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公開日 2013/09/24 11:07
ソニー、業界最軽量の電子書籍端末“Reader”「T3S」 − Reader Storeも大幅リニューアル
iOSアプリも提供
ソニーは、電子書籍端末“Reader”の新モデルとして、6型電子ペーパー採用読書専用機として業界最軽量の約160gという質量を実現するなどした「PRS-T3S」および専用ブックカバーを10月4日より発売する。また、電子書籍コンテンツ配信サイト「Reader Store」の大幅リニューアルや、iOSアプリも提供予定であることなども併せて発表した。
■最大4時間白黒反転なしで読書可能に
・PRS-T3S ¥OPEN(予想実売価格10,000円前後)
・PRSA-SC30(ブックカバー) ¥OPEN(予想実売価格3,000円前後)
・PRSA-CL30(ライト付きブックカバー) ¥OPEN(予想実売価格4,800円前後)
ディスプレイには6インチ、解像度758×1024ドット、212dpiのE-INK社製電子ペーパー「Pearl」を搭載。前モデルから約13%の小型化となる107W×160H×8.8Dmmというサイズと、同じく前モデルから4gのさらなる軽量化を実現。6インチの電子ペーパー搭載電子書籍専用端末として業界最軽量を実現させた。
独自の画面リフレッシュ技術により、最大4時間リフレッシュ(画面の白黒反転)なしで読書を可能にした点も特徴。これまでは15回に1回の割合でページめくりの際に画面が白黒反転していたが、最長4時間まで白黒反転せずに読書を続けられるようになった。なお、ディスプレイはチューニングの最適化によって解像感も前モデル比62%向上させているという。
新たに急速充電にも対応。3分の充電で書籍1冊分の使用が可能になる。Wi-Fiオフ時にEPUBの書籍を1ページ1分で読書した場合に約400ページ分のページめくり操作が行える。
そのほか従来通りタッチ操作によるUIに加えて物理ボタンも装備。片手でも操作しやすいように配慮している。
専用ブックカバーはライトなしの「SC30」と、ライト付きの「CL30」という2種類。今回から新たに本体の背面パネルを外してから装着する方式を採用して一体型とすることで「本の表紙のような一体感を実現した」としている。
ブックカバー使用時は、カバーの開閉に電源オン/オフが連動。また、ライト付きカバーは今回からReader本体からの給電に変更しバッテリーを省略したことで軽量化も実現させた。ライト付きカバー使用時は、フル充電の状態からであれば1日30分の読書で約1ヶ月の使用が可能。
■iPhone/iPad向けアプリ配信も
「Reader Store」で購入したコンテンツはスマートフォン/タブレットなど“Reader”以外のデバイスでも閲覧可能。これまでスマホ/タブレットはAndroidアプリのみの提供だったが、新たにiPhone/iPad向けにビューワーアプリの提供も近日中に開始する。
同アプリをインストールすることで、Reader Storeで購入したEPUB3形式のコンテンツをiPhone/iPod touch/iPadでも閲覧可能。まずはコミックと雑誌コンテンツから対応し、書籍についても順次対応させていく予定だという。
対応するのはiOS 6.0〜6.13。iOS7への対応は検証中。
そのほか、すでに発表されているように「PlayStation Vita TV」でも電子書籍の閲覧が可能で、「Reader for PlayStation Vita」を10月10日にアップデートする予定。また、同アップデートにより、PlayStation VitaからReader Storeにアクセスして購入した電子書籍コンテンツを「nasne」にバックアップできるようにもなる。
■Reader Storeが“読者参加型”に進化 − レビューでポイント還元も
電子書籍コンテンツ配信サイト「Reader Store」については、本日9月24日より大幅リニューアルを実施。ユーザーそれぞれがReader Storeのなかに「本屋さん」(いわゆる「マイページ」)を開設でき、他のユーザーへ自分のオススメ本の紹介なども行える読者参加型のサイトへとリニューアルする。
「本屋さん」では自分の興味のある本を並べたり、読み終わった本の感想を公開したりすることが可能。自分と趣味の合うユーザーを“フォロー”することも可能で、フォローしたユーザーの新着レビューなどが自分のタイムラインに流れるSNSのような機能を備えている。
