HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2013/06/18 19:37
エイサー、世界初 8インチWindowsタブレット「Iconia W3-810」など新製品7機種
デタッチャブル型Ultrabookや“イーゼルヒンジ”搭載PCも
日本エイサー(株)は、同社のグローバル市場における戦略などを発表する「Acer Press Conference 2013」を開催した。
記者発表会では、日本エイサーの代表取締役社長 ボブ・セン氏が「今年のエイサーのテーマは“本気”だ。本日発表の最新プロダクトから、エイサーの本気を感じて頂きたい」と挨拶。世界初となる8.1インチのWindows 8搭載タブレット「Iconia W3-810」など、国内市場向けの新製品7モデルが発表された。
■「Iconia W3-810」
W3-810は、Windows 8(32ビット)搭載の8.1インチ液晶を備えるタブレット。Windows 8搭載タブレットで8インチサイズの製品は、本機が初めてとなる。6万円前後で今夏発売を予定しており、6月26日から予約受付を開始する。
また、専用のBluetoothキーボードもオプションでラインナップする。こちらは価格はオープンだが、7,980円前後での販売を予定している。
Iconia W3-810の液晶解像度は1,280×800。エイサーとしては「持ち運ぶ際に大きすぎず、しかし動画などのコンテンツも観やすいサイズ」として8インチサイズを採用したという。
本体は幅134.9mm、質量約500gの軽量ボディを実現し、携帯性に配慮している。さらに筐体サイドに丸みを帯びたデザインを採用し、片手でも手軽に持つことができるよう工夫した。
CPUはデュアルコアで、インテル Atomプロセッサーを搭載する。システムメモリーは2GB。内蔵ストレージは64GBで、外部記録メディアとしてmicroSDカードにも対応する。カメラ機能も搭載。出力端子としてmicroHDMIやmicroUSBを搭載しており、本機で撮影した写真・動画などを手軽に自宅のテレビ/ディスプレイなどに出力して楽しむことができる。
なお、スナップ機能やデュアルウインドウ機能など、10インチ以上のサイズで対応するWindows 8の機能はサポートしていない。
バッテリー連続駆動時間は最大8時間。マルチアカウントに対応するほか、「Microsoft Office Home & Business 2013」を標準搭載することもポイントだ。
■「Aspire R7-571-N58G」
R7-571-N58Gは、エイサー独自の“イーゼルヒンジ”を搭載し、液晶画面を様々な角度・方向で使用できるノートPC。13万円前後で6月28日より発売される。
OSにはWindows 8(64ビット)を搭載。ディスプレイには15.6インチのIPS液晶を搭載しており、解像度は1,920×1,080のフルHD。投影型静電容量方式タッチパネルを採用している。10点マルチタッチにも対応する。プロセッサーはインテルCore i i5-3337Uを採用。グラフィックスにはインテルHDグラフィックス4000をメインプロセッサーに内蔵し、メインメモリーと共用のビデオメモリー最大1824MBを搭載する。ストレージは1TB HDD。本体にはSDメモリーカードスロットも搭載する。
特許技術である独自機構“イーゼルヒンジ”の採用により、液晶画面の配置をフレキシブルに変えることが可能。通常のノートブックモードのほか、液晶の向きを背面に180度回転させられるディスプレイモード、タッチ操作がしやすいように液晶を手前に引き出して固定できるイーゼルモード、液晶とキーボードを重ねてタブレットのように使用できるパッドモードと、使用環境にあわせた4ウェイスタイルを実現した。
エイサーによれば、“PCの方から人間に近づいてくるプロダクトデザイン”を具現化したモデルで、キーボード部のトラックパッドをキーの奥に配置するデザインとしている。画面をタッチする際はトラックパッドは必要ないことから、タッチ操作時には画面を手前に引き出してトラックパッドを隠した状態で使用できる。
本体にはステレオスピーカーを4基内蔵しており、サウンド機能に「ドルビーデジタルプラス・ホームシアター」を搭載するなど音質にもこだわっている。さらに、月定額制の動画配信サービス「Hulu」アプリもプリインストールしている。
