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公開日 2014/02/25 14:03
ボーズ、ワイヤレス再生対応ネットワークコンポ3機種 − アプリ操作/ALAC再生も可能
Wi-Fi再生/AirPlayに対応
ボーズは、ネットワーク再生やWi-Fiストリーミング音楽再生、アプリ操作に対応したネットワークオーディオコンポ「SoundTouch Wi-Fi music systems」3機種を3月14日に発売する。ラインナップは以下の3機種。
Bose SoundTouch 30 Wi-Fi music system:¥77,700(税込)/¥74,000(税抜)
Bose SoundTouch 20 Wi-Fi music system:¥46,200(税込)/¥44,000(税抜)
Bose SoundTouch Portable Wi-Fi music system:¥46,200(税込)/¥44,000(税抜)
また、本製品の発売に先んじて、同じくネットワーク/ストリーミング再生に対応した「Wave SoundTouch music system」が2月28日に発売される。価格は税込74,550円(税抜71,000円)。こちらは既存の「Wave music system」をベースに新機能を追加したのが特徴だ。そのほかにも今後、シアターシステム等にも新機能を追加した製品をラインナップ予定とのこと(詳細は後述)。家中の様々な場所で音楽をワイヤレスかつシームレスに楽しめるシステムの提供を目指す。
■「SoundTouch Wi-Fi music systems」の概要
「SoundTouch Wi-Fi music systems」は、PC(Windows/Mac)やスマートフォン(iOS/Android)、NAS内の音楽ライブラリをネットワーク経由でワイヤレス再生できるのが大きな特徴。再生できるファイルはMP3/AAC/WMA/ALACで、将来的にはアップデートでFLACにも対応予定。ALACは96kHz/24bitの音源もワイヤレス再生可能だという。また、AirPlayにも対応。そのほかネットラジオの聴取も行える。radikoの試聴は非対応。
再生する曲のセレクトや再生/停止などの操作は、付属のリモコンのほかiOS/Androidアプリ「SoundTouch app」(無料)で行える。別売アクセサリーとして、有機ELディスプレイとボリュームダイヤルを備えたリモコン「Bose SoundTouch controller」も近日発売予定とのことだ。
■各製品の特徴
「Bose SoundTouch 30 Wi-Fi music system」は、同シリーズの最上位モデル。広い部屋での試聴に向くとしている。外形寸法は435W×247H×181Dmm、質量は9.0kg。
ボーズ独自の“ウェーブガイド・スピーカー・テクノロジー”と、新開発のウーファーを搭載し、正面上部には中高域再生用の2つのドライバーを配置。大型ステレオをしのぐクリアで豊かなサウンドを実現するという。
「Bose SoundTouch 20 Wi-Fi music system」は、ほどよい大きさで家の中の様々な場所で使いやすいというモデル。背面には持ち運び用のフックも備える。新開発ドライバーを2基搭載するほか、新設計ポートデザインを採用し、高音から低音までバランス良く再生できるという。外形寸法は315W×188H×104Dmm、質量は3.2kg。
「Bose SoundTouch Portable Wi-Fi music system」は、充電式リチウムイオンバッテリーを内蔵したポータブルオーディオシステム。外形寸法も249W×148H×64Dmm、質量1.5kgとコンパクト。4基の薄型ドライバーと独自の“デュアル・オポージング・パッシブ・ラジエーター”、そしてボーズ独自のDSPにより、小さな筐体ながら迫力の再生を実現するという。SoundTouch 30/20はLANポートを備えるが、SoundTouch Portableは無線接続のみ。
■アプリの詳細と導入方法
「SoundTouch app」はiOS/Android端末に対応。スマホ/タブレット内の音楽はもちろん、PCやNAS内の音源を選択して再生することができる。
使用する際は、まずPC(Windows/Mac)に設定ソフトをインストールし、そこからアカウントを作成。すると、同一ネットワーク内にあるSoundTouch対応機器を検出するのでネットワーク設定を行う(SoundTouch Portableのみ、最初はPCとUSB接続して設定が必要)。
