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公開日 2014/02/25 14:52
エプソン、オペラ公演で“MOVERIO”によるシースルー字幕表示実験を実施
新国立劇場オペラ研修所公演にて
セイコーエプソン(株)は、(財)新国立劇場運営財団、(株)電通国際情報サービスおよびZimakuプラス(株)と共同で、エプソンの新型スマートグラス“MOVERIO(モベリオ)”「BT-200(関連ニュース)」によるシースルー字幕表示を、新国立劇場オペラ研修所公演において観客に体験させる実証実験を行う。今回の実験が行われるのは、2月28日から3月2日まで3回公演される演目「ナクソス島のアリアドネ」。
一般的に、オペラはイタリア語やドイツ語などの言語で歌われる。そのため、舞台脇などに設置している大型LED表示機に日本語訳の字幕を表示するスタイルを採用していることも多い。しかしこの場合、観客は字幕を観るたびに舞台から視線を外すことになるため、オペラへの没入感を損なわれてしまうという課題があった。
そこでエプソンら4社は、このような課題を解決できる新しいオペラ鑑賞方法の実用可能性を検証するために、BT-200の特長を生かした字幕表示の実証実験を実施する。今回は、対象となるオペラの観客の一部にBT-200を貸し出し、シースルーの字幕表示を体験してもらう。劇場関係者および新国立劇場友の会会員などの15名が被験者として参加予定で、一般の観覧者は参加できない。
BT-200の字幕表示には、電通国際情報サービスのエリア限定型配信プラットフォーム「potaVee」を活用。本オペラの舞台進行と連動した字幕情報をBT-200にリアルタイムで配信する。また、同社では字幕機材BT-200用アプリケーションの開発も担当している。
一般的に、オペラはイタリア語やドイツ語などの言語で歌われる。そのため、舞台脇などに設置している大型LED表示機に日本語訳の字幕を表示するスタイルを採用していることも多い。しかしこの場合、観客は字幕を観るたびに舞台から視線を外すことになるため、オペラへの没入感を損なわれてしまうという課題があった。
そこでエプソンら4社は、このような課題を解決できる新しいオペラ鑑賞方法の実用可能性を検証するために、BT-200の特長を生かした字幕表示の実証実験を実施する。今回は、対象となるオペラの観客の一部にBT-200を貸し出し、シースルーの字幕表示を体験してもらう。劇場関係者および新国立劇場友の会会員などの15名が被験者として参加予定で、一般の観覧者は参加できない。
BT-200の字幕表示には、電通国際情報サービスのエリア限定型配信プラットフォーム「potaVee」を活用。本オペラの舞台進行と連動した字幕情報をBT-200にリアルタイムで配信する。また、同社では字幕機材BT-200用アプリケーションの開発も担当している。