また、独自のフォトレタッチアプリ「Acer Screen Grasp」も搭載。3本指のタッチで起動させることが可能なほか、画像ファイルなどのコンテンツ保存や、SNSへの投稿などをタッチ操作で簡単に行える。
■「Aspire P3-171-N32Q」
P3-171-N32Qは、タブレットとしてもPCとしても使用できる2ウェイタイプのUltrabook。85,000円前後で6月21日発売を予定している。
液晶とキーボードを取り外すことができるデタッチャブルタイプのUltrabookで、液晶部分だけを取り外してタブレットとして使用することもできる。本機のキーボードも、上述のR7-571-N58Gと同じく、トラックパッドをキーの奥側に配置するデザインを採用し、タッチ操作時には液晶部分を手前に引き出して固定できる仕様としている。
搭載OSはWindows 8(64ビット)で、Windows 7で使用していたソフトが使えるデスクトップモードにも対応する。プロセッサーはインテルCore i3-3229Yを採用。グラフィックスにはインテルHDグラフィックス4000をメインプロセッサーに内蔵し、メインメモリーと共用のビデオメモリー最大737MBを搭載する。ストレージは120GBのSSD。
ディスプレイには11.6インチのIPSパネルを搭載しており、液晶解像度は1,366×768。10点マルチタッチにも対応する。
本体にはステレオスピーカーを2基内蔵しており、サウンド機能に「ドルビーホームシアターv4」を搭載する。月定額制の動画配信サービス「Hulu」アプリもプリインストールしている。
なおエイサーでは本機の発売を記念し、オランダ出身のDJ Tiest(ティエスト)を起用したグローバルキャンペーンを展開する。
■“マンガロイドZ”「Iconia A1-810」
A1-810は、電子コミックを読むことに最適なAndroidタブレット“マンガロイドZ”の新機種としてラインナップされるモデルで、縦横比4対3の7.9インチ画面を備える。価格はオープンだが、23,000円前後で6月28日の発売を予定している。
ディスプレイには7.9インチIPSタッチパネルを搭載しており、液晶解像度は1,024×768。従来の16対9画面のタブレットだと、電子コミックのサイズにあわないため画面サイドに余白が表示されるが、本機はコミックサイズにあわせた画面縦横比4対3を採用することで、画面いっぱいに電子コミックを表示させることができる。持ち運びやすさにも配慮し、質量約410gという軽量化を実現した。
搭載OSはAndroid 4.2。プロセッサーはクアッドコア MTK MT8125 Quad Cortex A7を採用する。ストレージは16GBのeMMCで、外部記録メディアとして最大32GBまでのmicroSD/SDHCカードにも対応する。そのほか、外部インターフェースとして、microUSBや内蔵マイクロフォン、3.5mmステレオミニジャック、microHDMIなどの端子を装備する。
電子書籍販売のeBookJapanと協業し、製品にはeBookJapanのコンテンツが購入できる5,250円分のeBook図書券が同梱されることもポイント。
■タッチ機能搭載モバイルノート「Aspire V5-122P-N44D/S」など3機種
上述の4機種のほか、タッチ操作対応ノートPC「Aspire V5-122P-N44D/S」や、Office搭載タブレット「Iconia W510D-2」、無線LAN対応の新型デスクトップPC「AXC600-N54D」の3機種も発表した。
V5-122P-N44D/Sは、Windows 8(64ビット)を搭載するノートPC。ディスプレイには11.6インチのIPS液晶を搭載する。画面解像度は1,366×768。投影型静電容量方式のタッチ機能に対応。10点マルチタッチもサポートする。ストレージは500GB HDD。6万円前後で6月21日に発売を予定している。
W510D-2は、Windows 8(32ビット)を搭載するタブレット。専用キーボードが付属しており、キーボードを装着することで最大約18時間のバッテリー駆動が可能となる。プロセッサーには、インテルAtom Z2760を採用。ストレージは64GB eMMCで、外部記録メディアとしてmicroSDカードに対応する。カメラ機能の200万画素のフロントカメラと800万画素のリアカメラを搭載している。Microsoft Office Home and Bussiness 2013を標準搭載している。9万円前後で6月28日より発売する。