6つのプリセットを用意し、お気に入りの曲/プレイリスト/インターネットラジオ局などを登録することが可能。登録したものは、アプリからはもちろん、本体天面に設けられたボタンやリモコンからワンタッチで呼び出すことができる。
同じ音源を、SoundTouch対応機器複数台で同時に再生することも可能。ライフスタイルに応じて2台、3台と増設することができる。なお、1アカウントで同時に再生できる台数は、Wi-Fiなら3台まで。LAN接続は3台以上も可能。なお、家庭内で複数アカウントが存在している場合(たとえば父/母/子それぞれ個人アカウントを持っている場合など)も、製品を操作できるのはいずれか1アカウントでのみとなる。
■今後の発売予定製品
前述のとおり、“SoundTouch”シリーズは今後様々な製品展開が予定されているとのこと。現在発表されている製品を以下にまとめる。
4月11日発売
*Bose SoundTouch wireless adapter ¥23,000(税抜)
ボーズのホームシアター(55/46インチのVideoWave III system、Lifestyle 535 Series II/525 Series II/135 Series II system)に接続し、SoundTouchの機能を利用できるようにするアクセサリー。
2014年夏発売予定
*SoundTouch Stereo JC Wi-Fi music system ¥116,000(税抜)
ボーズ独自のダイレクト/リフレクティング理論を採用した超小型Jewel Cubeスピーカーと、低音再生用Acoustimassモジュールを組み合わせたスピーカーシステム。
*SoundTouch SA-4 amplifier ¥54,000(税抜)・1台
ボーズのスピーカーや手持ちのスピーカーと組み合わせて使えるSoundTouch対応パワーアンプ。
*Bose SoundTouch controller ¥12,000(税抜)・1台
全てのSoundTouch systemsをコントロールできる専用リモコン。SoundTouch Stereo JCとSoundTouch SA-4 amplifierには付属品として同梱される。
■ボーズは2014年で創立50年
「新たなホームオーディオの幕開け」(挽野社長)
同社は本日マンダリンオリエンタル東京にて発表会を開催。同ホテルのプレジデンシャルスイートルームには、ボーズのシステムが採用されているとのこと。挽野元社長らが登場し、製品の紹介を行った。
2014年に創立50年を迎えるボーズ。挽野社長は創業者ボーズ博士の思想と歴代製品を紹介し「50年の間にオーディオの姿はずいぶん変わってきたと実感している。かつては巨大な機器で構成されたステレオコンポを揃えて、ソファにゆったり座って音楽を楽しむ…というのが主流のスタイルだったが、現代のライフスタイルにマッチした新しいステレオコンポが必要とされている。これが今回の新製品であり、次世代の本格オーディオ。ボーズのテクノロジーが生み出す、新たなホームオーディオの幕開けと言える」と語った。
また、製品の説明を行ったプロダクトマーケティング部 部長の大久保 淳氏も、新製品の開発経緯について「音楽の聴き方はここ10年で大きく変化した。iTunesやネットラジオなどコンテンツの変化とともに、スピーカーにも変化が訪れている。我々が先だって発表した“SoundLink Mini”などのBluetoothスピーカーは、携帯して様々な場所で音楽を楽しめるモデルだが、家庭で使っている方もいる。それでも十分だと思う方もいらっしゃると思うが、家庭で音楽を楽しむためには、Bluetoothよりももっとフィットするものがあると考えた」と説明。
「家庭には、かたちや大きさの異なる部屋が存在する。それぞれの部屋で音楽を聴いたときに同じ感動を得るためには、その部屋にふさわしいシステムが必要だ。そして、膨大な音楽コンテンツのなかで好きな曲をすぐ見つけ出すためには、アプリのように便利なものが必要。そして高性能なシステムは、それを使いこなすまでに多くの時間と手間が掛かるが、部屋に入って電気のスイッチを入れるくらい手間無く簡単に音楽を再生できる機器が必要だ」と、「SoundTouch Wi-Fi music systems」が特徴とする「拡張性」「高性能」「簡単・手軽」という点についてアピールした。
Bose SoundTouch 30 Wi-Fi music system:¥77,700(税込)/¥74,000(税抜)
Bose SoundTouch 20 Wi-Fi music system:¥46,200(税込)/¥44,000(税抜)