さらに、そうしたレビューから他人が本を購入した場合、そのコンテンツの価格の5%をソニーポイントでレビュー投稿者に還元。獲得したポイントを新たな書籍購入費用にあてるといったことができる。
なお、ポイントは1ポイントから利用可能。一般的に見られるような「50ポイント以上で利用可能」などといった制限は設けられていない。当初はキャンペーンとしてポイント還元率を10%にするという。
そのほか、コンテンツを探す際のジャンル分けを従来の「総合/書籍/コミック/雑誌」という4種類から、「ミステリー・推理・サスペンス」「歴史・時代小説」「コミック・ゲーム攻略本」「アダルト」などといった具合に細分化。21のジャンルから探せるようになった。
そして、21のジャンルページそれぞれに「注目のレビュワー」を最大10人表示。また、ユーザー自身が自由にタグを投稿できるようにもなり、そのジャンルごとに人気のタグが表示される。
TwitterやFacebookとのSNS連携機能も搭載。「Reader Storeで○○○のレビューを書きました」などといったメッセージをTwitter/Facebookに投稿して外部に知らせることもできる。
そのほか「本屋さん」以外の機能も強化。レコメンド機能では購入履歴と閲覧履歴を3種類のレコメンドエンジンが分析する「あなたにおすすめ」機能を備え、以前に購入した本の続刊が出た場合にプッシュ通知を行う。
また、検索においても単純なキーワード一致ではなく、タイトルや著者名、出版社などデータベース項目に一致する内容での予測検索に対応。ジャンルを指定してのクロス検索もできるようになった。
アダルトコンテンツに対するセーフサーチ機能も強化。セーフサーチオフでもアダルトコンテンツでは最初に警告ページを表示させるほか、セーフサーチをオンにすればアダルトコンテンツを一切表示させないようにでき、これによってタブレットを家族で共有しているような場合にも配慮した。
なお、ソニーではReader Storeのリニューアルを記念した特設コンテンツも用意。読書が好きな女子13名が、お気に入りの本のレビューを動画で紹介する「読書女子 レビュー合戦」を公開している。
同コンテンツでは、本の世界観を伝えるためにコスプレをしたり、思いの丈を自分らしく発信するために出身地の方言でレビューするなど、それぞれが思い思いの方法でお気に入りの本をレビューしているという。
■最大4時間白黒反転なしで読書可能に
・PRS-T3S ¥OPEN(予想実売価格10,000円前後)
・PRSA-SC30(ブックカバー) ¥OPEN(予想実売価格3,000円前後)
・PRSA-CL30(ライト付きブックカバー) ¥OPEN(予想実売価格4,800円前後)
ディスプレイには6インチ、解像度758×1024ドット、212dpiのE-INK社製電子ペーパー「Pearl」を搭載。前モデルから約13%の小型化となる107W×160H×8.8Dmmというサイズと、同じく前モデルから4gのさらなる軽量化を実現。6インチの電子ペーパー搭載電子書籍専用端末として業界最軽量を実現させた。
独自の画面リフレッシュ技術により、最大4時間リフレッシュ(画面の白黒反転)なしで読書を可能にした点も特徴。これまでは15回に1回の割合でページめくりの際に画面が白黒反転していたが、最長4時間まで白黒反転せずに読書を続けられるようになった。なお、ディスプレイはチューニングの最適化によって解像感も前モデル比62%向上させているという。
新たに急速充電にも対応。3分の充電で書籍1冊分の使用が可能になる。Wi-Fiオフ時にEPUBの書籍を1ページ1分で読書した場合に約400ページ分のページめくり操作が行える。
そのほか従来通りタッチ操作によるUIに加えて物理ボタンも装備。片手でも操作しやすいように配慮している。
専用ブックカバーはライトなしの「SC30」と、ライト付きの「CL30」という2種類。今回から新たに本体の背面パネルを外してから装着する方式を採用して一体型とすることで「本の表紙のような一体感を実現した」としている。
ブックカバー使用時は、カバーの開閉に電源オン/オフが連動。また、ライト付きカバーは今回からReader本体からの給電に変更しバッテリーを省略したことで軽量化も実現させた。ライト付きカバー使用時は、フル充電の状態からであれば1日30分の読書で約1ヶ月の使用が可能。