AXC600-N54Dは、無線LANに対応する新型デスクトップ。狭い場所にも設置できるよう、横幅約100mmのスリム設計を採用した。プロセッサーはインテル Core i5-3330を搭載する。ストレージは500GB HDD。本体には、SD/MMC/MSなどに対応するマルチカードリーダーを備えている。
記者発表会では、日本エイサーの代表取締役社長 ボブ・セン氏が「今年のエイサーのテーマは“本気”だ。本日発表の最新プロダクトから、エイサーの本気を感じて頂きたい」と挨拶。世界初となる8.1インチのWindows 8搭載タブレット「Iconia W3-810」など、国内市場向けの新製品7モデルが発表された。
■「Iconia W3-810」
W3-810は、Windows 8(32ビット)搭載の8.1インチ液晶を備えるタブレット。Windows 8搭載タブレットで8インチサイズの製品は、本機が初めてとなる。6万円前後で今夏発売を予定しており、6月26日から予約受付を開始する。
また、専用のBluetoothキーボードもオプションでラインナップする。こちらは価格はオープンだが、7,980円前後での販売を予定している。
Iconia W3-810の液晶解像度は1,280×800。エイサーとしては「持ち運ぶ際に大きすぎず、しかし動画などのコンテンツも観やすいサイズ」として8インチサイズを採用したという。
本体は幅134.9mm、質量約500gの軽量ボディを実現し、携帯性に配慮している。さらに筐体サイドに丸みを帯びたデザインを採用し、片手でも手軽に持つことができるよう工夫した。
CPUはデュアルコアで、インテル Atomプロセッサーを搭載する。システムメモリーは2GB。内蔵ストレージは64GBで、外部記録メディアとしてmicroSDカードにも対応する。カメラ機能も搭載。出力端子としてmicroHDMIやmicroUSBを搭載しており、本機で撮影した写真・動画などを手軽に自宅のテレビ/ディスプレイなどに出力して楽しむことができる。
なお、スナップ機能やデュアルウインドウ機能など、10インチ以上のサイズで対応するWindows 8の機能はサポートしていない。
バッテリー連続駆動時間は最大8時間。マルチアカウントに対応するほか、「Microsoft Office Home & Business 2013」を標準搭載することもポイントだ。
■「Aspire R7-571-N58G」
R7-571-N58Gは、エイサー独自の“イーゼルヒンジ”を搭載し、液晶画面を様々な角度・方向で使用できるノートPC。13万円前後で6月28日より発売される。
OSにはWindows 8(64ビット)を搭載。ディスプレイには15.6インチのIPS液晶を搭載しており、解像度は1,920×1,080のフルHD。投影型静電容量方式タッチパネルを採用している。10点マルチタッチにも対応する。プロセッサーはインテルCore i i5-3337Uを採用。グラフィックスにはインテルHDグラフィックス4000をメインプロセッサーに内蔵し、メインメモリーと共用のビデオメモリー最大1824MBを搭載する。ストレージは1TB HDD。本体にはSDメモリーカードスロットも搭載する。
特許技術である独自機構“イーゼルヒンジ”の採用により、液晶画面の配置をフレキシブルに変えることが可能。通常のノートブックモードのほか、液晶の向きを背面に180度回転させられるディスプレイモード、タッチ操作がしやすいように液晶を手前に引き出して固定できるイーゼルモード、液晶とキーボードを重ねてタブレットのように使用できるパッドモードと、使用環境にあわせた4ウェイスタイルを実現した。
エイサーによれば、“PCの方から人間に近づいてくるプロダクトデザイン”を具現化したモデルで、キーボード部のトラックパッドをキーの奥に配置するデザインとしている。画面をタッチする際はトラックパッドは必要ないことから、タッチ操作時には画面を手前に引き出してトラックパッドを隠した状態で使用できる。
本体にはステレオスピーカーを4基内蔵しており、サウンド機能に「ドルビーデジタルプラス・ホームシアター」を搭載するなど音質にもこだわっている。さらに、月定額制の動画配信サービス「Hulu」アプリもプリインストールしている。
また、独自のフォトレタッチアプリ「Acer Screen Grasp」も搭載。3本指のタッチで起動させることが可能なほか、画像ファイルなどのコンテンツ保存や、SNSへの投稿などをタッチ操作で簡単に行える。
■「Aspire P3-171-N32Q」