Bose SoundTouch Portable Wi-Fi music system:¥46,200(税込)/¥44,000(税抜)
また、本製品の発売に先んじて、同じくネットワーク/ストリーミング再生に対応した「Wave SoundTouch music system」が2月28日に発売される。価格は税込74,550円(税抜71,000円)。こちらは既存の「Wave music system」をベースに新機能を追加したのが特徴だ。そのほかにも今後、シアターシステム等にも新機能を追加した製品をラインナップ予定とのこと(詳細は後述)。家中の様々な場所で音楽をワイヤレスかつシームレスに楽しめるシステムの提供を目指す。
■「SoundTouch Wi-Fi music systems」の概要
「SoundTouch Wi-Fi music systems」は、PC(Windows/Mac)やスマートフォン(iOS/Android)、NAS内の音楽ライブラリをネットワーク経由でワイヤレス再生できるのが大きな特徴。再生できるファイルはMP3/AAC/WMA/ALACで、将来的にはアップデートでFLACにも対応予定。ALACは96kHz/24bitの音源もワイヤレス再生可能だという。また、AirPlayにも対応。そのほかネットラジオの聴取も行える。radikoの試聴は非対応。
再生する曲のセレクトや再生/停止などの操作は、付属のリモコンのほかiOS/Androidアプリ「SoundTouch app」(無料)で行える。別売アクセサリーとして、有機ELディスプレイとボリュームダイヤルを備えたリモコン「Bose SoundTouch controller」も近日発売予定とのことだ。
■各製品の特徴
「Bose SoundTouch 30 Wi-Fi music system」は、同シリーズの最上位モデル。広い部屋での試聴に向くとしている。外形寸法は435W×247H×181Dmm、質量は9.0kg。
ボーズ独自の“ウェーブガイド・スピーカー・テクノロジー”と、新開発のウーファーを搭載し、正面上部には中高域再生用の2つのドライバーを配置。大型ステレオをしのぐクリアで豊かなサウンドを実現するという。
「Bose SoundTouch 20 Wi-Fi music system」は、ほどよい大きさで家の中の様々な場所で使いやすいというモデル。背面には持ち運び用のフックも備える。新開発ドライバーを2基搭載するほか、新設計ポートデザインを採用し、高音から低音までバランス良く再生できるという。外形寸法は315W×188H×104Dmm、質量は3.2kg。
「Bose SoundTouch Portable Wi-Fi music system」は、充電式リチウムイオンバッテリーを内蔵したポータブルオーディオシステム。外形寸法も249W×148H×64Dmm、質量1.5kgとコンパクト。4基の薄型ドライバーと独自の“デュアル・オポージング・パッシブ・ラジエーター”、そしてボーズ独自のDSPにより、小さな筐体ながら迫力の再生を実現するという。SoundTouch 30/20はLANポートを備えるが、SoundTouch Portableは無線接続のみ。
■アプリの詳細と導入方法
「SoundTouch app」はiOS/Android端末に対応。スマホ/タブレット内の音楽はもちろん、PCやNAS内の音源を選択して再生することができる。
使用する際は、まずPC(Windows/Mac)に設定ソフトをインストールし、そこからアカウントを作成。すると、同一ネットワーク内にあるSoundTouch対応機器を検出するのでネットワーク設定を行う(SoundTouch Portableのみ、最初はPCとUSB接続して設定が必要)。
6つのプリセットを用意し、お気に入りの曲/プレイリスト/インターネットラジオ局などを登録することが可能。登録したものは、アプリからはもちろん、本体天面に設けられたボタンやリモコンからワンタッチで呼び出すことができる。
同じ音源を、SoundTouch対応機器複数台で同時に再生することも可能。ライフスタイルに応じて2台、3台と増設することができる。なお、1アカウントで同時に再生できる台数は、Wi-Fiなら3台まで。LAN接続は3台以上も可能。なお、家庭内で複数アカウントが存在している場合(たとえば父/母/子それぞれ個人アカウントを持っている場合など)も、製品を操作できるのはいずれか1アカウントでのみとなる。
■今後の発売予定製品
前述のとおり、“SoundTouch”シリーズは今後様々な製品展開が予定されているとのこと。現在発表されている製品を以下にまとめる。