■iPhone/iPad向けアプリ配信も
「Reader Store」で購入したコンテンツはスマートフォン/タブレットなど“Reader”以外のデバイスでも閲覧可能。これまでスマホ/タブレットはAndroidアプリのみの提供だったが、新たにiPhone/iPad向けにビューワーアプリの提供も近日中に開始する。
同アプリをインストールすることで、Reader Storeで購入したEPUB3形式のコンテンツをiPhone/iPod touch/iPadでも閲覧可能。まずはコミックと雑誌コンテンツから対応し、書籍についても順次対応させていく予定だという。
対応するのはiOS 6.0〜6.13。iOS7への対応は検証中。
そのほか、すでに発表されているように「PlayStation Vita TV」でも電子書籍の閲覧が可能で、「Reader for PlayStation Vita」を10月10日にアップデートする予定。また、同アップデートにより、PlayStation VitaからReader Storeにアクセスして購入した電子書籍コンテンツを「nasne」にバックアップできるようにもなる。
■Reader Storeが“読者参加型”に進化 − レビューでポイント還元も
電子書籍コンテンツ配信サイト「Reader Store」については、本日9月24日より大幅リニューアルを実施。ユーザーそれぞれがReader Storeのなかに「本屋さん」(いわゆる「マイページ」)を開設でき、他のユーザーへ自分のオススメ本の紹介なども行える読者参加型のサイトへとリニューアルする。
「本屋さん」では自分の興味のある本を並べたり、読み終わった本の感想を公開したりすることが可能。自分と趣味の合うユーザーを“フォロー”することも可能で、フォローしたユーザーの新着レビューなどが自分のタイムラインに流れるSNSのような機能を備えている。
さらに、そうしたレビューから他人が本を購入した場合、そのコンテンツの価格の5%をソニーポイントでレビュー投稿者に還元。獲得したポイントを新たな書籍購入費用にあてるといったことができる。
なお、ポイントは1ポイントから利用可能。一般的に見られるような「50ポイント以上で利用可能」などといった制限は設けられていない。当初はキャンペーンとしてポイント還元率を10%にするという。
そのほか、コンテンツを探す際のジャンル分けを従来の「総合/書籍/コミック/雑誌」という4種類から、「ミステリー・推理・サスペンス」「歴史・時代小説」「コミック・ゲーム攻略本」「アダルト」などといった具合に細分化。21のジャンルから探せるようになった。
そして、21のジャンルページそれぞれに「注目のレビュワー」を最大10人表示。また、ユーザー自身が自由にタグを投稿できるようにもなり、そのジャンルごとに人気のタグが表示される。
TwitterやFacebookとのSNS連携機能も搭載。「Reader Storeで○○○のレビューを書きました」などといったメッセージをTwitter/Facebookに投稿して外部に知らせることもできる。
そのほか「本屋さん」以外の機能も強化。レコメンド機能では購入履歴と閲覧履歴を3種類のレコメンドエンジンが分析する「あなたにおすすめ」機能を備え、以前に購入した本の続刊が出た場合にプッシュ通知を行う。
また、検索においても単純なキーワード一致ではなく、タイトルや著者名、出版社などデータベース項目に一致する内容での予測検索に対応。ジャンルを指定してのクロス検索もできるようになった。
アダルトコンテンツに対するセーフサーチ機能も強化。セーフサーチオフでもアダルトコンテンツでは最初に警告ページを表示させるほか、セーフサーチをオンにすればアダルトコンテンツを一切表示させないようにでき、これによってタブレットを家族で共有しているような場合にも配慮した。
なお、ソニーではReader Storeのリニューアルを記念した特設コンテンツも用意。読書が好きな女子13名が、お気に入りの本のレビューを動画で紹介する「読書女子 レビュー合戦」を公開している。
同コンテンツでは、本の世界観を伝えるためにコスプレをしたり、思いの丈を自分らしく発信するために出身地の方言でレビューするなど、それぞれが思い思いの方法でお気に入りの本をレビューしているという。
関連リンク
- ジャンルその他
- ブランドSONY
- 型番PRS-T3S
- 発売日2013年10月4日
- 価格¥OPEN(予想実売価格10,000円前後)