P3-171-N32Qは、タブレットとしてもPCとしても使用できる2ウェイタイプのUltrabook。85,000円前後で6月21日発売を予定している。
液晶とキーボードを取り外すことができるデタッチャブルタイプのUltrabookで、液晶部分だけを取り外してタブレットとして使用することもできる。本機のキーボードも、上述のR7-571-N58Gと同じく、トラックパッドをキーの奥側に配置するデザインを採用し、タッチ操作時には液晶部分を手前に引き出して固定できる仕様としている。
搭載OSはWindows 8(64ビット)で、Windows 7で使用していたソフトが使えるデスクトップモードにも対応する。プロセッサーはインテルCore i3-3229Yを採用。グラフィックスにはインテルHDグラフィックス4000をメインプロセッサーに内蔵し、メインメモリーと共用のビデオメモリー最大737MBを搭載する。ストレージは120GBのSSD。
ディスプレイには11.6インチのIPSパネルを搭載しており、液晶解像度は1,366×768。10点マルチタッチにも対応する。
本体にはステレオスピーカーを2基内蔵しており、サウンド機能に「ドルビーホームシアターv4」を搭載する。月定額制の動画配信サービス「Hulu」アプリもプリインストールしている。
なおエイサーでは本機の発売を記念し、オランダ出身のDJ Tiest(ティエスト)を起用したグローバルキャンペーンを展開する。
■“マンガロイドZ”「Iconia A1-810」
A1-810は、電子コミックを読むことに最適なAndroidタブレット“マンガロイドZ”の新機種としてラインナップされるモデルで、縦横比4対3の7.9インチ画面を備える。価格はオープンだが、23,000円前後で6月28日の発売を予定している。
ディスプレイには7.9インチIPSタッチパネルを搭載しており、液晶解像度は1,024×768。従来の16対9画面のタブレットだと、電子コミックのサイズにあわないため画面サイドに余白が表示されるが、本機はコミックサイズにあわせた画面縦横比4対3を採用することで、画面いっぱいに電子コミックを表示させることができる。持ち運びやすさにも配慮し、質量約410gという軽量化を実現した。
搭載OSはAndroid 4.2。プロセッサーはクアッドコア MTK MT8125 Quad Cortex A7を採用する。ストレージは16GBのeMMCで、外部記録メディアとして最大32GBまでのmicroSD/SDHCカードにも対応する。そのほか、外部インターフェースとして、microUSBや内蔵マイクロフォン、3.5mmステレオミニジャック、microHDMIなどの端子を装備する。
電子書籍販売のeBookJapanと協業し、製品にはeBookJapanのコンテンツが購入できる5,250円分のeBook図書券が同梱されることもポイント。
■タッチ機能搭載モバイルノート「Aspire V5-122P-N44D/S」など3機種
上述の4機種のほか、タッチ操作対応ノートPC「Aspire V5-122P-N44D/S」や、Office搭載タブレット「Iconia W510D-2」、無線LAN対応の新型デスクトップPC「AXC600-N54D」の3機種も発表した。
V5-122P-N44D/Sは、Windows 8(64ビット)を搭載するノートPC。ディスプレイには11.6インチのIPS液晶を搭載する。画面解像度は1,366×768。投影型静電容量方式のタッチ機能に対応。10点マルチタッチもサポートする。ストレージは500GB HDD。6万円前後で6月21日に発売を予定している。
W510D-2は、Windows 8(32ビット)を搭載するタブレット。専用キーボードが付属しており、キーボードを装着することで最大約18時間のバッテリー駆動が可能となる。プロセッサーには、インテルAtom Z2760を採用。ストレージは64GB eMMCで、外部記録メディアとしてmicroSDカードに対応する。カメラ機能の200万画素のフロントカメラと800万画素のリアカメラを搭載している。Microsoft Office Home and Bussiness 2013を標準搭載している。9万円前後で6月28日より発売する。
AXC600-N54Dは、無線LANに対応する新型デスクトップ。狭い場所にも設置できるよう、横幅約100mmのスリム設計を採用した。プロセッサーはインテル Core i5-3330を搭載する。ストレージは500GB HDD。本体には、SD/MMC/MSなどに対応するマルチカードリーダーを備えている。