4月11日発売
*Bose SoundTouch wireless adapter ¥23,000(税抜)
ボーズのホームシアター(55/46インチのVideoWave III system、Lifestyle 535 Series II/525 Series II/135 Series II system)に接続し、SoundTouchの機能を利用できるようにするアクセサリー。
2014年夏発売予定
*SoundTouch Stereo JC Wi-Fi music system ¥116,000(税抜)
ボーズ独自のダイレクト/リフレクティング理論を採用した超小型Jewel Cubeスピーカーと、低音再生用Acoustimassモジュールを組み合わせたスピーカーシステム。
*SoundTouch SA-4 amplifier ¥54,000(税抜)・1台
ボーズのスピーカーや手持ちのスピーカーと組み合わせて使えるSoundTouch対応パワーアンプ。
*Bose SoundTouch controller ¥12,000(税抜)・1台
全てのSoundTouch systemsをコントロールできる専用リモコン。SoundTouch Stereo JCとSoundTouch SA-4 amplifierには付属品として同梱される。
■ボーズは2014年で創立50年
「新たなホームオーディオの幕開け」(挽野社長)
同社は本日マンダリンオリエンタル東京にて発表会を開催。同ホテルのプレジデンシャルスイートルームには、ボーズのシステムが採用されているとのこと。挽野元社長らが登場し、製品の紹介を行った。
2014年に創立50年を迎えるボーズ。挽野社長は創業者ボーズ博士の思想と歴代製品を紹介し「50年の間にオーディオの姿はずいぶん変わってきたと実感している。かつては巨大な機器で構成されたステレオコンポを揃えて、ソファにゆったり座って音楽を楽しむ…というのが主流のスタイルだったが、現代のライフスタイルにマッチした新しいステレオコンポが必要とされている。これが今回の新製品であり、次世代の本格オーディオ。ボーズのテクノロジーが生み出す、新たなホームオーディオの幕開けと言える」と語った。
また、製品の説明を行ったプロダクトマーケティング部 部長の大久保 淳氏も、新製品の開発経緯について「音楽の聴き方はここ10年で大きく変化した。iTunesやネットラジオなどコンテンツの変化とともに、スピーカーにも変化が訪れている。我々が先だって発表した“SoundLink Mini”などのBluetoothスピーカーは、携帯して様々な場所で音楽を楽しめるモデルだが、家庭で使っている方もいる。それでも十分だと思う方もいらっしゃると思うが、家庭で音楽を楽しむためには、Bluetoothよりももっとフィットするものがあると考えた」と説明。
「家庭には、かたちや大きさの異なる部屋が存在する。それぞれの部屋で音楽を聴いたときに同じ感動を得るためには、その部屋にふさわしいシステムが必要だ。そして、膨大な音楽コンテンツのなかで好きな曲をすぐ見つけ出すためには、アプリのように便利なものが必要。そして高性能なシステムは、それを使いこなすまでに多くの時間と手間が掛かるが、部屋に入って電気のスイッチを入れるくらい手間無く簡単に音楽を再生できる機器が必要だ」と、「SoundTouch Wi-Fi music systems」が特徴とする「拡張性」「高性能」「簡単・手軽」という点についてアピールした。
関連リンク
- ジャンルハイコンポ
- ブランドBOSE
- 型番SoundTouch 30 Wi-Fi music system
- 発売日2014年3月14日
- 価格¥77,700(税込)
【SPEC】●外部音声入力:φ3.5mmステレオミニジャック×1 ●外形寸法:435W×247H×181Dmm ●質量:9kg
- ジャンルハイコンポ
- ブランドBOSE
- 型番SoundTouch 20 Wi-Fi music system
- 発売日2014年3月14日
- 価格¥46,200(税込)
【SPEC】●外部音声入力:φ3.5mmステレオミニジャック×1 ●外形寸法:315W×188H×104Dmm ●質量:3.2kg
- ジャンルハイコンポ
- ブランドBOSE
- 型番SoundTouch Portable Wi-Fi music system<
- 発売日2014年3月14日
- 価格¥46,200(税込)
【SPEC】●外部音声入力:φ3.5mmステレオミニジャック×1 ●外形寸法:249W×148H×64Dmm ●質量:1.5kg