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公開日 2013/09/05 05:36
<IFA>ソニーブースレポート − 新4K BRAVIAや4Kカムコーダーなど登場
曲がる液晶テレビもお目見え
IFA 2013で、多数の新製品を発表したソニー。個別記事でお伝えしたもの以外にも、多くの注目製品や技術が展示されていた。ソニーのブースレポート第1弾は、4K関連の展示を中心にお伝えしよう。
■4K BRAVIAにナローベゼルの新モデル
ソニーの4Kテレビと言えば、存在感たっぷりのスピーカーシステムを搭載し、音質にもこだわっていることが大きな特徴だった。特に65型/55型モデル「X9200A」シリーズは、磁性流体を用いた巨大なスピーカーを搭載したことで話題となっていた。
今回ソニーのブースでは、画面両脇にスピーカーを内蔵せず、ナローベゼルとした新しい4Kテレビ「X85」シリーズを展示していた。65型は「KD-65X8505A」、55型は「KD-55X8505A」がモデル名となる。
両機ともに4K X-Reality PROを搭載。TRILUMINOSディスプレイ基準も満たしている。さらに、HDMI 2.0(4K/60p)へのアップグレードも可能となっている。
■世界初、曲がる液晶テレビが登場
画面を中央から左右端にかけて歪曲させた有機ELテレビがすでに米国市場などで販売されているが、ソニーは曲がる有機ELテレビではなく、曲がる液晶テレビを開発し、出展した。
型番は「KDL-65S995A」。発売日は価格等は時間の制約で確認できなかった。現地時間6日からのブースオープンを待ち、情報を追加したい。
LEDバックライトを用いた液晶テレビで、画面が湾曲していることが最大の特徴。画面の左右にマルチアングルのライブスピーカーも備え、音場の広がりを実現したという。
映像処理回路にはX-Reality PROを搭載。TRILUMINOSにも対応している。
■コンシューマー向けの4Kカムコーダーも登場
コンシューマー向けの4Kカムコーダー「FDR-AX1E」も披露された。
センサーには1/2.3インチのExmor R CMOSセンサーを搭載し、レンズはGレンズを採用。20倍の光学ズーム機能を備える。35mm換算の画角は31.5-630mm。
4K映像はXAVC Sフォーマットで記録。2つのXQDカードスロットを使いリレー録画を行うこともできる。最高で4K/60pや50pの映像を記録可能。4K @60p/50p時のビットレートは150Mbps。
またHDMI 2.0を将来的にサポートする予定で、ファームウェアのアップデートによって実現する計画だ。HDMI 2.0にすることで、1本のHDMIケーブルで4K/50p映像の出力が行える、と同社では説明している。
■ミュージックビデオがかんたんに撮影できるビデオカメラ
ミュージシャンなどのために、高音質/高画質なミュージックビデオを撮影するためのカメラ「HDR-MV1」が発表された。ヨーロッパでは11月下旬に発売を開始する。
カメラ部のセンサーはExmor Rで、サイズは1/2.3。映像はMPEG-4 AVC/H.264で記録し、最高で1,920×1,080/30pの撮影が可能だ。レンズはカールツァイスのTessar F2.8。
マイクはレンズの下に備えており、120度のX/Yステレオカメラを搭載。MPEG 4 AAC-LC 2ch、もしくはMPEG-4 リニアPCM 2ch(48kHz/16ビット)での音声記録が可能だ。
Wi-Fiを内蔵し、動画をスマートフォンに転送することができるほか、スマートフォンで本機を操作することも可能。またNFCも内蔵し、ワンタッチでリモート操作や共有が行える。
外形寸法は116.5W×70.5H×27Dmm、質量は140g(バッテリー除く)。
■さらなる詳報を随時お届け予定
ソニーのブースには、これらのほかにも様々な新製品や新提案が紹介されている。会期中に続報を随時お届けしたい。
■4K BRAVIAにナローベゼルの新モデル
ソニーの4Kテレビと言えば、存在感たっぷりのスピーカーシステムを搭載し、音質にもこだわっていることが大きな特徴だった。特に65型/55型モデル「X9200A」シリーズは、磁性流体を用いた巨大なスピーカーを搭載したことで話題となっていた。
今回ソニーのブースでは、画面両脇にスピーカーを内蔵せず、ナローベゼルとした新しい4Kテレビ「X85」シリーズを展示していた。65型は「KD-65X8505A」、55型は「KD-55X8505A」がモデル名となる。
両機ともに4K X-Reality PROを搭載。TRILUMINOSディスプレイ基準も満たしている。さらに、HDMI 2.0(4K/60p)へのアップグレードも可能となっている。
■世界初、曲がる液晶テレビが登場
画面を中央から左右端にかけて歪曲させた有機ELテレビがすでに米国市場などで販売されているが、ソニーは曲がる有機ELテレビではなく、曲がる液晶テレビを開発し、出展した。
型番は「KDL-65S995A」。発売日は価格等は時間の制約で確認できなかった。現地時間6日からのブースオープンを待ち、情報を追加したい。
LEDバックライトを用いた液晶テレビで、画面が湾曲していることが最大の特徴。画面の左右にマルチアングルのライブスピーカーも備え、音場の広がりを実現したという。
映像処理回路にはX-Reality PROを搭載。TRILUMINOSにも対応している。
■コンシューマー向けの4Kカムコーダーも登場
コンシューマー向けの4Kカムコーダー「FDR-AX1E」も披露された。
センサーには1/2.3インチのExmor R CMOSセンサーを搭載し、レンズはGレンズを採用。20倍の光学ズーム機能を備える。35mm換算の画角は31.5-630mm。
4K映像はXAVC Sフォーマットで記録。2つのXQDカードスロットを使いリレー録画を行うこともできる。最高で4K/60pや50pの映像を記録可能。4K @60p/50p時のビットレートは150Mbps。
またHDMI 2.0を将来的にサポートする予定で、ファームウェアのアップデートによって実現する計画だ。HDMI 2.0にすることで、1本のHDMIケーブルで4K/50p映像の出力が行える、と同社では説明している。
■ミュージックビデオがかんたんに撮影できるビデオカメラ
ミュージシャンなどのために、高音質/高画質なミュージックビデオを撮影するためのカメラ「HDR-MV1」が発表された。ヨーロッパでは11月下旬に発売を開始する。
カメラ部のセンサーはExmor Rで、サイズは1/2.3。映像はMPEG-4 AVC/H.264で記録し、最高で1,920×1,080/30pの撮影が可能だ。レンズはカールツァイスのTessar F2.8。
マイクはレンズの下に備えており、120度のX/Yステレオカメラを搭載。MPEG 4 AAC-LC 2ch、もしくはMPEG-4 リニアPCM 2ch(48kHz/16ビット)での音声記録が可能だ。
Wi-Fiを内蔵し、動画をスマートフォンに転送することができるほか、スマートフォンで本機を操作することも可能。またNFCも内蔵し、ワンタッチでリモート操作や共有が行える。
外形寸法は116.5W×70.5H×27Dmm、質量は140g(バッテリー除く)。
■さらなる詳報を随時お届け予定
ソニーのブースには、これらのほかにも様々な新製品や新提案が紹介されている。会期中に続報を随時お届けしたい。