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公開日 2013/04/22 09:40
「“スマートIFA”がエレクトロニクス市場をつなぐ」 ー メッセ・ベルリンCOOゲーケ氏が会見
IFA2013グローバル・プレスカンファレンス
IFA2013グローバル・プレスカンファレンスの開催3日目となる4月20日には、9月6日に開幕するIFA2013の記者説明会が行われた。主催のメッセ・ベルリン社からCOOのクリスチャン・ゲーケ氏が登壇し、今年の取り組みを紹介した。
ゲーケ氏はGfkの調査データを示しながら、世界のエレクトロニクス市場が「いまダイナミックな変革の時期にある」と説明。同市場がグローバルで「4%」の成長を記録していることを強調しつつ、これに対して昨年開催のIFA2012でも期間中の受注総額が「ユーロ」を実現。2011年の実績よりも出展面積が「2%」拡大したことを紹介した。ゲーケ氏は「IFAの発展はエレクトロニクス市場の成長と密接に関係している」としながら、世界的に経済環境が不安定と言われる中、IFAが世界最大のエレクトロニクスショートして安定した成長を遂げてきたことをアピールした。
「出展メーカーの中には、IFAの開催時期に照準を合わせて、新商品の研究・開発、発表を行う企業が増えている」したゲーケ氏は、近年の実績からIFAの場で新商品を初めて披露する「プロダクト・プレミア」を実施する出展社が増えていることを指摘。IFAのプレイベントとして開催されてきた「ShowStoppers」も、IFA本体のイベントとの一体感を増しながら認知を拡大、内容を充実させてきているとした。またエレクトロニクスの先端情報を発信し、情報をつなぐ「コミュニケーションプラットフォーム」として、IFAの重要性がますます高まっていると見解を示した。
9月の開催まであと約4ヶ月となった現在も、IFAに出展を希望する数多くの声が集まっているという。展示スペースの申し込み状況については、今年も近年の実績と同じく最終的にオーバーブッキングが予測されている。
近年はメッセ・ベルリン会場の展示ホールがオーバーブッキングとなり続けていることから、メッセ・ベルリン社では2014年の完成オープンに向けて新ホールの「City Cube」を建設している。ゲーケ氏は壇上で「City Cube」のイメージ映像を紹介しながら、モダンなデザインの新しいホールには数多くの展示ホールやコンファレンスルームが用意されると説明。「設備の建設はいま順調に進んでおり、2014年にはスケジュール通りオープンできるだろう。出展者の方々にはブースのレイアウト、サイズともに利便性の高さを実感していただけるホールにしたい」とした。また新ホールが加わった段階では、これまでのIFA全体のホール構成についても見直していく可能性についても示唆した。
ゲーケ氏は近年のトレードビジターの来場状況についても説明を加えた。2010年から2012年の間では、ギリシャからの参加者が「-1%」と数を落とす反面、経済危機が伝えられているスペインは「14%」増となっており、各国のトレードビジターにとって、経済的に困難な時期にあってもIFAは見逃すことのできないイベントとなったことをゲーケ氏は指摘した。なおトルコからのトレードビジターは期間中「80%増」を記録しており、来場者の国際色も豊かさが増しているという。
さらにGfKの調査による2008年から12年までの期間中来場者データが紹介された。インターナショナルメディアの来場者数は「60%」、インターナショナルトレードビジターは「100%」アップしたという。特に米国のトレードビジターが同期間に「140%」も増えた。
ゲーケ氏は「エレクトロニクス市場は今後も“新しいスマート”を求めて進化を続けるだろう。IFAが扱うコンシューマーエレクトロニクス、ホームアプライアンス機器は、今後ともコミュニケーションやコネクティビティといったキーワードの方向に進化していく。このような環境の中、IFAに関心を高めるIT・通信系の企業からも出展を希望する声が高まっている。エレクトロニクス市場に最も高い影響力を持つショーであるIFAは、市場のニーズを受けて“Smart IFA”として進化しながら、コミュニケーションプラットフォームとして大きく発展を遂げたい」と目標を示した。
ゲーケ氏はGfkの調査データを示しながら、世界のエレクトロニクス市場が「いまダイナミックな変革の時期にある」と説明。同市場がグローバルで「4%」の成長を記録していることを強調しつつ、これに対して昨年開催のIFA2012でも期間中の受注総額が「ユーロ」を実現。2011年の実績よりも出展面積が「2%」拡大したことを紹介した。ゲーケ氏は「IFAの発展はエレクトロニクス市場の成長と密接に関係している」としながら、世界的に経済環境が不安定と言われる中、IFAが世界最大のエレクトロニクスショートして安定した成長を遂げてきたことをアピールした。
「出展メーカーの中には、IFAの開催時期に照準を合わせて、新商品の研究・開発、発表を行う企業が増えている」したゲーケ氏は、近年の実績からIFAの場で新商品を初めて披露する「プロダクト・プレミア」を実施する出展社が増えていることを指摘。IFAのプレイベントとして開催されてきた「ShowStoppers」も、IFA本体のイベントとの一体感を増しながら認知を拡大、内容を充実させてきているとした。またエレクトロニクスの先端情報を発信し、情報をつなぐ「コミュニケーションプラットフォーム」として、IFAの重要性がますます高まっていると見解を示した。
9月の開催まであと約4ヶ月となった現在も、IFAに出展を希望する数多くの声が集まっているという。展示スペースの申し込み状況については、今年も近年の実績と同じく最終的にオーバーブッキングが予測されている。
近年はメッセ・ベルリン会場の展示ホールがオーバーブッキングとなり続けていることから、メッセ・ベルリン社では2014年の完成オープンに向けて新ホールの「City Cube」を建設している。ゲーケ氏は壇上で「City Cube」のイメージ映像を紹介しながら、モダンなデザインの新しいホールには数多くの展示ホールやコンファレンスルームが用意されると説明。「設備の建設はいま順調に進んでおり、2014年にはスケジュール通りオープンできるだろう。出展者の方々にはブースのレイアウト、サイズともに利便性の高さを実感していただけるホールにしたい」とした。また新ホールが加わった段階では、これまでのIFA全体のホール構成についても見直していく可能性についても示唆した。
ゲーケ氏は近年のトレードビジターの来場状況についても説明を加えた。2010年から2012年の間では、ギリシャからの参加者が「-1%」と数を落とす反面、経済危機が伝えられているスペインは「14%」増となっており、各国のトレードビジターにとって、経済的に困難な時期にあってもIFAは見逃すことのできないイベントとなったことをゲーケ氏は指摘した。なおトルコからのトレードビジターは期間中「80%増」を記録しており、来場者の国際色も豊かさが増しているという。
さらにGfKの調査による2008年から12年までの期間中来場者データが紹介された。インターナショナルメディアの来場者数は「60%」、インターナショナルトレードビジターは「100%」アップしたという。特に米国のトレードビジターが同期間に「140%」も増えた。
ゲーケ氏は「エレクトロニクス市場は今後も“新しいスマート”を求めて進化を続けるだろう。IFAが扱うコンシューマーエレクトロニクス、ホームアプライアンス機器は、今後ともコミュニケーションやコネクティビティといったキーワードの方向に進化していく。このような環境の中、IFAに関心を高めるIT・通信系の企業からも出展を希望する声が高まっている。エレクトロニクス市場に最も高い影響力を持つショーであるIFAは、市場のニーズを受けて“Smart IFA”として進化しながら、コミュニケーションプラットフォームとして大きく発展を遂げたい」と目標を示した。