今後、追加情報があったらお伝えしていきたいと思います。
Q:放送中の番組や録画した番組は、DTCP-IPストリームを2本同時に送信することで、2つの機器で同時に視聴できるとのことだけど、違うコンテンツを別々に配信することはできるの?
A:別々のコンテンツでも同じコンテンツでも、同時に配信できます。 ただし、ライブ番組は、1クライアント(受信側)のみの配信になります。
Q:録画・再生機能は?
A:録画機能では、DRモードと3倍モードの2種類の録画モードを用意しており、これはtorneと同等です。非常に多くのモードが選べる最新BDレコーダーと比べると少ないですが、逆にシンプルで良いと感じる方もいるかもしれません。再生機能ではトリックプレイやシーンサーチ、レジューム再生に対応しています。
Q:USB-HDDの増設ができるということだけど、最大何台まで増設できる?
A:1台までです。
Q:複数のnasneで録画した番組はどのように表示される? 統合してまとめて表示できる?
A:torneでも、VAIO TV with nasneでも、複数のnasneで録画した番組を統合し、一覧で管理できます。さらに、それぞれのnasneごとに分けてソートすることも可能です。
Q:リモート予約録画を行えるのはソニー製品だけ?
A:いいえ。録画予約を行う機能は多くの機器に開放されています。ソネットエンタテインメントのウェブアプリ「Gガイドテレビ王国CHAN-TORU」に対応しているので、たとえばiPhoneやiPad、PCなど、様々な機器のブラウザからnasneにアクセスし、録画予約を行うことが可能です。
Q:NASとしての機能はどの程度?
A:SCE広報部によると、「現在回答できるスペックはリリースにある情報のみ」とのことです。DLNA1.5対応で、DMSでのファイル配信や番組配信に対応しています。またファイルサーバーとしては、画像/音楽/ビデオファイルをDMSで配信できるほか、共有ディレクトリ設定やワークグループ設定なども可能です。
Q:nasneって何?
A:nasneと書いて「ナスネ」と読みます。ネットワークに接続して使用するレコーダー兼NAS(ネットワークHDD)です。500GB HDDを搭載し、チューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナーを1基備えています。
Q:torneとは何が違うの?
A:torneは、PS3専用のレコーダーキットで、録画にはあくまでPS3が必要となります。録画できるのも、PS3の内蔵HDD、またはPS3に接続したHDDです。またtorneで録画した番組を、ネットワーク内の別の機器で再生することはできません。
これに対してnasneでは、PS3やVAIO、PS Vitaなど様々な機器から録画予約や視聴が可能です。PS3とも連携できますが、必ず必要というわけではありません。またDLNA配信機能も備えているので、録画番組や放送中の番組を、ネットワーク内の対応機器へ配信し、様々なデバイスで視聴することが可能です。
Q:nasneとつながる機器は? どんなことができる?
A:nasneの録画番組や放送中の番組を視聴する機能は、基本的にソニーグループ製品が中心です。機器ごとに、一つ一つできることを見ていきましょう。
PS3では、初夏にリリース予定の「torne (ver4.0)」を使用します。PS3には最大4台までのnasneを登録でき、テレビ番組の4番組同時録画が可能です。すでにtorneを持っている方ですと、PS3専用地デジチューナーとあわせ、最大5番組の同時録画が行えます。操作も「スピーディーな操作」と書かれていますので、torneのような高速なGUIが期待されるところです。
PS Vitaには「torne for PS Vita」(仮称)が用意されますが、提供予定は年内と、すこし先になります。録画予約や録画/生番組の視聴だけでなく、PS Vitaに書き出す機能も用意。nasneでは録画と同時に書き出し用ファイルを作成することができ、このファイルを、Wi-Fi経由でPS Vitaに転送することができます。
VAIOでは、nasneの発売と同時にアプリケーション「VAIO TV with nasne」を提供します。nasneの録画予約や番組視聴が行えるだけでなく、DTCP-IPムーブを使うことで、nasneに録画した番組を、VAIOを経由してBDやDVDへダビングしたり、内蔵HDD/SSDへ書き出すことが可能です。
さらに「VAIO TV with nasne」を使えば、家庭内ネットワークに最大8台のnasneを登録することで、8つのチャンネルの同時録画も可能。PS3では最大4台までですから、VAIOはそれよりも多いことになりますね。さらにキーワードによる番組検索機能も利用できるなど多機能です。なおこのアプリは、自動アップデートサービス「VAIO Update」を通じてWindows 7搭載のVAIOに無償でダウンロードされます。
ソニー製タブレットやスマートフォンでもnasneを利用できます。Sony Tabletでは、「RECOPLA」を使ってnasneに直接アクセスし、Wi-Fi経由でテレビ番組のライブ試聴や録画番組の視聴が可能。またXperiaも一部機器が2012年中に対応予定で、録画番組の視聴やライブ試聴が可能になる見込みです。対応Xperiaは、Sony Mobile Communications ABのサイトで追って発表されるとのことです。多くの機器が対応することを期待したいところです。
Q:他社製のDTCP-IP対応DLNA機器で、nasneで録画した番組を視聴できる?
A:SCE広報部に確認しましたが、「動作保証を行っているのはソニー製機器のみ」というのが公式回答です。他機器で再生できる可能性も十分ありそうです。今後、追加情報があったらお伝えしていきたいと思います。
Q:放送中の番組や録画した番組は、DTCP-IPストリームを2本同時に送信することで、2つの機器で同時に視聴できるとのことだけど、違うコンテンツを別々に配信することはできるの?
A:別々のコンテンツでも同じコンテンツでも、同時に配信できます。 ただし、ライブ番組は、1クライアント(受信側)のみの配信になります。
Q:録画・再生機能は?
A:録画機能では、DRモードと3倍モードの2種類の録画モードを用意しており、これはtorneと同等です。非常に多くのモードが選べる最新BDレコーダーと比べると少ないですが、逆にシンプルで良いと感じる方もいるかもしれません。再生機能ではトリックプレイやシーンサーチ、レジューム再生に対応しています。
Q:USB-HDDの増設ができるということだけど、最大何台まで増設できる?
A:1台までです。
Q:複数のnasneで録画した番組はどのように表示される? 統合してまとめて表示できる?
A:torneでも、VAIO TV with nasneでも、複数のnasneで録画した番組を統合し、一覧で管理できます。さらに、それぞれのnasneごとに分けてソートすることも可能です。
Q:リモート予約録画を行えるのはソニー製品だけ?
A:いいえ。録画予約を行う機能は多くの機器に開放されています。ソネットエンタテインメントのウェブアプリ「Gガイドテレビ王国CHAN-TORU」に対応しているので、たとえばiPhoneやiPad、PCなど、様々な機器のブラウザからnasneにアクセスし、録画予約を行うことが可能です。
Q:NASとしての機能はどの程度?
A:SCE広報部によると、「現在回答できるスペックはリリースにある情報のみ」とのことです。DLNA1.5対応で、DMSでのファイル配信や番組配信に対応しています。またファイルサーバーとしては、画像/音楽/ビデオファイルをDMSで配信できるほか、共有ディレクトリ設定やワークグループ設定なども可能です。